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HR業界の変革者!circus社が挑むHRのNew Standardとは?【🏆Potentialight Selection】

HR業界には多くの企業が存在しますが、そのサービスや仕組みはどれも似通って見える、という声をよく耳にします。そんな中、circusさんはともに、HRに正解をというミッションを掲げ、独自のアプローチで業界課題の解決に挑まれています。

circusさんが注目される理由は、その先進的な取り組みにあります。シェアリングモデルを活用した透明性のある採用支援や、業界全体を巻き込むデータ共有プラットフォームの構築など、従来の枠にとらわれない発想でサービスを展開するなど他のHRTech企業とは異なる目線で事業展開をしています。

この記事を読めば、「働く」をもっと面白くしたいHR業界の課題を解決したいと考える方にとって、circusさんがどんな可能性を秘めた企業なのかがわかる内容になっています!
ぜひご覧ください!

築井亮太様(写真)
circus株式会社取締役。
大学卒業後、株式会社ティーケーピーに入社。最年少管理職を経験されたのち株式会社ビズリーチにて法人営業や新規事業の立ち上げを経験。
その後、株式会社ティーケーピーに再入社。COO直下でM&AのDD~PMI、財務、組織開発に従事。
創業期より支援していたcircus株式会社の取締役に就任。主に戦略設計やミドルバック全般を担当。

藤原裕斗様
circus株式会社人事。
大学卒業後、大手中古車販売企業の営業として従事。
その後、エグゼクティブ向けの転職エージェントとして両面型営業を経験されたのち、事業会社にて人事を経験され、circus株式会社に人事として入社。

誰もが後悔のない意思決定を当たり前にできるサービス

━━circusさんの事業内容を教えてください!

circusは2017年に設立し、現在は約80人規模まで成長した企業です。「ともに、HRに正解を」というミッションのもと、採用や人材サービスにおける透明性と公平性を追求したサービスを展開しています。
特に、業界全体の課題を解決するための独自の取り組みが市場から評価をいただいています。

弊社の特徴は、ベンチャーキャピタルの支援を受けずに事業を拡大している点です。これにより、社内意思決定が完結するため迅速で柔軟性があり、事業の方向性を自らのビジョンに沿って明確に定めることができます。
特に、自信を持って提供しているのがデータを活用した採用支援サービスとシェアリングモデルの活用です。これらのサービスにより、企業と求職者の双方が適切な意思決定を下せる環境を整えています。

特に、企業と人材紹介会社を繋ぐプラットフォームである『circus AGENT』は、エージェントが目の前の求職者に自信を持って良い求人を提案できるサービスとなっています。

HR業界が抱える大きな課題の一つは、情報の非対称性と透明性の欠如です。求職者にとって、企業の内部事情や募集背景、業界内でのポジションは見えづらく、逆に企業側からも求職者の実情や適性が十分に伝わらない状況が一般的です。このギャップが、不適切なマッチングや早期離職といった問題を引き起こしています。

また、HR業界出身の方は理解いただけると思うのですが、リクルーティングアドバイザー側が何件新規開拓できたとしても1円にならないですよね。
これは成果報酬制のビジネスモデル上仕方ないことではあるのですが、手間暇かけて10件開拓できたとしたら売り上げを上げるために「押し込む」方法を考えてしまうのも無理はないと思うんです。

circusは、この課題を解決するためにシェアリングモデルを活用しています。このモデルでは、企業、人材エージェント、求職者といった関係者が持つ情報を共有・連携し、採用の精度を高めています。
例えば人材エージェント向けの『circus AGENT』というサービスでは約5万件もの求人にエージェントがアクセスできるんですよね。
これによってエージェントの思考も「必死に開拓した10社に候補者さんを押し込む」というところから、「幅広い選択肢の中から目の前の候補者に合う企業を考えて提案する」という方向に自ずと変わっていくと考えています。

私たちはあくまで裏方として、事業者や人事の方を支えたいという気持ちで、お客様の結果に結びつけるためにやれることは全てフォローさせていただいた結果、今では本当にありがたいことに2023年に契約エージェント数No.16年連続200%成長を達成することができています。

さまざまな特技を持つ演者たちが共に一つのショーを作り上げる"サーカス"のような存在に

━━築井さんはなぜcircusさんにジョインされたのですか?

代表の矢部に惹かれたのが一番の理由ですね。
矢部のコミット力やメンタルのぶれなさ、意思決定に自信がある点が魅力でしたし、出会った時のビジネスの構想を聞いた時に直感的に「これは業界を変えるビジネスになる」と思ったんです。

昔から良いものではないものを世の中に広げたくない気持ちが強かったため、矢部から聞かせてもらったアイデアを考えるだけでワクワクしたので参加することを決心しました。

━━事業展望を教えてください!

最終的にはMRM(マーケティングリソースマネジメント)のHRtechになることを目標にしています。

circusは「ともに、HRに正解を」というミッションを掲げているのですが、世の中にあるHRtech各社はそれぞれ素晴らしいサービスを展開されていると思うので、そういう熱意がある事業者のステージを作っていきたいと思っています。
その意味で弊社が"正解"をどう捉えているかというと、誰もが後悔のない意思決定を当たり前にできるように、HRにおけるビジネスインフラを作っていきたいと考えています。

circusは採用を単なる「マッチング」ではなく、意思決定のプロセスそのものをより豊かにすることを目指しています。
この取り組みを支えるのが、circus独自のシェアリングモデルです。このモデルは、業界全体が持つ情報を効率的に活用し、企業と求職者がより良い出会いを実現する仕組みです。
例えば、企業間やエージェント間で求人情報や人事情報を共有することで、採用成功率を上げるだけでなく、求職者が本当に価値を発揮できる職場を見つけられるよう支援します。

さらに、circusの理念には「ともに」というキーワードが深く根付いています。これは、企業や求職者だけでなく、業界全体が協力し合い、最良の形を模索するという考え方に基づいています。
circusの名前の由来も「さまざまな特技を持つ演者たちが共に一つのショーを作り上げるサーカス」にちなんでおり、HR業界全体がそれぞれの強みを発揮して働ける環境を作る、という思いを象徴しています。

circusのビジョンは、単なる事業目標ではなく、社会全体の「働く」の在り方を変える大きな挑戦でもあります。このビジョンを共有し、一緒にその未来を作り上げていく仲間を求めています。

━━今circusさんにジョインする面白さを教えてください

一言で言うとなんでもやれるのが面白いポイントだと思います。

縦のキャリアで言えば役職も取りに行けますし、横のキャリアで言うとジョブローテーションのサイクルもありますし、組織や事業作りにも携われます。

社員一人ひとりの価値観やスキルが尊重されており、多様な背景を持つメンバーが互いを補完し合いながら、目標に向かって進んでいます。
「全員が自分の人生の主人公」という考えのもと、それぞれが主体的に行動し、チーム全体で成果を出すことを大切にしています。

また、私たちは日本の慣習で進めていることの前提から疑って事業作りをしているため、本気で世の中を変えられると信じています。

日本のサービスを良くするためには競合同士で争うのではなく、業界全体で手を組んでよくして行ったほうがいいと思っています。
そのための事業作りを今後もしていく予定です。

編集後記

人事の藤原さんとは2年前に転職活動をされているときに初めてお話ししました。その後、circusさんに入社されたことを伺い、今回のインタビューを執筆するに至りました。

インタビューを通してcircusさんは、HR業界の課題に真摯に向き合い、新しい未来を切り開こうとされていることがわかりました。
また、あくまで自分たちは裏方で、演者である事業者や人事の方を支えたい気持ちでHRのインフラになるべく奮闘される姿は、同じHR業界に身を置く人間として共感できる部分がありました。


「circus様のことをもっと知りたくなった!」という方はぜひ一度お話ししましょう🙋‍♀️



↓執筆者✍️