アニキ×牛丼
9/11(水)
天気:晴れ
「ヘロヘロ」
これは昨日の朝の、僕の動作音である。
なんだか腹が減って力が出ない....ヘロヘロ。
そんな状態でバイトに行った。
んで9時過ぎにお店に到着したのだが、あれ?お店が開いてる。
開店作業は僕の仕事だから、まだお店は開いてるわけないし、誰もいないはず....
暴漢!
こりゃ暴漢にちげえねえ!
僕はその辺にあった棒っきれを掴んで、おそるおそるドアを開けた....
「うぃー、おはよ....どした?」
そこには怪訝そうな顔で僕を見る店長の姿が。
なんだぁぁぁ、アンタか!
ホッと胸を撫で下ろす。
どうやら早朝の業務があるとかで、ずっとお店にいたようだ。
安心したのも束の間、こんどは店長が急に心配そうな顔をして僕を見つめてきた。
「おいぽてと、朝飯食った?元気なさすぎじゃね?」
そんなにか!と思いつつ、まあたしかに自覚はあったので
僕は正直に、自分は朝起きて飯など食べずに着の身着のまま出勤してる怠惰な人間であることを告げた。
そしたら店長、いや、アニキ(漢・大将・親分・ボス...etc)は
「牛丼屋は24時間営業だよな?」
と聞くやいなや、財布片手に出かけていったかと思うと
10分ほどしてビニール袋を提げて帰ってきた。
ま、まさかアニキ...!
「ほら、食わなきゃ倒れちまうぞ!」
(ドンッ)
アニキいィィ〜!!
はぐはぐはぐはぐはぐはぐはぐはぐぅ!!
おかげさまで心も身体も完全に目覚めて、マジサイクゥってなわけよ。
「売れたら俺もテレビに出してな(笑)」
と言われたので、僕は牛丼貪りながらブンブン頷いた。
口約束よりも信頼度が低い首約束だが、アニキこと店長は喜んでくれたようだ。
んで最後は抹茶ラテをゴキュゴキュ飲んで牛丼を流し込み、フィニッシュ。
かああああぁ!!
もう毎朝これでいい!これがいい!
店長ありがとうございます!!
追記:吉野家の肉、めちゃ美味かった!