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世界を股にかけて。
ゲイドルのぽたろうです。
小学校の頃、ポケモン赤緑と同じくらいハマったゲームが光栄(現:コーエーテクモゲームス)の歴史シミュレーションゲームだった。
ジャリボーイだったあの頃、父親が買ったスーファミのソフトにありつくくらいゲームに飢えていた。
周りの友達がプレステや64でモンスターファームやスマブラやゴールデンアイをプレイしているなか、私はせっせと父親の歴史シミュレーションゲームを週末にプレイして過ごしていていまだに思い出として残っている。
にしても父は、三國志とか信長の野望とかではなく大航海時代と青き狼と白き雌鹿を選んだのだろうか。
あとは提督の決断もあったような気もするけど私は結局やらなかった。
ということで、大航海時代から簡単に紹介していく。
大航海時代シリーズは、大航海時代を舞台に探索、海戦、交易を進めるリコエイションゲーム(注:ロールプレイングゲームとシミュレーションゲームの中間に位置するという光栄の造語)。
私は大航海時代IIに小学生の頃はまり、大学に入ってノートパソコンを手に入れてからはIV、外伝をプレイした。(IIIも買ったけど対応OSを持ってなくて動かなかったから手放してしまったことに後悔)
大航海時代シリーズは自由度の高さがうりで、名声というステータスを高めることでシナリオが進んでいく。シナリオを楽しむのも良いが無視して自分なりの世界を築いていくのもありだ。
他船を襲う海賊行為をするもよし、交易で爆益を上げるもよし。大航海時代外伝のようにシナリオ目白押しの作品も力試しをしてるようで悪くはないのだが。私はこのゲームで世界の地名を覚えたといっても過言ではない。
小学生の頃は無知すぎて(いまみたいにネットに簡単にアクセス出来る環境がなかったのもあるが)モンスターファームでストレスフルにして早死にさせたように、大航海時代IIでは暴風雨の対処法が最初わからず、よく沈没させてゲームオーバになったのも良き思い出。攻略本も父が買ってあったのを飽きることなく眺めて、遊び心のある感じが良かったなあ。
(当時の食事を再現するなんてコーナーもあった)
続いて、蒼き狼と白き牝鹿へうつる。
蒼き狼と白き牝鹿シリーズはチンギス・ハーンとモンゴル帝国の時代に世界統一を目指すシミュレーションゲームである。
私は三作目の元朝秘史を小学生の頃プレイし、大学に入ってノートパソコンを手に入れてからはIVをプレイしたもののそこまではまらず、元朝秘史を相変らずプレイしている。
本作では内政で国力強化、戦闘で国土拡大、自国内での統治(各国将軍に委任)を行うのだが、オルドという妃と一夜をともにしての子作りが最重要コマンドといっても差し支えない。
当時はあまり意味がわかっていなかったが、男の子は後継者に、女の子は将軍に嫁がせて親族に迎え入れることが出来る。当主が亡くなって後継者がいないとゲームオーバになるので何世代にもわたって国力増強していくうえで妃との子作りは欠かせないのだ。また、忠誠度の低い将軍には裏切られて独立されて兵力も食糧も国ごと持っていかれるが、親族は裏切らない。
適宜オルドを間に挟みつつ政治しつつ端から攻めていくわけだが、ラッチという妃が(拉致から来ているのだろうが)半ばトラウマものでした。
最高なのだけれどね。自らプレイせず全部COMにして国のうつろいをみるだけでも楽しい。象兵を揃えてぱおーんと自ら遠征するのも楽しい。
チンギスゲーなので最強は蒙古騎兵なのですが。
てなわけで、私は世界を股にかけたゲームが好きなのかしら。
最後に私が餓鬼の頃にはまった二作の現状を少し触れておきましょう。
大航海時代シリーズはスマホ向けに「大航海時代V」「大航海時代IV」をリリースしたものの(Vは厳密にはブラウザゲームだが)、芳しくなかったのかどちらも2021年3月31日にサービス終了することが発表されています。
そして名作「大航海時代II」をベースにしたスマホ・Steam向けの「大航海時代Origin」をLINE Gamesと共同で開発中で2021年で公開予定らしい。
大航海時代Vは途中までプレイして、わりかし序盤で難易度についていけなくなって(ガチャないと厳しいのかしらん)、VIはプレイしていなかった。Originに期待するしかないけど、課金周りがどうなるか気になるわねん。
蒼き狼と白き牝鹿シリーズは1998年の「チンギスハーン・蒼き狼と白き牝鹿IV」以降、新作が発売されておりません。
光栄みずから信長の野望と三國志とあわせて本作を「歴史三部作」と称していたようであるが、全二作との差が激しすぎる。
このゲームをきっかけにモンゴル帝国や元に関する本をいくつか読んだし、国名を覚えたり世界史が好きになったり素敵なゲームだと思うからこそ、新作を出してくれないかしら、なんて願っておりますが。
以上、世界を股にかけた壮大なシリーズにハマった話でした。
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