13歳からのアート思考
■書籍名 13歳からのアート思考
■著者 末永幸歩
■所感
アートとはいったい何かという問い自体は、僕が10代からずっと抱いてきた問いである。岡本太郎の「芸術と青春」を読んで芸術に触発されたところから始まり、20代の頃は芸術とは何かということをずっと考えてきた。当然にして、突き詰めるほど謎の深まる「ゲイジツ」である。掘れば掘るほど、自分の表現したいという理想的なイメージとの乖離を感じ、いつの間にか表現すること自体に疲弊し、トラウマ的な恐怖を感じてしまうノイローゼ状態に陥っ