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Microsoft365によるDX化の実現をサポートする会社のブログです。 Power…

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Microsoft365によるDX化の実現をサポートする会社のブログです。 Power Platformを中心に、DXの考え方などを発信 https://pot-cross.com/

最近の記事

Excelにデータを貯めるとつらくないかい?

どんな業務でも利用されているツールの一つがExcelだろう。帳票にも使われていたり、データを管理するのにも使われていたりする、全世界で愛されてるツール。もしかしたら一番使われてるツールだったりするのではないだろうか? そんなExcelだが、主に表の管理に使われている。月次の売上予実管理であったり、会計に使われるデータであったり。 そんな毎月溜まっていくデータを、月ごとにタブことに表にまとめたりしていくうちに1年が経過し、流石にタブの数も増えてきたので別のExcelファイルに

    • DXツールが使われなくなる理由

      DXを行うときは何かしらITツールを使うだろう。 新規にITツールを導入することもあれば、実はすでに導入済みのツールを詳しく掘り下げると業務にフィットすることもある。 どちらの場合でも、既存の業務では利用していなかったツールを使うことになる。 ツール選定のときも、ドコドコ社の事例などを紹介されて、なんとなくよさそうに見えたり、実際には操作しない決済者があの会社も利用してるなら、導入しようとかいう判断で導入するケースもあるとは思うが、兎にも角にも便利になるであろうという何かしら

      • AlteryxとSharePointのはまりポイント

        いつもはローコードやITリテラシーのメリットデメリットを中心に書いているが、今回は少し技術よりのことを書いてみようと思う。 といっても、プログラミングコードが出てくるようなことはないので、気軽に読んでいただければと思う。 Alteryxについてプログラミング不要で、データ処理や分析などを行うことができるツールで、大手外資コンサルなどで導入されてるツールになる。 その他にも、求人サイトでAlteryxの求人を調べると、日本でも大手証券会社などもヒットするようなツールである。

        • 現場でDXする効果について考える

          DXを行う際には、基本は既存業務を効率化することを考える。BIツールを使って新しい指標を分析するというパターンもあるが、基本はあまりうまくいかず、既存業務の業務効率化のほうがフィットする場合が多い。 なぜなら、業務増えても給料もかわらない場合が多く、やらされるほうは乗り気ではないパターンが多いから。 既存業務の業務改善の場合は、残業代が減って嫌がられるケースもあるけれども、業務が忙しすぎてどうにかしないとならん!というパターンも。 後者のパターンの場合はぜひともDXして業務

        Excelにデータを貯めるとつらくないかい?

          データ連携のDXを考えよう

          DXを考えている方々は、もちろんのことデータを扱っているはずだ。 見込み客データだったり給与データだったり。 それらのデータを扱うには最近だだとSaaSを利用することもしばしば。しかし、SaaSも細分化されて業務に特化した製品であることがほとんどだ。 組織のデータや年末調整など人事データだけを扱うSaaSであったり、勤怠だけを扱うものや、顧客状況を管理するためだけのものなど、各分野に特化したものが多いし、導入実績もなかなかのものだ。 SaaSとしても領域特化したほうが業務の網

          データ連携のDXを考えよう

          DXツールを入れてもExcelに逃げる現象

          DXするにあたって一般的にはなにかしらのITツールを導入することになるだろう。SaaSであったり、もしくはローカルPCで動くETLツールやBIツールなど。 これらのほとんどは、データを扱う者たちになる。SaaSは基本はデータを保管するもので裏側ではデータベースにつながっている。 ETLツールは、データベースなど、一般的にはデータレイクと呼ばれるような、なにかしらデータをためておくところにからデータを取得して、集計や加工を行うのに使われる。データ分析とかしたい方などには使いやす

          DXツールを入れてもExcelに逃げる現象

          DXはデータの持ち方で難易度が変わる

          DXするには、データを扱うことになる。 データといってもいろいろだ。売上データ、会計データ、見込み客データ、人事データ、勤怠データに給与データと業務に関係しそうなデータを少し考えるだけでこれだけ出てくる。 日々なにかしらのデータを扱いながら仕事をしているのだ。 人事データなどはSaaSなりパッケージシステムなりを入れていればデータベースにきっちり格納されているパターンが多いので、何かしら分析するためにBIツールなどを利用しやすいパターンが多いのではないだろうか。 というのも、

          DXはデータの持ち方で難易度が変わる

          ミスをなくすにはDX

          人の手で行う計算と、機械が行う計算。どちらがミスがないか?というとそれは後者になる。 しかし、機械つまりはITツールになるのだけれど、計算パターンを洗い出し、例外が起きないような計算フローを組めれば、ミスは激減する。 そのためには、業務をルーチン化する必要はあるのだが、ミスは減る。 そして属人化も減る。 人が計算するとミスは起きる。Excelで計算していたら、計算対象のセルの指定を間違ったり、使用する関数を間違えたり。 例えば、毎月計算しないと行けない業務があった場合、先月

          ミスをなくすにはDX

          DXは、結局はどんなメンバーがいるのか?で選ぶ

          本日はDX支援や技術支援にコンサルの方々とDXについて話す機会があったので、その時の気づきを書こうと思う。 結論としては、今までと変わらず、集まってるメンバーでワークするものにしないとな!ってことには変わらないのだが、新しいツールや今までのツールなどいろんなツールを扱う方々のお話を聞いてみて、やっぱりここがキーポイントだよなという再確認ができた。 新しい技術やツールはキラキラしていてかっこよく見える最新技術はやっぱり便利そうに見える。 それは我々も、お!面白そう!とか、こう

          DXは、結局はどんなメンバーがいるのか?で選ぶ

          DXツールが身近にあることに気づいてますか?

          日々業務で利用しているExcelやWordにPowerPoint。使わない日はないのではないでしょうか? これらのツールは昔から使われているけれども、起動の仕方は変わっています。 昔はローカルPCのアプリとしてEXE形式でインストールされており、Excelのショートカットアイコンなどをダブルクリックすることで起動していたが、最近はブラウザで利用できる。関係者と共有して同時編集できるようにだってできているんだから、進化したものだ。 だがしかし、進化はこれだけではない。 ライセン

          DXツールが身近にあることに気づいてますか?

          PowerAppsでイベントタイムキーパーを作った話

          最近は、ローコードはローコードでも、AlteryxというローコードのETLツールのお仕事でAlteryxばかりさわっている気がしますが、梅雨入りした日本列島のみなさん!いかがお過ごしでしょうか? もちろん、ローコードつかってDXしてるよ!という反応、ありがとうございます。 Alteryxってなんぞや?という声が多ければ、Alteryxの記事も書いていこうと思いますので、スキのクリックをお願いします。 今回は、タイムキーパーアプリをPowerAppsで作成した話です。タイムキ

          PowerAppsでイベントタイムキーパーを作った話

          DXを阻むものは、それEXCELでもできる。だ

          DXをすることにより、業務を効率化することは、人手不足のこの時代には必須だ。人手不足でなくても業務効率化して、空いた時間で他のことをすればいいのだ。新規事業にチャレンジしてもいいし、もっと業務効率化して早く帰宅したっていいじゃないか。成果物が同じなら楽したほうがいいじゃないか。ということで本日もDXのリアルを語っていきます。 現代業務では必須ツールのExcelほとんどの業務で使われているITツールがExcelだ。 計算するとき、表を作るとき、なんなら請求書などの書類作成にも

          DXを阻むものは、それEXCELでもできる。だ

          属人化をなくすにはDXが必要

          前回の記事とも関連しているのだが、属人化をなくすことは、業務を行っていくうえでは大切なことだ。 社員が休んでしまって業務がまわらなくなるのはよろしくない。回ったとしても、他の社員の方が残業だったりと負荷がかかる。もし、退職などが発生してしまった場合は引き継ぎ業務や、新規に採用している間にも業務は行わなければならない。 最近では新卒社員の定着率低下や、人材不足による採用のハードルが高くなっているなどの、採用市場の状況を考えても、脱属人化できる部分はしておく必要があるだろう。業務

          属人化をなくすにはDXが必要

          DXのメリットは工数削減だけじゃない!本当のメリットとは?

          DXするときに話題になるのは、効率化だ。 新しいツールを導入して工数が何日削減される試算だのなんだのと話題になることがほとんど。 しかし、本当に工数削減がメインのメリットなのだろうか?工数削減以外についても考えてみることにする。 工数削減確かにメリット工数削減はメリットだ。そもそも非効率な業務を効率化するためにITツールやSaaSを利用してDXを行おう!ということからプロジェクトが始まることがしばしば。もちろんデータを取得して分析したいからDXをするというスタートもあるが、

          DXのメリットは工数削減だけじゃない!本当のメリットとは?

          導入済みITツールでDXをするメリットについて考える

          現在の企業ではSaaSをはじめとしたITツールを導入しているところがほとんどだ。 例えば、会計や給与計算業務で利用するSaaSや、メールからエクセルなどのOfficeツールを含んでいるMicrosoft365が代表例だろう。 これらのITツールを利用して日々業務を行っているはずだ。が、しかし、これらをフル活用して業務効率化を行っているか?と質問すると、みんなシーンとなってしまう。 それもそのはずで、全体像を知らずに、自分の既存知識だけで利用しているケースがほとんどだからだ。

          導入済みITツールでDXをするメリットについて考える

          リマインドメールを自動化をしたときの所要時間とその効果について考える

          タイトルの通りであるが、自動化するためのPowerAutomateの作成時間とその効果について考えてみる。 以前に以下の記事を書いた。 これは記事を書きながらサンプルを作ったのだが、これの効果について考えてみる。 作成したPowerAutomateは1ヶ月に1度提出するようなもの、例えば勤怠とか交通費精算などの提出リマインドメールを想定して作成した。 PowerAutomateのアクションの数としては2つ。 実行日時指定と、メールを送信するというアクションのみを利用して作成

          リマインドメールを自動化をしたときの所要時間とその効果について考える