奈良 郵便名柄館へ
郵便名柄(ながら)館をご存じでしょうか。
今日は奈良県御所(ごせ)市にある、旧郵便局がリノベーションされた郵便資料館に行ってきました。
佇まいからして、良さがある。
この面の淡いさくら色は、昔実際この色だったことから再現をしているそう。
平成27年に、郵便局がもつ人と人との繋がりや出会いを大切にしたい、という思いのもと
カフェも併設されて生まれ変わったのがこちらです。
資料館は見学自由。
旧局舎に残されていた古い絵葉書や木製のポスト等が展示されていて、その歴史を教えてくれます。
今、たんたんと紹介しているような感じに見えるかもしれませんが
滞在してる間胸アツ過ぎてつらかった。
落ち着く店内では、ランチメニューも人気。
そして、イチオシはこちら
コーヒーを頼むと、なんと切手がついてくるという粋な計らい
のむ
のむよ
この後切手だけも購入
これが正義。
切手とアイスコーヒーもとい、
つめたい珈琲の組み合わせ、
最高 of 最高
何度も見てしまう
…あ… なにこれ
もう動けない
(早く飲め)
しばし放心。
なんだこの愛らしさは
駄目だ、本気でやられる。
暑さのせいなのか胸が苦しい
(店内は大変快適な温度です)
ふと視線を上げるとそこには
おや
おや そこの赤いのはもしや
きたーーーーーーーーーーーーーーー(ノーフィルターです なんて赤いんだ)
これまた収まり良く
緑の芝生、台風一過の青空になんて映えるんだキミは
というかなんていうか
なんか、
大変なものを目にした。
(我が目を疑う)
あまりにキマってて笑いがこみ上げてくるなんて、リュック・ベッソン監督のトランスポーター イグニションを観て以来。
大きい… 切手…
わあい
あはは
横山大観の富士山も、実際の絵画と同じくらいの大きさになっていたし
反対側も
凛々しさ…
そして、思ってもみなかったことが。
なんと裏から見られる
まさかの裏。
こんなことがあるなんて
このお方の足元は
政治家でもあり文筆家でもある堺屋太一氏のお言葉
深く 頷く。
落ち着いて、
手紙を書くんだ…
店内に戻り、しばし手紙タイム。
とそれもつかの間。
店内にある本棚に目が行く。
そこには先ほどの堺屋太一氏の著書も。
落ち着かない私に、Tegami Cafe 責任者の高村さんが声を掛けてくださった。
そしてアルバムを見せていただく。
元の姿ですよ と。
こんなに老朽化していたそうです。
屋根が落ちている。
しかし、アートイベントの会場にしよう!と手を加え、そして実際にインスタレーションを行えて、その時に来た方をおもてなししたいな とお菓子を焼いたことから今のカフェが出来たそう。
優しい空気で、居心地がよい!
また絶対に来たい場所。
近隣も、色々と見所があります。
ゆっくり時間をかけて滞在したい。
そして投函。
すると、ご近所から、ショパンの別れの曲を練習するなんとも和む音が聴こえてきた。
あまりに出来すぎではないか
絶妙な和み空間。
もう現世に戻れないかと思った。
ありがとう
郵便名柄館。
また必ずや、再訪させていただきます。
皆様もぜひ、奈良の旅にはこちらもリストに入れてください。
それでは、また。
POSTORYでした。
ああ なんてスペイシー!
宇宙と交信してそうな万能感。