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勤務462日目 ☆祝200万貯金☆毎日配達が遅いとどうなるか

200万貯まりました。

証拠画像を載せたいところですが3口座に分散していて、それぞれを載せても迫力に欠けるのでやめておこうかと。

3口座のうち一つは証券口座に100万円突っ込んでいます。
少し前に株をはじめて(株式投資は昔からの夢だった)、増えたり減ったりと株の難しさを痛感(現在プラス3万円)。

ほぼ金を使わず10年無職ですごした実績があるので、資金管理はうまいと思いたい(思いたい)。

本題。

同じバイクに乗り、同じ区を担当しても、人によって配達の早さは異なります。
常に小走りする人もいるし、背が高い人なら腕を伸ばして届くポストの範囲が変わるし、ゆっくり慎重に配達する人もいる。

課長以上の上司方は、決して「配達を早くしろ」などと言いません。
一昔前の郵便局ではパワハラが横行していたそうなので、あったのでしょうけれど。

班員同士でも「もっと早くしろ」と言う人はいませんが、しかし遠回しに言われます。
配達が遅い人が休みの日は、稀に軽い陰口を言う人もいます(稀です)。

班の中ではやはり、早い人が「上」になるんです。
早い人が褒められ、早い人が賞賛され、
遅い人は「できないやつ」と思われます。これは避けようのない事実。
配達が早い人は「偉そうに振る舞える権利」を持ちます。

班が担当する配達区には、郵便局から近い区(多くは建物が密集している区)と、郵便局から遠い区(たいがいは田舎)があります。
で、ウチの班はほぼ固定区で、ぼくは郵便局から遠い区しかやっていません。

当然、郵便局から遠い区は配達に時間がかかります。
田舎なのでポストの位置はめちゃくちゃ。バイクから降りてポストまで歩かなければならない家がほとんど。

ぼくは最初の頃こそ毎日必死こいてダッシュして配達していましたが、毎日続けるのはアホらしいと思い知り、やめました。
わざとゆっくり、なんてことはしていませんが(わりと真面目に配達している)、ほぼ走らないです。
無茶をつづけると足腰を悪くするのが早まるでしょうし(すでにちょっと腰が痛む)。

加えて、ぼくは班で唯一50CCのバイクです。

休みがあれば免許を取りにいくのですが、期間雇用社員(バイト)はあまり休みをもらえないため、自動車学校に通う時間もなく(いいわけ←)。

なにが言いたいかというと、ぼくは配達が遅いのです(だろうね)。

が、しかし、そんなぼくより遅い人もいます。
それも110CCに乗っていて、ぼくよりずっと先輩で。

それが本当にありがたい。
そのひとたちがいなかったら、ぼくはいまより肩身が狭かったでしょう。

局から近い場所を配達している人たちは、いつも必ず帰局が早いです。
早く帰るとなると、当然その人が「遅い人」の面倒をみなければならなくなる(応援システム)。
そうしろという部長の圧もあるし、超勤時間の問題もある(三六協定)。
応援されると、より肩身が狭くなるのです。
応援されたくない、と思うのですが、そうはいかない(三六協定)。

ぼくは班の中で1、2を争う遅さで(そもそも担当の区が1、2を争う重い区)、それでも走らずマイペースに配達をやっているわけで、それで超勤がかさんで班の人たちに迷惑をかけまくっているのです。

が、それで辞めさせられることは絶対ありません。

郵便配達は頭数が足りないと、信じられないほど辛くなるからです。
なのでひとり欠けている「欠区」のときは本当に嫌です。
いきなり休んだ人はわりと強めに陰口を言われます(「突発」と言います)。

「突発」で「欠区」になると、郵便が少ない日であっても帰りは遅くなります。
この仕事、ひとりの力がすごく大きい。
いくら配達が遅い人でも、その人が休むと、全員にその人が担当するはずだった物量がのしかかります。

ウチの班だけかもしれませんが、突発は多いので、朝メンバーが揃っているだけで安心します(ぼくはいまのところ一度も突発はない)。

この仕事は「配達ができる」という最低条件さえ可能なら、配達がいかに遅くても、人格がある程度問題アリでも、存在が許されるのです。

毎日配達が遅いとどうなるか。
他の班員は応援を強いられ、班員から「下の存在」として扱われ、肩身が狭くなる。

ただそれだけです。

「やる気ないです」と言って「じゃあもう来るな」なんて100パーセント言われない。なんとかがんばってくれとお願いされます。
辞めようとすれば「あともう少しやってくれないか」と懇願されるはず。
誰でもできる仕事なのにすぐ代わりを用意することがかなり困難だからです。

考えようによっては、楽できる仕事ですよ。
外で動き回ることが苦の人にはおすすめできませんが。

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