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勤務436日目 言いたいことは山ほどある

まだ働いています。
もうすぐ200万貯まります。

ぼくはこれまでアルバイト含め8つ仕事をしたのですが、どれも長続きせず、高卒で就職した某自動車部品製造工場の仕事が最長(たった8ヶ月)でした。

郵便配達はあと3ヶ月やったら2年目になります。
そこまでやっていると思うし、あと1年は続けている気もします。

が。

もう本当に、やる気がないのです。
とっくの前に風前の灯火だったぼくのやる気。小さなことの積み重ねで、その火も完全に消えました。

辞めたい。
つまらない。
毎日再放送。
同じ話の繰り返し。
どうでもいい話の繰り返し(聞いているふりをしていないと怒られる)。

しかし、まったくやる気がなくても、この仕事はやれるんです。
順立て、バイクの安全運転、投函。それだけやれていればいい。

どれだけゆっくり配達しても怒られない(どうでもいい話を聞いていないと怒られる)。
どれだけ超勤がかさんでも怒られない(どうでもいい儀式をきちんとこなさないと怒られる)。

この会社はクソだと言う先輩も、クソのぬるま湯につかりすぎてこの会社のクソを班員に大事に守らせるようになる始末。

某掲示板を開いても、やはりいかにこの会社がダメか書き込まれています。
ここ数年の物流ボーナスステージで一切業績を伸ばせていないところなんて、「上は経営判断ができない無能しかいませんよ」といっているようなもの。

郵便の量は年々減って収益が着実に減少しているですが、それで上はどんな指示を出していると思いますか。

・物販営業活動の義務化
・超勤を減らすために一日の超勤時間を決める
・支社に「ウチはこれだけ仕事してるんです」と証明するためDOSSの物数入力を丁寧に義務化

物販営業なんてやめたほうがいい。あるいは得意な人だけがそれをやればいい。
まずほとんどの配達員に営業能力はないです。その上、売れないものを売っても時間の無駄。
いまやスマホでほしいものを簡単に安く買えるんです。

一件物販をこなすのにまずたくさんのお客さんに営業をかけて申込用紙を書いてもらって(あるいは配達員が書く)何日か後に配達に行って時間のかかる代引きをするんです(現金のみ)。

そもそも現金での取引が時代遅れになりつつあります。
窓口に行けばなんらかのペイが使えるので年賀状も郵便配達員から代引きで買うより窓口で買うほうが楽だし都合がいいはず。

超勤を減らすために「今日の超勤はこれだけ」と決めているのですが、これは「1000秒をゆっくり丁寧に数えなさい。これまで増やしに増やしてきたどうでもいいルールや基本動作を徹底すること。ただし500秒で数えなければあなたの評価を落とします」なんて言っているようなもの。

ひかえめにいって無能ですよ。
ひかえめに言わなかったら書けない言葉が出てきてしまう。

でもってDOSSの件ですが、上はこの入力を見て、仕事の評価を決めています。
これがきちんとやれていないと、いくら配達を真面目にこなしていても「仕事ができていない」と判断するのです。

しかしこのDOSS、簡単に修正したり数字を盛ったりできるんです
なので配達物数が少なくても数を多くしておけば「よく働いている」という評価になるのです。
この時点でDOSSでの評価システムは破綻してる。

なので、時間を無駄にしているだけのDOSS入力は廃止すべき(あるいは極力削るべき)なのですが、なぜかそれをしない。

考えはじめるとどんどん気持ち悪くなってきます。
こうしたほうがいいという意見はほとんどの配達員が思うことなのですが、上は現場の意見を絶対、聞きません。

なので考えないようにして、ただいうことを聞き、毎日朝のお遊戯をし、儀式をし、郵便を処理して疲れ果てて帰っています。

時代遅れなことばかりなのに、損を切ろうという意識が、この会社からはみじんも感じられない。
現場は「上」のための仕事を強いられる。

日本郵政はいずれ、どうしようもない状況に追い込まれるときがくると思います。
くるはずです。このまま行けば。

年賀も郵便も年々減る一方(できもしない営業に頼る始末)。
荷物ならヤマトのほうが利便性はいいです。

日本全国どこにでも小さな郵便局があって、日本のすべての家に郵便の配達があり、それを真っ赤なバイクで回る。
唯一無二の仕事ですよ。
多くの可能性があるはずなんです。

それなのに可能性を延々いかせないまま、年々衰退しております。

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