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24.困ったことをする子が一番困っている。今、ベン・シモンズもそうだと思う、、、。


NBAベン・シモンズという選手がいる。

彼が状況が今、NBAの中である意味、一番話題となっている。

彼の状況を分かりやすく説明すると、去年の大事な試合の勝負どころにおいて消極的な姿勢が目立ち、チームは敗退。

それに対しチームやファンから戦犯扱いを受け、シモンズは不信感を持つようになった。

オフにチームにトレードを要求したが、引き受け先が見つからなかった。


オールスター選手のシモンズと釣り合いのとれる選手としか取引に応じない姿勢を球団は明かしていた。


だが、シモンズと球団が揉めていることから足元を見られるようになり、球団はトレードをまとめることができなかった。


そうした条件での交渉が、そう簡単に実現しないのは明らかとなった。


話はまとまらず、新シーズンのトレーニングキャンプが始まった。


シモンズは練習場に現れなかった。


シュートエリアの小ささと、消極性の問題はあれど、選手としての能力は確かなシモンズ。


チームにとってもオールスター選手のシモンズの損失は痛手だ。


また、試合に出て、改めて能力の高さを示せれば、トレードもしやすくなる。


そういった背景から、10月5日(同4日)に行われたプレシーズン初戦のトロント・ラプターズ戦までにチームに戻らなければ、22万7000ドル(約2500万円)の罰金処分となり、毎試合欠場するごとに同額が差し引かれることになると報じられた。


これにより、シモンズは遅れてチームに合流、、、したのだが、覇気のない姿勢に、HCから「帰れ」と言われてしまう。


そういった状況からチームメイトからも擁護の声が聞こえなくなり、さらに不信感を強めるベンシモンズ。


だがトレードはまとまらない。


シーズンを開幕しても試合に出ることを拒否した。 


フィラデルフィア・76ersは、開幕から欠場が続くベン・シモンズに罰金を科す。


これに対し、シモンズはメンタル面の不調を訴えた.


メンタル面の疾患の場合、チームは給料の支払いをしなければならない。


こういった処置に対し、ネットでは

「これだけ練習や試合を休むメンタルの持ち主のどこがメンタル障害だよ。」

「金貰ってるんだから働かないとって、普通の労働者なら思うけどね。」

「一般企業で言うならば業務放棄。」

というコメントを見つけた。


日本社会は我慢をベースに回ってる部分があるとは思う。


それ故に先ほどのようなコメントも出てくるのだろう。


これは休職中に私がまさに「こう思われてるんだろうな、、、。」と思っていたことだ。


シモンズ自体、本当は練習にも、試合にも出たいが、行けないような状態になっているんだと思う。


戦犯にされ、チームは敗退。


トレード要求したけど移籍先が見つからない。


球団やチームメイトに会いづらい。


気まずくてトレーニングキャンプに顔を出せない。


試合ごとに給料が減額される。


メンタルケア依頼し給与を受け取る。


これはまるで、

業務の過酷さ、パワハラ、セクハラ、もしくは仕事で失敗し、メンタル破壊。


同じ職場は嫌だけど、違う職場に移動したいけど言えない。


休職願をだし、会社に行けなくなる。


働けないので給料がなくなる。


傷病手当金を申請し、受け取る。


そしてなにより、長引けば長引くほど復帰が難しくなる。


シモンズもきっと仕事に復帰したいがトレードは決まらないし、今のチームに復帰するのも気まずくて仕方ないはずだ。


あれほどのスーパースターも悩んでいるのだ。


転職したいが、なかなか決まらないし、復帰しても同じ職場は嫌だ。


勝手にちょっとした親近感を覚えている。


もちろんスケールが全然違うことは承知している。


だからこそ、改めてコービー・ブライアントの凄さを痛感。


シーズンがかかった正念場で、ルーキーのコービーは4本のエアボールを連発してしまった。


だが、その後のキャリアは、、、。


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