⑤ミームの提言 共有共感のトリセツとは?
どうしても、自分の思いを伝えたいのになかなか伝わらない!
本日も、貴重な御時間をいただきまして有難うございます。
よろしくお願いいたします。
今回は、共有共感のトリセツについてお話しさせていただきます。
ちなみに、
どうしても自分の思いを伝えたいのに伝わらない!
と思うことはありませんか?
何度も、何度も繰り返して相手への思いを込めて伝えても、相手からの反応が全くない、又は全然話を聞いてくれるような感じがない時などは、誰でも一度はあると思います。
又は、お互いに意見を出し合うばっかりで、このままやってても一向にらちが明かない状態になりますよね。
その相手が、恋人や結婚のパートナーだけに限らず、両親、先生、上司、部下などに対して、どうしたらいいかわからない時はどうしますか?
そんな時こそ、MEME「ミーム」の共有共感を上手く使いましょう。
それでは、具体的にはどうすればいいのでしょうか?
ずばり!
お互いのMEME「ミーム」を単純に共有共感すればいいのです。
そうすれば、それに付け加え「たくさんのいいこと」もあります。
例えば、自分の何か大切な物、例えば、家族、家、好きな趣味、自分の好きなアイドルや芸能人などの話をしたり、その時の話を聞いている相手の気持ちになったりすることで共有共感とは成立します。
ということで、ここでは相手がしゃべりたい話題を先に喋ってもらうのです。
その時に、相手の今大切にしているものが何かを考えます。
激しい言い争いになるということは、その話題が、お互いのMEME「ミーム」に関したものである可能性が高いからです。
もし、あまり深刻でないことで激しい言い争いをするのなら、それ程、問題はありません。
テレビのチャンネルや今晩のおかずで喧嘩をしても、そんなに長く続かない場合が多いからです。
それでも今晩のおかずで大げんかするときは、必ず、途中から相手の性格やアイデンティティーに話が飛んでいるのかもしれません。
ですから、大概、相手との争いになる場合は、お互いのMEME「ミーム」が中心になっていることが多いのです。
そんな時は相手がしゃべりたい話題を先に喋ってもらうのです。
そのことについて、一応話を聞くことで、MEME「ミーム」の「拡散」をさせることに繋がります。
いつも言うことですが、MEME「ミーム」とは、「複製」「適応」「拡散」を通して安定します。
ですから、大切なことについて激怒している人に対しては、何についてどのようなことに怒っているのか、その内容を先に聞くことで、相手の状況を確認して、それについてどのように対処すればいいかを考えます。
そして、相手の話を一通り聞いた後で、じっくり自分の意見を言うことで、あなたの意図を十分に準備することができます。
そうすることで、もし、交渉ごとになる場合は、後から落ち着いてしゃべれるあなたに有利な展開になる場合が多くなります。
※ミームの詳細については「③ミームの提言」以前の投稿を参照ください!
つまり、この場合MEME「ミーム」の「拡散」を相手にさせる間に、自身のMEME「ミーム」は、様々な戦略戦術を元に作戦を立てる時間が確保できるともいえるのです。
ただ、この時には、自分の意見だけを通すことを考えずに、お互いにどのようにしたらいいかを考えることで、後々、あなたのMEME「ミーム」に関しても、目の前の人があなたのMEME「ミーム」の協力者になるのか、敵対関係になるのかを冷静に考える時間と空間が持てるのです。
この様に、目には見えない空間や時間の共有共感も非常に我々の生活に大きな役割を持っています。
特に、静かに、冷静に相手の意見をじっくり聞けるという能力は、MEME「ミーム」の「共有共感」のアルゴリズムの一番大きな根幹になります。
ここで、そんなん、誰でも知っているし、敢えてミームにする必要がないといわれる人も確かにいますし、それは確かに一理ありますが、今、大切なのは、答えを見つける事よりも、MEME「ミーム」の考え方を身に着けることです。
もし、初めての人とうまく会話がしたいときや、友達を作りたいときに、どのような会話をしたらよいかなどは、この空間時間の共有共感が、とても頼もしく感じることでしょう。
もし、知らない人と話をしなければいけないとき、又は、自分の好意的に思っている人ともっと仲良くなりたいときには、まず、2人の目の前にあり、直ぐに感じれるものに目を向け、目の前のものについて、ほんとに些細なことでもいいから質問をしてください。
まずは、
「目の前に同じ目線で同じ物を数分間、同じような姿勢で見る」
「1つのことを一緒にしたり、相手のやっていることを一緒にしてみる」
だけでも時間空間の共有共感が生まれます。
この時の言葉は、「これって○○なんですかね?」「そうだと思います。」又は、「いや、△△ですよ。」「あ~そうなんですね。」という会話だけでも共有共感になります。
このやり取りがされると自然と会話ができるきっかけが生まれます。
今、目の前にあることに何でもいいから「簡単な質問をする」ことです。
「簡単な質問をする」ということは、一番コミュニケーションを始めやすいきっかけになるからです。
ここで、大切なことは、あなたが見知らない人にされても大丈夫なことをしてください。
あなたが嫌だと思うことは、是非やめましょう。
一昔前の諦めずに突き進むのはやめましょう。
なぜなら、今のコミュニケーションには様々な誤解が生まれやすいからです。
以前にこのようなことがありました。
会社の近くの幼稚園の側を通りがかると、小さなボールが飛んできたので、それを拾って園児に手渡しをするために少し近寄ったところ、保育士の先生が急に寄ってきて「どうしたんですか?」「何かあったんですか?」と明らかに、何か事件が起こったような雰囲気を漂わせていました。
その時の私の人相がよくなかったのか?
はたまた、満面の笑みが逆に良くなかったのかもしれませんが。
それから、幼稚園児や小学生に近寄ることができなくなりました。
私のヴィジュアルに問題があったかもしれませんが(笑)
今の時代は、SNS等で簡単にコミュニケーションのきっかけはできるのですが、それゆえ表面上の薄い、且つ危険な香りやそれにまつわる誤解も同時に感じるのは私だけではないでしょう。
話は、戻りますが、もし、簡単な質問を通した時間空間の共有共感のおかげで、この相手の空間の扉を開けることができたなら、次のステージに進むことになります。
相手の環境や状態を自分に移し替えて想像を混ぜながら話します。
「こんなこと思ったりしません?」
「少し前から気になっていたことがあるのですが・・・」など。
その時は、あまり密接にすると色々と誤解をされてしまうので、少し距離を離れたところの相手のスペースの枠のギリギリのところで話続けて下さい。
大切なことは、急に距離を無くすのではなくて、少々距離を保ったままにしてきます。
すると、相手があなたに対して、安心感を持つと、あなたの距離に入ってきますし、もし、それが無くても、そのままの距離を保とうとします。
そのやり取りをするとあなたと相手には、安心の共有共感が生まれます。
これは、相手とあなたの互いの安心な距離を保つ事による空間の共有共感になります。
そうすると、自然とあなたと相手の共有できる空間がなんとなく理解できるでしょう。
ただ、急にお互いのテリトリーに入るのは多くの誤解を生むかもしれません。
いつでも、お互いのMEME「ミーム」と時間空間の共有共感の境目は大切にすることで、相手の心の扉が開きやすくなります。
適切なMEME「ミーム」と時間空間の共有共感には、お互いの尊厳や気持ちが通じ合わない場合は、当然、安心ができるはずがありません。
ちなみに、この時間空間のもう少し詳しいお話をしますと、自分が感じる五感をイメージしてください。
そして、全く知らない人が、バスを待っているあなたの近くに来たと想像してみて、あなたが、相手のことを気になりだしたときがあなたの今現在のその相手とのテリトリーであると考えてみてください。
それは、MEME「ミーム」を守るために、あなたが持ってるバリアであると思ってください。
SNSのコミュニティーも非常に良いツールであると思いますが、最後は、やはり五感で感じるコミュニケーションで様々なことを判断する必要もあります。
このMEME「ミーム」と時間空間を認識して、それらの尊厳を守れる人は自然と上手なコミュニケーションができます。
それをMEME「ミーム」の「共有共感」の基本的事項になります。
こうなれば、どうしても、自分の思いを伝えたいのになかなか伝わらないということも少なくなるのではないでしょうか!
MEME「ミーム」にはたくさんの顔と性格があります。
その中でもこの共有共感は、人類が進化していく過程においてとても重要な役割を担ってきました。
その他のMEME「ミーム」を理解して、利用することで、たくさんのアイデアが生まれたり、上手くプロモーションができたり、問題解決をしたりできるのです。
これを「ミームの進化のアルゴリズム」と我々は読んでいます。
そして、私もそうだったのですが、力の入れる方向や加減を正常に戻すことで今まで間違っていたことが他の才能へと開花することもあるのです。
人間は、数多くの間違いをしてしまいます。
そして、多くの失敗をします。
でも何かのきっかけで大きく成功することはよくあることなのです。
それをMEME「ミーム」が非常にうまくサポートしてくれます。
この様に、MEME「ミーム」に携わることによって、「たくさんのいいこと」が後で待っています。
又、多くの社会的な問題を解決できるヒントが満載です。それを、このブログで随時紹介したいと思います。
今回も、このブログにお付き合いしていただきありがとうございました。
POSSVI pene
今、日本の社会にある様々な歪を改善するための事業や活動をしています。具体的には、あらゆるクリエイターや基礎研究者の支援や起業家が生まれやすくなる社会システムの準備をしています。どうか御支援よろしくお願いいたします。