灘高校ってどれくらい賢いの?

日本で一番賢い高校はどこでしょうか。

おそらく多くの方が2つの高校の名前を挙げるのではないでしょうか。

1つは兵庫県の「灘高校」。
そしてもう1つは東京都の「開成高校」。

この2つのどちらかになると思います。

本日は、日本随一の偏差値を誇る灘高校についてご紹介しようと思います。

日本一の高校の偏差値、教育内容、進路を知ることで、皆様の受験についての解像度があがれば幸いです。


1. 灘高校の偏差値

まず、灘高校の偏差値です。
日本一との呼び名が高い灘高校の偏差値は一体いくつなのでしょうか。

「みんなの高校情報」によると、灘高校の偏差値はなんと75!

一般的には、偏差値60あればなかなか、65あればかなり賢い高校といえますので、灘高校が圧倒的であることがわかりますね。


2. 灘高校の進学実績

お次は、灘高校の進学実績です。
日本一の高校に通う学生は、一体どんな進路に行くのでしょうか。

以下に灘高校のHPで紹介されている大学合格実績をご紹介させていただきます。令和5年の実績です。

http://www.nada.ac.jp/2023goukaku0408.pdf

これを見ると、灘高校がものすごいことが容易にわかります。
ちなみに、1学年の生徒数は200人程度です。

現役生のみの情報を紹介します。

まず、東大に66人。
えぐい。。。

そして、宇宙人しか入れないと言われている東大理科3類には14人。

言葉にできない。。

そして、京都大学に32人。これも普通にヤバすぎます。

つまり、東大と京大だけで、100人近くの合格者がいるのです。

一学年が200人程度なので、2人に1人は東大か京大に行くということです。
どういうこと???笑

あとは東大京大以外の大学の医学部に12人合格しています。阪大医学部が6人いたり、ちょっと次元が違いますね。。。

結局合計で国公立大学に124人ほど合格しています。

ほとんどが、東大京大、医学部合格者なんですね。。

ここからは予想ですが、残りの半分弱の生徒は、ほとんどが東大京大にチャレンジして散っていった子たちなんじゃないかということです。

その子たちが、浪人して次の年にまた東大か京大を受けるのでしょう。

過年度生の東大・京大合格者数が33人なので、浪人したさらに半分くらいの子たちが次の年で受かっているようです。

3. 灘中学の入試倍率

さて、そんな灘中学の入試倍率は一体どれくらいなのでしょうか。

令和5年度の入試についてのデータをHPから確認すると、
募集人員180人に対して、志願者数745名なので、倍率は4.14倍でした。

やはり倍率はかなり高いですね。

受験生も全国から集まります。
学校に寮はありませんが、近くに寮とほぼ同じようなアパートの貸し出しをしているところがいくつかあります。
灘中高生のためのようなアパートです。

お弁当が必要な時は作ってもらえたりするそうなので、遠方から来られる場合も安心して大丈夫そうです。こちらもリンクを貼っておきます。

ちなみに、灘高校は高校で40人の募集がありますが、今年の出願数は155名だったので、高校の倍率は3.9倍程度です。

高校も結構高いです。

相当勉強を重ねないと、合格は厳しいというが現状でしょう。

しかし、合格することで、日本最高峰の環境で学問に励めるというのもまた間違いなさそうです。

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