大人と子どもの違いについて
こんちには!
ポジティブ先生です。
本日みなさんに考えてもらいたいテーマは「大人と子どもの違い」についてです。
大人と子供の決定的な違いとは、いったいなんなのでしょうか。
私は「責任の所属が本人になる」ことが子供から大人へと変わる決定的な違いだと思います。
例えば、10歳の子が、ご飯が食べられなかったり、十分な教育が受けられなかったりすると、それは親の責任になります。
しかし、25歳で、お金がなかったり、悪いことを犯したとしても親は責任は取りません。
責任は全て自分でかかえることになるのです。
現実は我々が小中高生の間に想像していたよりもずっと残酷で、同じ学校に通っていた人たちの間でも、かたや資産が数千万あり、かたや生活保護を受けていたりします。
学校にいた間は先生はそれなりに平等に扱ってくれましたが、社会に出た後は、地位や権力のあるものが丁重に扱われ、それとは反対にいる者は一労働者として生活費のために必死に働き続けます。
それだけの格差が生まれることは残酷のように思いますが、だからといってその差を埋めてくれる人は誰もいません。
自分でなんとかするしかないのです。
責任の所在が本人になる。ということは、言い換えると、「自分でなんとかする必要がある」ということになります。
小中高生はそのことが想像できているでしょうか。
おそらくできていませんね。
だからこそ、保護者をはじめとして、教員や周りの大人が、子供たちにどのように生きていきたいか、そしてそのためには今何をすれば良いか考えるよう促す必要があるのです。
将来、自分の行動の責任は全て自分が取らなければならない。そのことを意識して学生生活を過ごした子どもは、ものすごくたくましくなります。
そして、大人になったあとに、「小さい頃からよく考えて行動ができてよかった」としみじみと思うことでしょう。
子供が取り返しのつかない後悔をすることがないように、我々大人たちが彼らの道標となってあげましょう。
子供たちの成長は環境によって大きく異なります。
良い環境づくりをする。
そのことを、今の大人たちはこれから大人になる子たちに向けて意識していくべきです。
ともに良い未来を作っていきましょう。