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生まれた時から不景気?そのうちなんとかなるだろう?
遂に来たか!という感じのツイートを発見↓
こういう風に、誰かのツイートがバズったりした時には、自分の中のもやもやした感情と向き合ってもよいのではないかな。
↓にぶら下がっているコメントにも目を通してみて欲しい。
83年生まれの私はまだなんとなく「世界はよくなるだろう」という感覚を幼い頃に抱いていたけれど、90年代に生まれた人たちは生まれてからずっと衰退し続ける社会を見てきたのだと思うと、恐ろしくなった
— 蝉川夏哉 (@osaka_seventeen) October 12, 2020
不景気というのは、知らず知らずのうちに人を萎縮させる。
消費が減り、明るく前向きな気持ちが奪われる。
怖いのは、この状態が当たり前だと思ってしまうことだ。
振り返ってみれば、第3次ベビーブームが来るように国が仕向けなかったのが痛い。日本では、80年代から少子高齢化は問題提起されていたにもかかわらず、放置され続けた。
どんな国も人口ボーナス期がある。日本はそれが2回も来た。
第2次の時(1971~1974年)に生まれた人が結婚適齢期になる頃、バブルの後処理、公共工事減、大店法撤廃、派遣労働者適用範囲増など日本人の職を不安定化させることばかりあった。
その結果、2000年前後に生まれた人が大学に行く頃には奨学金の問題が浮上したのは記憶に新しい。
数年前、子どもを産めと言った校長がクビになる事件があった。
まともな神経を持っていれば全く間違っていないのは明白だが、メディアに揚げ足を取られたのは悔しかっただろう。
子どもを増やさなければ景気が良くなることはないのにね。
人口増=>需要増=>好景気のサイクルが分かっていても、子どもを増やせとおおっぴらに言えば非難GOGOの社会になってしまった以上、残念ながら、海外に行く以外に日本の若年層が好景気を味わえる機会はしばらくないだろう。
パヨだけではなく、普通のJK、JDにもそういう意見の持ち主がいることに残念な気持ちになる。
★追記 令和では『そのうちなんとかなるだろう』なんて歌えないね(^^;)