#248 振り返る・切り替える・塗り替える
この記事で私は、PDCAサイクルに変わる「3がえる」を提案します。
<PDCAサイクル>とは
まずPDCAサイクルとは何かを紹介します。PDCAサイクルとは、問題解決のプロセスです。
Plan(計画)…目的を確認。目的を達成させるためのプランの検討。
Do(実行)…計画を実行。
Check(評価)…目的を成し遂げることができたかを評価する。
Act(改善)…評価をもとに改善策を検討し、実行する。
上のサイトではPDCAサイクルについてもっと詳しく解説されているのでよかったらチェックしてみてください。
<3がえる>とは
そして私が今回提案するのは「3がえる」です。
「3がえる」とは振り返る・切り替える・塗り替えるの3つの”かえる”で構成されたハル流成長思考法です。勉強を例に「3がえる」を紹介します。
”振り返る”
「3がえる」は今までの自分を振り返ることから始まります。今までの自分を振り返る理由は過去の自分を受け入れ、今の自分を知り、未来の自分の姿を想像することで”今やるべきこと”が明確になると考えているからです。
例えば「テスト勉強」における”振り返る”は、今までのテストの結果とどんな勉強をしてきたのかです。前回のテストで50点しか取れなかった…というとき、まずはその結果を受け入れます。
そして、どんな勉強をしてその結果になったのか、健康管理は出来ていたか、テスト中はどうだったか、などを考えます。すると「ちゃんと寝てなかった」「凡ミスが多かった」など思いつくことがあると思います。ではなぜ十分な睡眠時間を確保できなかったのか、どうして凡ミスをしたのかなど、その原因にフォーカスして掘り下げていきます。こうして振り返っていくのです。
”切り替える”
次は切り替えます!!
「せっかく改善点が見えてきたのに切り替えちゃうの⁉」と思ったそこのアナタ!そうなんです。改善策をそのまま実行するのもいいですが、私は時と場合によって必要な努力は違うと考えています。
例えば、前回のテストを振り返って「もっと発展問題を解いて応用力をつけることが必要」ということが分かったとします。けれど数学などの教科は単元ごとに得意不得意が分かれます。
私も比の計算は得意だけど速さ・時間・道のりの計算は苦手だなと感じています。得意な比の計算の発展問題を解くことは応用力をつけることにつながるかもしれませんが、苦手な分野で発展問題を解いても歯が立たず、自信を無くすだけです。だから今の自分に本当に必要なものは何か、考える必要があります。
”塗り替える”
次はいよいよ塗り替えていきます!自分を新しい色に塗り替えるのです。今までの自分や今の自分に向き合い、どんな自分になりたいか「未来の自分」をイメージすることは出来ましたか?その未来の自分に向けて新しい色を塗り重ねたり、白いキャンパスに新しく色を付けたり…自分色を追い求めるのです。
テスト勉強の例で学年〇〇位という目標を達成している自分を思い描いたなら、それに向かって少しずつ進んでいきます。例えば、やる気の出ない授業中は内職をするというマインドを変えて、授業中に全部吸収して、家でダラダラやらなくても済むようにしようとするなど、行動を変えてみるのです。
みなさんも自己流のプロセスを持ってみませんか?
最後まで読んでくださってありがとうございました。