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ジョージアでの出会い:進撃のY氏
「もしもヘタクソがキックを100万回練習したら?」
とりあえず、この動画を、一度は観てほしい。
「サッカー選手になりたい」
子供の頃、そんな夢を語っていた少年たちは、
サッカー選手になる
=仮面ライダーになる
くらい、非現実な夢だということに気づく。
そしてひとり、
またひとり、と
「現実的な目標」を持って
大人になっていく。
それでも。
諦めなかった、諦めの悪い青年が、
ひとりで足掻いて、粘って、
とにかくボールを蹴り続けた。
多くのサッカー少年が、
「普通の大人」になった頃
彼も大人になった。
・・・「サッカー選手」として。
そんな一見すると、
泥臭いストーリーを背負う彼は、
実はめちゃくちゃ戦略家だ。
今回は、ジョージアで出会った素敵な人シリーズ第2弾。
YouTubeチャンネル登録者数、約13万人。
海外でサッカー選手として活躍する、
進撃のY氏について
記事を書いていこうと思います。
Y氏との出会い
彼とは、ジョージアのトビリシで出会った。
初めて会って話したのは、
共通のお友達と一緒に食事に行った時のこと。
そこから、
ヘルシーな食事や
グルテンフリー、腸活にお互い興味があることで意気投合。
友人と一緒に
豆腐やキムチをジョージアで作るなど、
なかなかマニアックな集いを開催する仲にw
また、今年の8月に
私の友人が交通事故に遭い
緊急で輸血が必要だった時にも
Y氏が助けてくれた。
言葉だけでなく、
ガチで誠実で優しくて、まっすぐ。
体つくりしているから、
献血したらトレーニングにも影響が出る。
それでも、
直接的な知り合いでもない人のために、
貴重な血液を、異国の地で分け与えてくれた。涙
余談だが、
Y氏と一緒に
トビリシの献血センターに行った時、
ちょっと笑った出来事がある。
献血後に、栄養を摂取するため
プロテインの粉を
そのまま口に放り込み、
水で流し込む
・・・という彼の豪快な食事法を、
間近で見た時は笑ったw
彼は、
ワールドクラスのボディを作るためなら、
場所や周りの目など関係なく
一番効果的な方法を、まっすぐ実践する、
本当にまっすぐな人間なのだ。
他にも、たまたま
Y氏のハードトレーニングDAY後に
皆で集まる機会があった。
なんだかY氏の顔色が悪かったので、
「大丈夫ですか?」
と聞いたら、
「トレーニングやりすぎちゃったかもしれません。
でも、バナナ6本食べてきたんで!(笑顔)」
と言われた時も笑った。
バナナを房レベルで食べるのは
ゴリラかY氏くらいだ。と思って、また笑ったw
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その後、Y氏はうちにあったバナナを、もう1本食べた。笑
私個人の視点から、
Y氏を一言で形容するなら
「見た目は好青年、中身は情熱に溢れた男」
という感じ。
Y氏と話せば話すほど、
出汁味を感じる。
それは、
さわやかな印象とは裏腹に、
Y氏が今まで行動して積み上げてきた「胆力」が、
彼の言葉や習慣に
濃縮されているからかもしれない。
そんなことを思った。
ちなみに、Y氏はひろゆきにも絶賛されている。笑
↓
私は人間としてY氏が好きだ。
いきなりどうした。笑
という感じだけど、
・SNS総フォロワー数13万人超え。
・自力でトレーニングして海外でサッカー選手に。
・海外の路上でギター弾いてライブもしてる。
という、圧倒的な肩書きを抜きにしても
Y氏の人間力が好きだ。
書ききれないから、
とりあえずパパッと思いついたところだけでもまとめると・・・
Y氏の好きなところ
・素直
・実直
・優しい
・聞き上手で、合いの手が的確
・イケメン(笑)
性格が良いのはもちろん、
なんとイケメンでもある。
羨まけしからん人なのだ。
それでいて、本当に謙虚。
謙虚だけど、肝が据わってる感じもまたかっこいい。
まじ、ナチュラル主人公。
続いて、
Y氏の尊敬するところ
・やりこみニキ、ストイック
・研究→実践のPDCAがハンパない
・落ち着いている
・表現力がすごい
でもやっぱ、個人的に一番すごいと思うのは、
どんな逆境においても
正しい努力の継続で
自分が決めたことをやり遂げること。
これって、
文字にすると簡単なのだけど
本当に本当に難しい。
がむしゃらにやるのではなく、
ちゃんと正しくて効果的な道を追求したうえで
やりこむ。
頭も体も使って、ちゃんと結果を出すからすごい。
Y氏の著書の冒頭に、
こんな表現があった。
後ろを振り返ったら恐怖が襲ってくるから、前だけを見て走り続けました。毎日、一歩でも余分に進もうとしました。さながら、地獄行きのベルトコンベアの上を逆走しているかのようでした。
大変な時に、
粘り続けて走り続けられるって、
本当にすごい。
不安や焦りに打ち勝って、
淡々とやるべきことをやる。
これを毎日、毎秒続けていれば、
どんなことでも成果は出ると思う。
それでも、大抵の人は
自分で自分に負けることも少なくない。
私自身も、
コールセンターの派遣社員だった時に
副業でネット占いを始め、
海外移住のために、日々自分と戦いながら淡々とやってきた。
その日々は、苦しいこともある。
諦めて、やりたいことは趣味にして、
仕事は普通に就職したほうが楽だ。
それでも、
地獄行きのベルトコンベアを逆走するエネルギーの根源は
一体どこにあったのか?
過去の自分を振り返りながら、
Y氏のYouTubeや自伝にかじりついた。
そして、だんだん
人間が結果を出す時の
原理原則というものが見えてきた。
「その原理原則が正しいか?」
を検証すべく、
ジョージアにいる間に、Y氏に貴重な時間をいただいて
独占インタビューすることに成功した。
ワールドクラスな体つくりの最中にもかかわらず、
時間を割いてくれたY氏に、
心から感謝🙏
ちなみにこのインタビューでは、
Y氏の著書に書かれていることを、ベースに話していることもある。
「回数こなすことの重要さがわかる」
・・・とか、単純なことではなく、
効率よく成長するための思考法まで書かれている。
こちら、Kindle Unlimitedでも読めるので、ぜひ。
なるみは一日で3周した。笑
進撃のY氏 独占インタビュー
【ライター必見】Y氏、サッカーだけでなく文章うますぎ問題について。
なるみ:Y氏の著書を読んでいて、文章がとても上手いと感じたのですが、執筆のプロセスを教えていただけますか?
Y氏:ありがとうございます。
最初は、伝えたいことを大まかに書き出すところから始めます。
その段階では読めるような文章ではありません。
それを「これを伝えたいなら、その前にこれを説明しないといけない」というように肉付けしていきます。
自分で読んで引っかかる部分を直す作業を繰り返して、完成させていきました。
オーストラリアで出版の話をもらってから、本の構想を考え始めて、全体で10ヶ月くらいかかりました。
実際の執筆は、章の割り振りが決まってからの3-4ヶ月程度です。
執筆過程では、章ごとに編集者の方にも原稿を送って、
「ここが飛躍していてわかりにくい」
などのフィードバックをもらいながら書き直していきました。
執筆モードに入ると夜2時くらいまで書くこともあり、
一晩で、小見出し一個分くらいは書いていたと思います。
※なるみの所感※
頭の中にあるものを、まずは書き出す。
ってところは、ビジネスモデルを作ったり
セールスレターを作るときも同じ。
最初から完璧な構想を練るのではなく、
一旦大まかに書き出す。
結局この方法が一番進むんだよなあ。と、私も納得。
結局「モチベーションと継続」が、挫折ポイントだよね?
なるみ:多くの人が計画を立てても途中で挫折してしまうのですが、そういった場合の違いについてどう思われますか?
Y氏:タスクのハードルは考えられる最低ラインまで下げてみることをお勧めします。
例えばトレーニングするのが目標なら、
まずはジムに行くことから始める。
それも難しければ、
家の外に出る、
靴を履くというところから始めてもいいと思います。
ただ、そもそも目標設定の段階で
ミスしてるケースが多くあると思います。
継続するために一番重要なのは情熱です。
人に「やめなさい」と言われても止められないような、
強い興味や関心を持てる分野が誰にでも必ずあるはずです。
まずはそういった自分が本当に夢中になれる分野に関連した目標を設定することが重要だと考えています。
※なるみの所感※
これも完全に同意。
モチベとか言う前に、
そもそも自分が「頑張らなくてもやりたくなっちゃうこと」知っておくのが大事。
もちろん時には、どんなに好きでも面倒な作業とか
気分が乗らない日もある。
そんな時には、行動を超細分化して
どんなに自分が落ちてる日でも、
「これくらいはできる」レベルのことだけやったらOKにする。
仕事自体は好きなのに
作業に取りかかるのが億劫になる人なら、
「PCの電源をつける」だけでまずはOKにするとか。
この積み重ねで、自分も気づかないレベルで
ハードルを上げていくことが大事だよね。
サッカー夢追い人ではなく、実は堅実ニキでした。
なるみ:本の中でアフィリエイトや、資産形成の勉強をされたと書かれていましたよね。
その経験について聞かせてくれませんか?
Y氏:当時、サッカーを続けるために就職ではなく自分で稼ぐ方法を探していました。
友人の経験からブログでの収益化に興味を持ち、
WordPressでウェブサイトを作り始めました。
最初は全く知識がありませんでしたが、インターネットで調べながら学んでいきました。
ニュースサイトやトレーニング関連のサイトを作り、最初の収益は後者から得られました。
その経験から「これで稼げる」ということを学び、時間効率も良かったのでサッカーのトレーニングにより多くの時間を使うことができました。
※なるみの所感※
多くの人が「ネットで稼ごう!」と決意し挫折する中、
ここでもY氏は「いいな」と思ったら、調べて、とにかくやる。
そして、ネットビジネスや資産形成が目的ではなく
「サッカーを続けるための手段」として使っていることもポイント。
お金稼ぎを「ゴール」ではなく、
「やりたいことを達成するための通過点」に設定することも
「進撃の成功設計」のひとつなのだ。
将来のビジョンについて
なるみ:3年後、10年後、30年後はどんな生活を送っていたいですか?
Y氏:今33歳なので、3年後はフィジカル面でワールドクラスになってサッカーを続けていたいですね。
10年後の43歳ではサッカーは引退しているかもしれませんが、ギタリストとして活動していたいと思います。
30年後の63歳でもまだギタリストとして活動できているかもしれません。
※なるみの所感※
Y氏のビジョンを聞いていると、どこまでいっても
「自分の好きなこと」を軸にしている。
この軸がブレないって本当にすごくない?
世の中を見渡すと、
好きなことをするために、我慢して働いたり
好きなことを先延ばしにせざるを得ない人生設計になっている人も少なくない。
でもY氏は、好きなこと・やりたいこと基準で
自分の人生を設計しているのだ。
「どうすれば、そうなれるの?」
と感じる人は、まずY氏のYouTube動画を観よう。
何かしら感情が動かされるはず。
そして、
「自分はこのままの人生を生きたいかな?」
そんな疑問が湧いてくるところから、
あなたの進撃は始まるのだ。
いつでも明るいY氏の【どん底期】
なるみ:今までで一番苦しかった、もうダメだと思った経験はありますか?
Y氏:もうダメだと思った経験が多すぎて話しきれません。笑
大学在学中も何度も諦めかけましたが、
「卒業までには一定以上の実力をつけたい」
という目標があったので頑張れました。
ただ、一番苦しかったのは卒業後でしたね。
チームメイトもいない孤独な環境で、将来への不安も重なりました。
これが第一のどん底期でした。
オーストラリアから日本に帰国した後に第二のどん底期がありました。
オーストラリアではセミプロ契約のようなものが取れたんですが、
コロナで日本に帰国後、自分がそれ以上上に行けるイメージが見えなくなってしまって。
さらにその時期はプライベートでの色々な変化も重なり、精神的なよりどころを失った状態でした。
なるみ:そういった苦しい期間をどうやって乗り越えられたんですか?
Y氏:どん底で真っ暗な中でも、一筋の光だけは見えていて、その光だけは手放さないという気持ちでやってきました。
そして、
「一筋の光にしがみついて、足掻き続けてたら
いつのまにか光と闇がひっくり返っていた」
という感じですね。
今思えば、
サッカーやギターができること自体が
幸せなことだったと思っています。
当時はその幸せが、
将来の不安に押しつぶされそうになっていましたが、
足掻き続けることで、
その幸せな気持ちを取り戻すことができました。
※なるみの所感※
この話を聞いていて
どん底にいる感覚も、希望を持つ感覚も、
「自分の感じ方」なのだと気づいた。
どんなに苦しくて、不安だらけで、先が見えない状況にいても
自分の中で「希望」を見出す。
その希望を絶対に離さない。
ある意味、「希望の自家発電システム」が作動する限り、
私たちはどん底から目的地に向かって
進み続けることができる。
その点で、普段からポジティブな物事に目がいったり
ネガティブをポジティブに変換できる
「思考の癖」をつけるというのは大事だと感じた。
結局、「希望」を持って生きられる人は
幸せであり続けられるのだ。
生活習慣と健康管理について
なるみ:執筆やトレーニングで夜遅くまで活動されていたとのことですが、睡眠管理はどうされていましたか?
Y氏:学生時代は月曜日を徹夜の日にしていて、
2リットルのブラックコーヒーを飲みながら勉強していました。
大学の勉強を早めに終わらせてサッカーに集中するためでした。
ただ、今思うと体に良くなかったですね。
今は睡眠をしっかり取るようにしています。
※なるみの所感※
若い時だからできたことってある。
確実に、あるw
個人的には、20代前半までで
短期的に走り切る場面では、多少の無理が結果につながることも多い。
しかし、
20代後半から、そして長期的に走り続けるためには
睡眠によって心身を十分に休ませる、
日々のリカバリーが最優先といってもいいくらい大事に思う。
実際、現在のY氏は
かなり睡眠の質や食生活を徹底している。
SNSでの活動について
なるみ:12万人というフォロワーがいる中で、批判的なコメントへの対応は気になりませんか?
Y氏:世の中には批判をしたい人が必ずいるということを理解していれば、大丈夫です。例えば、テレビ局の天気予報に「なぜ明日は雨なんだ」というような苦情が来るそうです。そういったレベルの話だと思って対応しています。
なるみ:Y氏の動画で「日本でサッカーすればええやん笑」というコメントに対して「ヨーロッパでサッカーしてもええのでは??🤔」と返されていて、その対応の仕方がとても勉強になりました。
Y氏:コメントへの返信は、建設的なコミュニケーションを心がけています。
※なるみの所感※
「世の中には批判をしたい人が必ずいる」
ネットで何かを発信するすべての人に、
このY氏の考えをインストールしてほしい。
結局、何を言っても批判する人はいる。
人間の特質上、
否定的な意見ばかりに気を取られてしまうけど
1つ批判があったら、
少なくとも5つは、応援とか肯定してくれる人がいる。
そして、発言はしないけど
陰ながら応援してくれている人も必ずいる。
だからこそ、
発信するべきなのだ。
全人類が
「伝える」という行動で、
人に希望を与えられる時代だ。
ファンからの支援について
なるみ:ファンからの差し入れは何が嬉しいですか?
Y氏:体に良いものやトレーニングに役立つものが嬉しいですね。
現在、小麦や砂糖は制限していて、
バター以外の乳製品も摂取していませんが、
フルーツなどはとても嬉しいです。
また、マッサージガンやトレーニング用のベルト、
サプリメントなども嬉しいです。
※なるみの所感※
おせっかいな私は、
Y氏のほしいものリストも聞いてみた。
↓↓↓
もしあなたがこの記事を読んで、
一歩踏み出す勇気が出たり
「自分が本当にやりたいことを探すための手がかりを掴めた!」
と感じたら、
プレゼントしてみるのはどうだろう。
一緒にY氏の進撃を応援しよう。💪
【余談】他にやりたいことってある??
なるみ:サッカーとギター以外にやってみたいことはありますか?
Y氏:格闘技に興味があります。特にキックボクシングのような、サッカーで鍛えた脚を活かせる競技をやってみたいですね。
強くなりたいという気持ちがあります。サッカーでもフィジカルを重視して鍛えているので、他のことにも活かせると思います。
インタビューを通して
このインタビュー全体を通して印象的だったのは、
Y氏の情熱と継続性、そして明確な目標設定と実行力。
どんな困難な状況でも、
自分の好きなことを軸に据えて
前進し続ける姿勢が伝わってきた。
これって、起業して仕事をしている人には
特に、
刺さるんじゃないだろうか。
「好きなことを仕事にする」
これを
実際にやってみると、
安定的に継続していくのが
なかなか難しかったりする。
自分の人生の軸となるような
「自分の好きなこと」って、
なかなか見つけられない人も多いんじゃないかな。
そんなことを考えていたら、
後日Y氏から連絡がきた!
継続できない人へ。
Y氏:前回のインタビューで
「そもそも情熱を持ってる分野で頑張るのが重要」って話をしました。
その時は、僕が
「昔サッカーのゲームにハマってた」という話をしたと思うんですけど、
もうちょっと詳しくいうと、
育成要素のあるサッカーゲームが特に好きだったんです。
でも、後になって、
自分の身体と人生を使ってサッカーの育成ゲームをやった方が楽しいはずだと思ったんですよね。
それからはサッカーゲームは一切やらなくなって、
自分自身をサッカー選手にするゲームに熱中していったんです。
そういえば、もっと昔にさかのぼると、
ポケモンのレベル上げとか全然苦にならないタイプだったんですよね。
今はポケモンの代わりに、
せっせと自分のレベル上げのために時間と労力を費やしてます。笑
だから、表面的にやることは変わっても、
子供の頃から本質的には
同じことに情熱を注いで熱中してたなと思うんです。
この経験から、
「小さな頃に何に熱中していたのか?」
「その本質は何か?」という問いについて考えることが、
自分の情熱のありかを見つけるのに役立つと思うんです。
※なるみの所感※
この「好きなことの本質」を見つける問いは、
まじで重要。
私も問い続け、
その度に「これかな?」というものをやってみては辞め、
形を変え、その度に本質を探っていくうちに
最近になって少し、わかってきた。
私はずっと、「自己成長」に熱狂するタイプだと思ってきた。
Y氏のような育成ゲーム好きなタイプかな、と。
でも、この記事を書いていて
普段の自分の思考癖や
思わずやってしまうこと、
酒に酔うとやりたくなることの
本質を追求していったら、
それは、
「想像→創造すること」
や「コミュニケーション」だった。
頭の中にあることを、
言語化するのが好きだ。
人と、あーだこーだ話すのが好きだ。
だからネット占いや、
マーケティングは、
なんだかんだで続いているんだなあ。と、気づいた。
それが分かることで、
「自分が伸ばすべきところ」
と
「他人やAIに任せた方がよいところ」
を分けることができる。
自分がやらなくていいことが分かると、
その分、時間もリソースも増える。
結果、
効率よく結果を出せるようになる。
ぜひ、
自分の情熱の「本質」について
深掘りする時間をつくってみてほしい。
おわりに
私は、Y氏のことが羨ましかった。
初めて会った時に、
Y氏からとても物腰柔らかく
謙虚な印象を受けた。
でもその後、
YouTubeを拝見し
チャンネル登録者数に圧倒された。
コツコツとサッカーやギターを練習し、
6年前からコツコツと動画をアップし、
地道に継続している姿に圧倒された。
それからY氏に会うたびに、
彼が本当に地道なことを続けている姿を目の当たりにして
圧倒され続けてきた。
あんなに柔らかい青年が、
こんな偉業を成し遂げているなんて!?
と、彼のカリスマ性に心底嫉妬した。
それは、
Y氏がみせかけではなく
本当にやっている人だったから。
SNSやネット上では
一瞬結果を出して
気づけばいなくなっているような人や、
エンタメ的にストイックな生活を
オーディエンスに見せておいて、
実際の生活はそうでもない人がいる。
でもY氏は、ガチでやっているのだ。
ジョージアで一緒にキムチを作った時も、
小麦粉断ちをしていたY氏は
キムチの材料となる小麦粉を入れなかった。
(結果、グルテンフリーキムチの製造に成功し
Y氏だけでなく私たちにとっても、良い経験となった)
また、周りがお菓子を食べていても
Y氏にとって砂糖断ちの時期だったら、
Y氏は持参したドライフルーツを食べる。
ワールドクラスな肉体を手に入れるためのトレーニング計画も、
場所がポーランドだろうと
ジョージアだろうと、
しっかり時期を決めて遂行する。
生活習慣という小さなことから、
サッカー選手になるという大きなことまで、
Y氏は、自分との約束を果たす人だ。
私は、どちらかというと
自分で決めたことも三日坊主になってしまったり、
禁酒を決意しても、
すぐ都合の良い理由をつけて
お酒を解禁してしまうような人間だ。
こんなにまっすぐに、
自分の決めた道を進んでいくY氏。
羨ましくて、眩しい。
正直、
こんな自分がY氏と一緒にいることすら、
おこがましいと思っていた。
そんなY氏が、
突然呼びかけた献血に協力してくれた時。
ちょっと驚いた。
献血したら、
トレーニングのスケジュールも狂ってしまう。
献血後、当日は運動できないし
献血前の簡単な食事制限もある。
…にもかかわらず、
Y氏は名乗りを上げてくれて
すぐに献血に協力してくれた。
事故に遭って献血が必要となった私の友人は
その後、残念なことに助からなかったけど、
Y氏は、故人を偲ぶ音楽セッションにも
ギターを持って参加してくれた。
本当に、本当に、心優しきスーパーマンみたいな人。
そんなY氏を皆にもっと知ってもらいたくて、
そして自分自身もY氏のことをもっと知りたくなって、
この記事を書くことにした。
インタビューや、
執筆のためにY氏とやりとりしていくと、
私の中の「羨ましい」という気持ちが
だんだんフラットなものに変わってきたように思う。
出会って最初の頃は、
私はY氏に対して
「手が届かなくて、
どうせ自分とは全く違うタイプの人間だ」
と、なんとなくコンプレックスを感じていたんだと思う。
でも、
Y氏のことを知れば知るほど
良い意味で、
彼も普通の人間であり
努力を継続するための作戦や、
希望の持ち方を、
誰よりも試行錯誤してきた人なのだな。と感じた。
ジョージアに来ていなかったら、
私はY氏と出会うこともなかっただろう。
人生って面白い。
ジョージアから日本に帰国し、
1ヶ月が過ぎた今日この頃。
Y氏にインタビューをしたのは
夏のVake公園だったか。
あの時感じた、
公園いっぱいに広がる緑の香りと
頬に触れる風の感触を思い出し、
雪が舞い始めた東北の田舎で、
私は人生の面白さを噛み締めている。
進撃のY氏について
◆YouTube(メインチャンネル)
【今から、挑戦しよう】 このチャンネルのテーマは人間の成長です。
スポーツも音楽も勉強も、人間が人間として成長していく営みだと考えています。
成長したいと願う人に何かしらのインスピレーションを与えるきっかけになるコンテンツをシェアしていきたいと考えています。
共に闘い、挑戦し、成長していきましょう。
何かを始めるのに遅すぎるということはない。
各種リンク
◆YouTube(ギターチャンネル)
◆YouTube(トレーニングチャンネル)