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「元気をもらったバスケに、ファンなりにできることは?」🏀【#わらバスブースター】山岡彩加さん_#滋賀_#ファン_#事務局_#トレーナー

posimedsports「#わらバス-みんな一緒に、笑ってバスケ!プロジェクト-」。このシリーズでは、プロジェクトを推進する人「 #わらバスブースター 」をご紹介!「ひととなり」にスポットを当て、バスケキッズの未来を輝かせる活動に込めた想いを紐解きます。

▶︎「#わらバス」プロジェクトサイト


【バスケとの関わり】ファン_#わらバス事務局


▶︎こんばんは!

こんばんは、山岡彩加(やまおか・あやか)です。まずは美しい夜景をどうぞ!

右上方:橋の灯りが湖に映ってきれい

▶︎そこ、どこ?

私のスポーツキャリアが始まった思い出の地「琵琶湖(滋賀県大津市)」です。バスケを意識して、ウカルちゃんアリーナ(滋賀県立体育館)の近くで撮影してみました!


▶︎バスケットボールとの関わりは?

『ファン』です! 今日はこのあと、プレシーズンマッチの観戦です。はじめての会場で前売の自由席チケットを買ったので、どんな席に座れるか緊張しています!!


▶︎えっ、バスケのトレーナー活動はしていないの?

はい。 「チームトレーナーさん、がんばれ〜!」という応援の気持ちで、アリーナ観客席に座っています。

スポーツトレーナー活動は湖や川にて(神奈川県相模湖)


▶︎他の関わり方は?

観戦以外で、ですか? Bクラブの『ファンクラブ会員』として限定イベントに参加し、「夢みたい」と驚いたままテンションが下がらず終わってから2日ほど寝不足になりました。

今も「あの素晴らしい時間って夢だったのかな?」と多幸感に溢れています。本当に、ファンクラブ運営担当者さんには感謝しかございません。

あとは、グッズのTシャツやユニフォームを買って、家の壁に飾ったりしています。オンラインで話す時に、背景に映ったら嬉しいなと思って!!

大好きな琵琶湖の朝焼け、朝5時ごろ(滋賀県大津市)


▶︎プロジェクトの話は・・・

あっ、posimedsports代表として、バスケットボール競技に特化したコンディショニング普及企画「#わらバス-みんな一緒に、笑ってバスケ!プロジェクト-」も運営しています。


▶︎そうだよね!

そうでした(笑) ただ、「しんどい時に元気をもらったバスケに、初心者ファンなりにできることはないだろうか?」というのがキッカケだったので、順番としては『ファン』が先です!


▶︎元気をもらった。

はい、心のリハビリがBリーグ観戦でした。 おかげさまで気持ちは元気です!体力はまだ微妙ですが(笑)

【スポーツとの関わり】トレーナー_理学療法士


▶︎スポーツは関わってなかったの?

私、もともと、ご高齢な方の介護予防や、障がいがある方の就労支援が専門で、全然スポーツに関わりがなかったんです。運動不足ですしね(笑)

それが、ご縁あって2017年ごろに、滋賀でパラのスポーツボランティアに参加することになって。 いま一緒に活動しているposimedsportsの仲間たちも、その頃に出会いました。

マスコットキャラクター「けが予防少女ヒロちゃん」と共に(大阪府大阪市)


▶︎なんで参加することに・・・?

最初は、「ユニバーサルスポーツに興味があるし、琵琶湖も好きだから、月に2回くらい行く用事ができてよかったな」くらいの軽い気持ちで通っていたんです。

キャリアとは切り離した「余暇活動」の気分で、更には、スポーツというより「障がい者支援」の経験になればいいかなと思って始めました。

でも、やっているうちに、東京2020を目指すパラアスリートを含む参加者さんたちと一緒に活動することが、どんどん楽しく、気持ちも熱くなっていったんです。

そこから競技支援の魅力にのめり込んで、現場やチーム運営のお手伝いのほか、協会活動、パラスポーツ普及講師、行政の会議参加などの仕事をさせていただくようになりました。


▶︎余暇活動から仕事に。

ありがたいお話で、そこを起点に繋がりがどんどん拡がり、理学療法士としてスポーツ整形外科のある病院に転職したり、トレーナーや広報として東京2020のサポートに参加させていただくなど・・・

2019年ごろからは、想像もしなかったキャリアを積ませていただくことになりました。

最も想像もしなかった楽しい企画「サッカーチーム応援ご当地体操制作」(長崎県東彼杵町)


▶︎へ〜、大変だったね。

いや・・・正直、自分の大変さより、職場やチーム・団体などで内外に関わってくださった方々のほうが大変だったと思うので、何より感謝しています。いま32歳なんですけど、キャリアチェンジ当時「29歳で全くの新人」だったので(苦笑)

その上、大会や合宿、遠征の兼ね合いで勤務がイレギュラーになったりと多大にご迷惑をおかけする中、職場ではリーダーの先生方や企画部の方々に、本当によくしていただきました。


▶︎キャリアチェンジを振り返ると?

スキルや経験の不足はもちろん痛感し、周りの方々にご迷惑をおかけしましたが、おかげさまで、自分の中では後悔なく、その時の自分にできることを全力でやり切れたと思います。

ただ、全く知らない世界に飛び込んで渦中にいる時って、ある意味「振り切れている」というか、ランナーズハイみたいになっちゃうんですね。常に新鮮で目まぐるしいので、「緊張状態」や「過剰さ」に、自分で気付けなかったです。



▶︎緊張、過剰。

お話しした通り最高にホワイトでありがたい環境だったのですが、私自身が勝手に、いつも内心が修羅場でした(笑) 

特に2020年頃からは社会情勢のことで院外活動に制限が出てきてしまい、県外移動の問題などもあって、滋賀などのトレーナー活動や研究現場に行けなくなって・・・

当時のことは、正直ちょっと記憶も曖昧なのですが、知らないうちにストレスも積み重なっていたのかもしれません。滋賀に来れていた頃は、いつも琵琶湖に癒されてましたから(笑)

大好きな琵琶湖の朝焼け、朝5時半ごろ(滋賀県大津市)



▶︎ということは。

お察しの通り、燃え尽き症候群になりました。 ついでに体調を振り返ると、具体的に数値も悪く、「30代は健康の曲がり角って言うもんな〜」と妙に冷静に納得しましたね(笑)


▶︎あらあら・・・

こういう自分の経験も、プロジェクトで①セルフチェック&セルフケアの普及を掲げている理由でもあります。『if(もし)』ばかり追っていてもダメですが、私も渦中で気付けていれば、パタッときてしまうことは無かったかもなあ、と振り返っています。

また、医療者から選手に指導するだけではなく「②関係者みんなでプレイヤーズセンタードのあり方を模索する」としたのも、それぞれの立場を思いやってお互いにサポートし合えたら素敵だな、と目標設定してみました。

自戒を込めて、ですね。

メインビジュアルも「みんな一緒に」を意識した構成



【好きのキッカケ】Bリーグ観戦



▶︎そこから、どうやって『バスケ好き』に?

こんな経緯でなんにもやる気が起こらない中で、『昔好きだったこと』ってなんだったかなあ、と。そこで思い当たったのが、スポーツ観戦でした。

20代は仕事に必死でご無沙汰だったのですが、10代の頃はサッカーを現地観戦する熱心なJクラブサポーターだったこともあり、「現地で何か観てみようかな」と思って。

たまたまBリーグの2021-22シーズンが開幕する時期で、家の近くのチーム同士が対戦するカードがあったので、今まで一度も観たことのないバスケの試合に、とりあえず行ってみました。


▶︎なんとなくバスケ観戦に。

そこでまあ、人生が激変しまして(笑) 「バスケってこんなに楽しいスポーツなんだ!」と、はじめて気づきました。

ゲーム展開が早くてどんどん点が入るし、コートが席から近いし、グルメの出店もあるし、冷暖房完備で、平日は夜に試合開始だから仕事終わりに中継を観れるし。 Bリーグ観戦、本当に最高です!!!!

あと、自分がスポーツに関わったことで、ベンチでのトレーナーさんの機敏なご活躍にも心打たれたりして、10代の頃とは違った観方もしていました。


▶︎急に元気だね(笑)

そして、初観戦日にMVP選手のレプリカユニフォームを会場ショップで買って帰り、ファンクラブに入って応援し、今に至ります!!!!


▶︎えっ、じゃあ、まだ1年くらい?

はい、バスケファンになってそろそろ1周年の初心者です(笑)

#わらバスの前身となったバスケ動画企画の撮影(奈良県奈良市)


▶︎ガッツリはまったんだね(笑)

クラブを応援しているファンのことを「ブースター」と呼ぶのも素敵ですよね! 「加速させる存在」という表現。そういう世界観にも心惹かれて、プロジェクトにご協力いただく方々のことを「#わらバスブースター」と呼ぶことにしてみました。

#わらバスブースターはinstagramで紹介


更にいうと、「ファンの先輩が優しかった」ことも、バスケ好きを続けられている大きな要因です。


▶︎ファン同士の交流!

例えば、「この選手の恩師はこのコーチ」とか「クラブの応援はこんな風に違う」、「遠征先ではこのご飯屋さんがおすすめ」など、初心者にも分かりやすい情報を教えてくださる方がたくさんいて。

あとは、Youtubeなどの情報コンテンツも豊富で、家にいても楽しくて! 体力が若干微妙な私にとっては、本当にありがたいです。

自分もチーム広報を経験したことがあるのでなおのこと思うのですが、リーグやクラブの広報さん、メディアの方などをはじめ、情報発信者さんたちには本当に感謝しかないです!!!!

けが予防をポジティブに啓発する団体を運営していますが、私自身は根暗なインドア派なので、バスケのオンラインコミュニティで遊んでもらうか、ひたすらweb記事を読んでます。


【#わらバスへの想い】東京2020のレガシーを地域スポーツへ


▶︎なるほど。シリーズテーマ「ひととなり」が、よく分かりました(笑)

こんな話で大丈夫ですか?(笑) プロジェクトにご期待いただいている方々を「バスケをよく知らなくて体力のない人の企画って、大丈夫か?」と心配させてますよね?

念のためお伝えさせていただくと、「#わらバス」メンバーには私のようなバスケ初心者だけでなく、様々な立場で実際にバスケットボール競技に関わる方がたくさんいるので、ご安心ください!


▶︎よかった、ファンが愛を語るだけのプロジェクトではないのね(笑)

はい(笑) というか、自分の周りに、「普段から地域のバスケ現場にいて、プレイヤーへのコンディショニング普及や、周りの人との連携に悩んでいる人」が多かった・・・ということが、団体としてプロジェクトの主催を決めた理由のひとつなんです。

「同じような悩みを抱えるあの人とこの人がコラボしたら、きっと面白いだろうな」と膨らんだ想像をもとに、2022年4月ごろからみんなで企画を組んでいきました。



▶︎色々な人が参画!

あとは、東京2020に関わった者として、地域スポーツでのレガシー創出にどんな風に貢献できるかな、と・・・

これに関しては、本当はもっと現場で活動したいのですが、いまの自分の体調を鑑みると難しいことも多いので、まずは体力的にできることからコツコツやろうと思っています。

東京2020は競技団体でサポート(東京都)



▶︎だから単発じゃなくて継続企画なんだね。

20代の頃は倒れても無理矢理やってたと思いますけど(笑)、30代の心身のリアルをひしひしと感じています。

そういう個人的な話もありますが、プロジェクトの期間については、「明確な正解のないことを模索するにあたり、色々な方に出会い、様々な意見をお伺いしたい」ということで、長めに「約1年間」と設定しました。

この点、オンライン時代に大感謝です! 時代に応援されていますよね。


▶︎これからはどんな風に?

『ファン』としては、分からないことは調べたり、周りのバスケ有識者のみなさんにたずねながら、試合を見たりグッズを買ったりして、初心者なりの方法でバスケの楽しさを普及していきます!!!!

あと、最後になりましたが、プレイヤーズセンタードを形成するいちトレーナーとしては、プロジェクトを通してコンディショニングに関する学びを深め、けがで現役生活を諦めるプレイヤーを一人でも減らしたいです。

このことについては、「プロジェクト企画インタビュー:②目指す景色」を是非ご覧ください。


▶︎ありがとうございました!

ありがとうございました・・・全然締まらないけど、本当にこんなのでいいんですか?(笑)


-終わり-

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