#わらバス報告🏀【2023年3月】スポーツ庁第2回SportinLifeAwardにて『Sport in Life 2022賞』を受賞しました_#posimedsports
ーこんばんは、よろしくお願いします!
山岡「こんばんは・・・わーっ!すごい会場!!」
ースポーツ庁Sport in Lifeアワード受賞、そしてお誕生日おめでとうございます!
山岡「ありがとうございます、ダブルで嬉しいです!」
ーさて、今日は 第2回 Sport in Life アワード「Sport in Life 2022賞」受賞のお話を、posimedsports代表の山岡彩加さんにお伺いします。
山岡「はい、光栄な賞をいただき、心から感謝しております」
ー受賞を知った時の率直な感想は?
山岡「びっくりしました。 第1回には無かった新設の賞だそうで、スポーツ庁Sport in Life事務局様からメールをいただいてからも半信半疑でした」
ー信じられなかったんですね(笑)
山岡「ほんまにテンパりすぎて、事務局様には何回も間違いじゃないかお尋ねしたりして、ご迷惑をおかけしました。その節は大変申し訳ございませんでした」
ー落ち着いてください(笑) 実感が湧いたのはいつですか?
山岡「この表彰状とトロフィーを手元にいただいてからですね。『おお〜、posimedsports って書いてある・・・』って」
ー日付、3月7日付なんですね。2022年度末。
山岡「そうなんですよ、この日、満月でしたよね」
ーえっ、そうなんですか?
山岡「確か・・・(手元で調べて)あっ、やっぱそうですね。うちの団体、新月とか満月の日にハッピーなことが多いんですよ」
ー面白いですね! posimedsports の2022年はどんな1年でしたか?
山岡「楽しい1年でした! 主催で『わらバス』が始まって、協力で『森林保全モルック』、企画制作で『ひがしそのぎ体操』に取り組みました」
ー盛りだくさんでしたね!
山岡「写真、懐かし〜! キッズたちとの関わり、本当に楽しかったです!」
ー2022年のキーワードは?
山岡「2020年8月8日がposimedsportsのお誕生日で、1年目の2021年はまず団体としての体裁を整えることに注力していたので、2年目である2022年はいよいよ、思いついたことは全部やってみよう!という『チャレンジ』の1年間でした」
ーチャレンジ!
山岡「あとは『やっと会えた』1年かなぁ。団体設立当初は社会状況でほとんどオンラインで活動していたので、2022年になって初めてリアルで会えた人がたくさんいて、嬉しかったです」
ー『会う』ことが印象に残っておられるんですね。
山岡「恥ずかしいので今まで言ってこなかったんですけど、うちの団体はもともと、社会情勢でリアルの交流がどんどん規制されていくのがさみしすぎて、私が色んな人と関わるための口実に作った、という側面もありまして(笑)」
ーそうなんですね! だから、『やっと会えた』。
山岡「もちろん、これまでお話ししてきた通り東京2020のレガシーとしての役割も意識していますが、私自身が社会情勢による外出制限などを経験していなければ、posimedsportsとしてここまで活発に活動してなかっただろうなと思います」
ーオンラインで出会った方々に、リアルでも会えたんですね。
山岡「はい。個人的な話ですが、ご縁あって2019年から本格的なスポーツ関連キャリアに挑戦させていただくことになったので、2年くらいはひたすらインプットだったんです。
その後、大きな仕事がどうにか無事に終わったのが2021年後半くらいに、燃え尽き症候群みたいになりつつも、『せっかくスポーツメディカルの勉強をしたから、次は自分の好きなことに活かしたいな』と思って。
当時オンラインコミュニティが流行り始めていたので、自分の好きな社会貢献とかSDGsに『スポーツ』を掛け合わせたところにいくつか参加してみまして。
そこで出会った仲間たちと実際に会って、一緒にリアルイベントの開催に取り組んだのが2022年です」
ーその流れで、「#わらバス-みんな一緒に、笑ってバスケ!プロジェクト-」では、全国各地の協力者と共創されていますね。
山岡「はい、その経験がめっちゃ楽しかったので、同じスキームで主催のプロジェクトを組んでみようと思って作ったのが『#わらバス』です!」
ーわらバスの2022年は、どんな1年間でしたか?
山岡「わらバスにスポットを当てて振り返ると、2022年は『企画構想』の1年ですね。最初のキッカケは、2021年9月に、FIBAバスケットボールワールドカップOKINAWACITY2023の存在を知ったことです。
そこから2022年1月頃に、沖縄・東京・横浜・滋賀のバスケット好きなメンバーが集まってオンラインで企画を相談し始めて、2022年4月に全国各地の仲間たちとティップオフミーティングを行ないました」
ー最初から全国のメンバーとオンラインで活動していたんですね。
山岡「いえ、当初は、沖縄・東京・横浜・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀のみんなで『沖縄アリーナに行ってみた〜い』という話で盛り上がるだけのライングループだったんです。
全国各地の沖縄料理屋さんを紹介しあったり、空港から沖縄アリーナへの効率的なアクセスについて情報交換したりしてました(笑)」
ーバスケットツーリズム! そこからどうやって社会貢献企画が始まったんですか?
山岡「長崎・富山のメンバーが加わったことでプロジェクトとしての体を成してきて、山形・静岡の方々にお力添えをいただいて前進し、最近では愛媛・栃木・広島の方々と企画をご相談中です。このような流れで協力者『#わらバスブースター』が集まって、今に至ります」
ー「#みんなでつくる」企画ですね!
山岡「ということで、わらバスは『企画構想』の2022年を経て、『実行』の2023年です!」
ーでも実際、日本全国を飛び回るのは大変じゃないですか?
山岡「いえ、推し活を兼ねているのでめちゃくちゃ楽しいです! 嬉しいことに『推し活仲間』を9人ほど増やせたので、遠征も更に楽しくなりました。全国各地のみんなでオソロを楽しんでいます(笑)」
ー9人!? すごい(笑)
山岡「わらバスはスポーツ医療者が中心となって全国各地でコンディショニングを普及する社会貢献プロジェクトなんですけど、
同時に、『みんなでつくるプレイヤーズセンタード』を達成するために、地域バスケットボール現場に様々な立場で関わる人が、円滑にコミュニケーションをとる方法を模索しているんです」
ープレイヤーズセンタード。 アスリートを中心とした支援の輪ですね。
山岡「はい。どんな環境を設定すると指導者・医療者・保護者がフラットに交流できるのかな、と考えたときに、『プロの試合のアリーナ観客席』というのは結構いいのでは・・・と気づきまして」
ーアリーナ観客席?
山岡「トレーナーとしての私自身もそうなのですが、自チームの現場や会議室で他の立場の方と顔を合わせると、熱くなりすぎちゃうことが多くて。
そこで、プロの試合会場のように、自チームに全く関係のないカテゴリーの、でも『同じスポーツ』の場、という環境設定だと、試合を眺めながら自チームを冷静に振り返って気軽にお話しができたりするのかな、と。
あとは、『セミナー会場』など、類似だけど別の明確な目的のある場所も適切かもしれません」
ーああ、なるほど、確かに少しクールダウンして会話できそうですね。
山岡「あと、私もせっかく全国各地へ伺うのなら、その場所でバスケを観たかったので(笑)
そうやって、観客席でリアルに会って打ち合わせをしたり、クローズドなオンラインコミュニティで話し合ったり、webメディア様にご協力いただいてそれぞれの立場での考え方をお互いにオープンにしながら、2023年に予定している現場アプローチの準備を進めていきました」
ーミーティングの成果はいかがでしたか。
山岡「プロの試合前にグッズを買いに行ったりアリーナグルメを食べてる時は、『地域バスケ現場に自分の専門性を活かしてコンディショニングを普及する』という話がメインなのですが、
ハーフタイムくらいになると、地域アスリートが自分自身ではなかなか気付けない様々な不調の芽や、地域スポーツ現場特有の上下関係、競技レベルによる格差、医療リテラシー、ハラスメント予防、LGBTQ、発達障がいや知的障がいの有病率など、もう一歩踏み込んだ話題に展開することが多かったです」
ー地域バスケ現場のリアルな課題、でしょうか。
山岡「私自身はバスケに関してド素人なので、地域の現場でどんなことが起こっているのかを、全国各地で実際に活動しているみんなに腹を割って聞いてみたのがこれらのキーワードですね」
ー現場で困っている方々に、直接お話を聞かれたのですね。
山岡「あとは、これは私の性格上なのですが、現場の空気を直に感じたり自分の目で見てから具体的なアプローチを考えたくて、
#わらバスブースターにご協力をいただき、ミニバス・学生・社会人のカテゴリーで実際にプレイヤーや保護者の方々と交流させていただきました。そこで得たいくつかの気づきも、企画の中に組み込んでみています」
ー実際の現場にも。どんな気づきがありましたか?
山岡「色んな方と話してみて、『私たちがシェアしたいことって、ウェルビーイングだったんだ!』と改めて気づけました」
ーウェルビーイング?
山岡「わらバスの合言葉は『みんな一緒に、笑ってバスケ!』ですが、これをある側面から紐解くと、『お互いのモヤモヤがあんまり無い状態』のことだと思うんですよね。
先ほどお話ししたいくつかのキーワードは、お互いになんとなく違和感を覚えたりするけれど、かといって明確な正解のないことも多いので、
これらの認識や捉え方をすり合わせていくことも、地域のスポーツ現場で『プレイヤーズセンタード』を実現するために必要なのかな・・・と思いました」
ー確かに、小さな違和感がお互いの居心地の良し悪しを作るのかも・・・。
山岡「まだ私自身も具体的な手法について答えを持ち合わせていないのですが、
プロジェクト開始から半年間、腰を据えてお話を聞いたり自分で体験した限りでは、ウェルビーイングの視点が手がかりになりそうだな・・・と、考えを巡らせているところです」
ーメディカルだけの課題ではないのかもしれない。
山岡「はい、私たちは医療系なのでコンディショニング普及を切り口にしていますが、地域スポーツ現場で怪我が長引きやすい理由は単なる知識不足だけではないのだろうな、と感じています。
残り半年間、プロジェクトとしてしっかりと向き合い、私たちなりの何らかの答えを導き出したいポイントですね」
ープロジェクト期間が半分経過し、課題の本質が見え始めた。
山岡「こういう話は重くなりやすく、考えすぎると深みにはまりやすいのですが、
私たちが大切にしているのは、する・みる・ささえるバスケを【強く・長く・楽しく】続けることなので、これからもポジティブに『みんな一緒に笑ってバスケ!』な未来を目指して前進します!」
ーそういえば、全国各地で『やっと会えた』方々との記念写真、ありますか?
山岡「ありますけど、全身ガチ推し活ファッションすぎるので、載せるのはちょっと・・・(笑)」
ー(写真を見て)・・・あ〜、これはちょっとガチすぎますね(笑)
山岡「私たち、全国各地のアリーナでグッズ売上に貢献してます(笑)」
ーでは、そろそろまとめのコメントをお願いします。
山岡「posimedsports主催『#わらバス-みんな一緒に、笑ってバスケ!-プロジェクト』を1年間かけて展開する中、ちょうど半分のタイミングで大変光栄な賞をいただき、本当にありがとうございました。
賞に見合う活動を行なえるよう、気を引き締めてますます頑張ります!コラボは常時募集中ですのでお気軽にご連絡ください。今後とも応援のほどよろしくお願いします!」
〜・終わり・〜
・プロジェクト名称:#わらバス-みんな一緒に、笑ってバスケ!プロジェクト-
・プロジェクト略式名称:「#わらバス」「わらバス」
・SNS推奨ハッシュタグ:#わらバス #わらバスブースター
・プロジェクトページURL:https://bit.ly/3clZn34
・プロジェクトお問い合わせフォーム:https://forms.gle/i1LreRUfJKMeBT1A7
・企画概要:スポーツ社会貢献企画「#わらバス」は、バスケットボール競技に特化し、スポーツ医療者×バスケ関係者×メディア等のコラボで、誰もが【強く・長く・楽しく】バスケを続けられる未来の実現に寄与すべく「みんなでつくる」プロジェクトです。2022年9月から約1年間をかけて、様々なリアル/オンライン企画を通じ、地域のミニバス・部活・社会人サークル・障がい者バスケチーム等に所属するバスケプレイヤーへコンディショニング(特にセルフチェック&セルフケア)を普及します。また、バスケプレイヤーを取り巻く指導者/医療者/保護者の方々との交流を通し、バスケットボール競技における「プレイヤーズセンタード」のあり方を模索します。
・主催団体:posimedsports(よみ:ぽじめどすぽーつ)
・主催団体HP:https://posimedsports2020.themedia.jp
・主催団体連絡先:posimedsports2020@gmail.com
・主催団体Twitter:https://twitter.com/posimedsports88
・主催団体Instagram:https://www.instagram.com/posimedsports88/