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人生でやりたいこと ~手打ちそば~

50才になった頃、残りの人生でやりたいことをノ-トにメモしていた
その中で「手打ちそば」があった

ちょうどその頃、NHKでタレントが手打ちそばを打つ番組があって見たり
YOU TUBEで動画をいくつか見た

とりあえず、道具から入る派。

ネットで一式揃えた
板、でっかいお椀、丸棒、DVDも付いてきた

ス-パ-でそば粉、小麦粉を手に入れた
材料の分量が大事で、測りは元々持っていた

NHKの番組通りに手打ちそばを作ってみたら
散々だった

こねたはいいが、丸棒で伸びないし
すぐ切れるし、厚みかあつく、うどんみたいになるし
麺に切れ目ができて、ボツボツとするし。
見た目は大事。

美味しくないし、、、。

人から習わないとダメだと実感。
どこかで体験したいと思っていた

7月の3連休に長野の戸隠に寄る機会があった
そば打ち道場があることを知り、じゃらんで予約を入れた

1日4回ほと体験教室が開かれていて
1時間弱で4000円くらい
自分で打ったそばを食べれるとの事

開催時間の少し前に到着。
私含めて5組。4組は家族ずれで、私は一人参加。
なんか恥ずかしいがマスクで表情を隠せた

先生は、70才くらいの白髪のおじさん
いかにもそば職人でっせ風。
そば職人は、痩せていて歳を取っているほうが上手く見える
見た目は大事。
他におぱさん3名が補助役。

簡単に手順を書くと
1.用意されたそば粉と小麦粉、水を箸で速く混ぜる


2.手で救うようにして、玉になったそば粉をバラバラにする


3.こねる。空気が入らないようにこねる。


 ここで先生が登場して上手くこねる。(多分ここが大事なのだろう)
 先生は、「菊練り」という技を披露する。
 NHKの番組で見たことのある技だ
4.丸いそば粉を平たくする
5.丸棒で伸ばす


 ここでおばちゃんが登場して、伸ばしていく
 素人だと切れてしまうらしい
 直径50センサまてせ伸ばす
6.4つに畳む
7.切る


 垂直に包丁を下して切り、左側に包丁を傾ける
 繰り返す

完成。

切った麺を厨房に持っていき、茹ででもらう
小太りの男性アルバイト君 「最初は、塩で食べてみてください」

早速、テーブルに付いて、そばに塩を振り頂く

美味い

打ち立てなので、ずいぶん違う

なんとなく、一人で食べているのが恥ずかしくなり
急いで、二人前をほおばる

他の組が食べ始めるころには、席を立った

道場を出ると、小雨。
建物の写真を取り、SNSに投稿
手順を思い出しながら帰宅

コツはつかんだ

写真も撮ったし、もう一度NHKの番組を見ればできるはずだ

なんでもやってもるもんだ

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