入院してみて、思うこと。リハビリ職がリハビリを受けたら。
入院。私が、今回楽しみでもあり、勉強させてもらおうと思ったのが、他病院でのリハビリを受けることです。
私の勤務先は、急性期の病院ではなく、そちらで手術を受けた患者さんが、国で定められた期限内に元の生活拠点に戻られる状態まで、回復していない場合の、受け入れ先病院です。そのため、高齢者が多いです。コロナに罹患後、陰性になったものの、体力低下が著しく、元の生活が困難な患者さんの受け入れ先にもなる予定です。
今回、私が入院した病院では、内科、外科疾患含め、若い患者さんもおり、違いを感じています。期限は最長30日。そのため、手術翌日からのリハビリも、スピード感を感じています。いつまでも、ベッドで寝ていると、筋力低下は、確実に進行するため、スピード感は、大切です。
私は、担当理学療法士の先生から、20分のリハビリを受けています。20分という短時間で、指のストレッチ、床からの起き上がりや、階段、歩行練習を上手く時間内にまとめています。これも、リハビリの技術の内ですね。納得できるリハビリが進めば、お互い気持ちいいものです。
それ以外に、自主練習を、午前、午後に、行いました。これができるのは、症状、病態を理解できているリハビリ職ならではです。
自分の担当患者さんと同様のリハビリをしています。上半身、下半身の関節可動域練習、筋力増強練習を、ベッド上でしていました。
80代後半、90代の患者さんに、腹筋やお尻上げをしてもらっていたので、私もやらねば。あ~、ほんとに、皆さん、頑張ってリハビリ受けてくれて、ありがとうございます‼️と、感謝の思いが募りました😭
そして、いざ、担当理学療法士の先生から、「それでは、指の曲げ伸ばし20回‼️」と、指示されると、「えっ、10回じゃなくて?20回‼️きついやん‼️」と、笑いが込み上げます。私もこんな感じに思われながら、してくれてたんだろうな~って。
そう。リハビリは、楽にできるではダメで、少しばかりしんどいぐらいがいいのです。もちろん、その都度、状態をしっかり把握し、観察して、適切な負荷で進めます。
今日は、担当医師から、ガーゼ交換の処置の際に、「しっかり留めといて~、この人、良く、動くから~」なんて、言われて、先生、看護師さんと、笑っちゃいました😊
明日もリハビリについて。