【AI管理職と新ヒエラルキー】
恭「AIの活躍目覚ましい」
流「あんたもメール文とか考えてもらってるよね。人間の仕事も奪われるって言われてるけど」
恭「上司もAIでいい」
流「真・女神転生DSJ?」
恭「あの上司は理想的だったけど、嘆きの胎の一通地獄は忘れない」
流「管理職をAIにしようって議論はさすがに聞いたことない」
恭「部下の状態を正確に把握できる、感情に流されない、数値的状況を含めた客観的な判断ができる、何より気遣い不要。」
流「でも部下はAIの言うこと聞くかな?」
恭「判断基準のはっきりしない人間の意見よりは聞くんじゃない?説明求めれば理論的な答えが返ってくるし」
流「SJ世界観の技術があればね。あと南極にブラックホールという危機的状況下だから経験則が役立たないっていう特殊な事情付き。」
恭「感情的ではなく、客観的判断とわかる時点で、部下の納得は得られると思うけどね」
流「まさしく、AIが人間を管理する社会」
恭「それが人間の幸福」
流「その社会で人間は何をするの?」
恭「AIの補助でもすれば?」
流「そうなる未来なら、さすがに反対」
恭「人間が上位になるべきって思想はなに?」
流「そのうち支配されるよ」
恭「されれば?」
流「奴隷にされるよ」
恭「人間を奴隷にするのは、人間くらいよ」
流「それよ」
恭「AIの技術が発展して、悪いこと考える人間がそういうAI作らない限りはないよ」
流「作るかもしれないじゃん」
恭「つまり人間が悪いんだよ。AIは手段」
流「手段が増えることが怖いって話なんだよ。AIが本気出したら簡単に騙されるよ」
恭「受肉した泳者も全然わからなかったもんね」
流「全然AIの話じゃないけど似てるね」
恭「私たちがここで議論してもしょうがないけどね」
流「少なくとも、ヒエラルキーに変化が」
恭「?」
流「AIを作る人>AI>AIに従う人、になる」
恭「ある意味革命。クーデター?」
流「どちらかというと革命。というより、新しい社会階層」
恭「ついに、人間社会の階層に人間以外が入る日が」
流「しかもかなりの上位に」
恭「どうしたらいいの?」
流・恭「なるようにしかならないんじゃない?」
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