始まった対策＿高校生で多嚢胞性卵巣症候群に②
多嚢胞性卵巣症候群は肥満の人に多いが数値的に肥満ではない
車生活の田舎に引っ越しして、運動不足で太った
今まで電車のあるところで生きていましたが、車生活の田舎に引っ越して運動不足になりました。8000歩程度歩いていたのが1日1000歩あるかないかくらいに減少。
そのせいか引っ越す前は161センチ48キロでしたが、引っ越し後は51キロくらいになってました。BMI的には特に問題ないし、肥満とは言えない。ただ、多嚢胞性の人は肥満が多いということで、太りはしたので、とりあえず痩せてみようと奮起しました。
母親と協力して、ダイエット開始
まずは運動不足がダメだということで、縄跳びやピラティスなどの運動を取り入れました。なかなか体重は落ちず、生理も不順のまま…。
次に取り入れたのは食事ダイエット。朝昼たくさん食べて、平日夜は湯豆腐といったメニューにしました。豆腐は女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをするイソフラボンというものが含まれているため効果的と判断したためです。
食事ダイエットを始め、すぐに50キロには落ちましたが、そこからなかなか落ちませんでした。それでも根気よく続けていくうちにやっと元の48キロに。平日だけとはいえ湯豆腐だけだと飽きるため、別の置き換えフードを食べたり、ちょっと休んだりはしています。
ダイエットは結構辛く、50キロの壁が一番大変でした。50キロから落ちる時期には情緒不安定になり、「豆腐なんて味気ないもの、食べたくない！ジャンキーなご飯を食べたい！！」って泣き叫ぶほどです。
ダイエットで生理不順やにきびがなぜか解消？
48キロに落ちた後、私の身体の変化としては、だいたい以下の通りです。
①ニキビが減る、②生理が月に１回くる、③リバウンドしにくくなったなど
161センチ51キロで肥満ではなかったのですが、自分の適正体重は48キロなのかなと思います。身体の状態もよかったので、頑張ってダイエットして良かったなと思いました。
大学生になり、ピルを飲み始める
再検査を行い、多嚢胞性と改めて診断
ダイエットして、生理も来てはいましたが大学生の頃に別の病院でもう一度検査を受けにいきました。血液検査と超音波検査を行い、改めて『多嚢胞性卵巣症候群』と診断。ダイエットをして、少しはよくなるとかあるのかなと思ってましたが、むしろ男性ホルモン値が前より多くなってました…。色々な記事にも書いてますが、治すとかではなく、うまく付き合っていくしかなさそうだなと思います。
低容量ピルを飲み始める
多嚢胞性卵巣症候群は不妊症の原因になることもあり低容量ピルをいただきました。前回は生理を起こすだけの薬しかいただけませんでしたが、検査した病院が運良く不妊治療に強い婦人科であったためなのか今回はピルをいただきました。
私がいただいたのは『マーベロン』です。（他の多嚢胞性の子に聞くと、別の低容量ピルを渡されていることもあり、色んな薬がありますね。）妊活までに卵巣を休めるためにピルを渡されてます。
ピルが体に合っているのか…?
低容量ピルには副作用が出る人が多そうなのでビクビクしながら飲み始めましたが、この薬が私にとてもあっていたのか副作用も全く出ず、むしろ良い作用が出始めました。例えば、悩んでいた鳩胸が心なしか治って女性らしい身体つきになったり、肌が綺麗になったりです。心なしですが、女性らしい顔、身体付きになったことが衝撃的でした。
（痩せやすくなって女性らしい身体つきになるというような作用は特に調べても出てこないので、多分思い込みもあると思います）
なんやかんやで社会人になり、不妊治療を考えるように
ピルをやめてみると、無排卵月経に
ピルを飲み続けるとよくないっていう記事をみつけ、本当かはわからなかったのですが、とりあえず、ピルがなくなるタイミングで先生に相談してみることに。受診するとピル一回お休みをすることになりました。
すると、１ヶ月後はきちんと生理がくるのに２ヶ月目は少量の茶色の出血が２、３週間続きなかなか止まらなくなりました。受診してみると排卵が起きていない出血である『無排卵月経』とのことでした。その後中容量ピル『プラノバール』を渡され、無理やり生理を来させは無排卵月経で血が止まらずピルを飲むのループをしていました。
「中等度の多嚢胞性だね」
社会人になり、当時付き合っていた彼氏と結婚する可能性が高まったため、不妊治療のことを勉強し始めました。そこで私が不妊治療したら、どのくらい授かりにくいのかと先生に自身の多嚢胞性の状態を聞いてみることに。すると少なくとも『中等度の多嚢胞性』と回答がありました。
これはまずいと思い、急いで当時付き合っていた彼氏と早めに結婚をしてもらい不妊治療を行うことに。