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水沢腹堅 1/25-29
水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
-第七十一候/七十二候
-大寒-次候/二十四節気
-鷙鳥厲疾(しちょうれいしつ)/宣明暦
-2025年1月25日~29日
「腹」とは
・「背」に対しての腹、正面、胃腸、胎内、収める部分
・おなか(中心)、なかほど、山腹
・心が収まっているとして 腹が立つ、腹を固める
腹は膨れたり縮むもの。沢の水が、その中心からぐわっと膨らむさまを現わしているのかな。確かに氷は水よりも堆積が増えます。それは水分子が凍るとき規則正しく配列して隙間ができるから。(製氷皿で氷を作ることってもう無いけれど、ペットボトルに入れた水を凍らすと多分ボトルが割れる。)
流れているのが常態な沢の水が腹から堅く凍る、それには畏怖さえ感じる。
寒さが重なり、日中も温度が上がず、底冷えがしてくる時期。日本各地でいつ最低気温となるのかを見ると、確かにこの時期でした。
しか~し、東京は数日前には春の陽気、寒い日でも日中10℃を切る程度。息が白くなるような寒さではない。鎌倉の実家では梅や水仙が咲き出した。
寒さの底を打つ時期を過ぎれば、次はいよいよ第七十二候。そして節分、第一候へと暦は巡っていく。