認めたくないけれど、中学受験に飽きてきた今日この頃(四谷大塚公開組分けテスト5年第6回)
秋風に 山の木の葉のうつろへば 人の心もいかがとぞ思ふ(素性法師)
あー、わかる、わかります。恋心の話ではありません。もちろん長女の勉強のことです。新緑まぶしい頃は「解き直し3周!」「説明会の予約!」「塾の面談!」とひたすら前を向いてガツガツしていたものですが、木の葉が色づいてきた今、自分の腰が重くなったことを自覚しています。そう、中学受験(のために勉強する日々)に飽きてきてしまったのです。娘も、私も。
こういうのをたぶん「中だるみ」と呼ぶのだろうと思います。集中力が途切れてしまい、波に乗れていない感じ。夏休みの疲れが今頃出てきたのかもしれません。そんな状態でも組分けテストはやってくるのです。
5年第6回公開組分けテスト(10/10実施)
算数>55
国語>55
理科>55
社会>50
4科目>55
なんとかSクラス(Cコース)には残れたけれど、あと数点落としたら容赦なくカド番に立たされたであろう成績。いつも頼りにしている算数が振るわず、正答率60%の問題で2問も計算ミスしてしまいました。どうやら「比」の単元がきちんと理解できていないようす。算数はすべて1問8点ですから、16点分のミスは大打撃です。そして、この成績でも「挽回しなくちゃ」という気持ちが生まれない娘。塾の先生に喝を入れてもらえば、少しはシャキッとするのでしょうか。
今年の初めに学校から一人一台与えられたタブレット。このタブレットのおかげで、娘は学校から帰宅すると延々とYouTubeを見ています。たいてい、熱中しすぎて時間を忘れ、宿題に手をつけず、仕事から帰宅した私に叱られるパターン。
どうしたら、娘が、自分から、勉強するようになるのか。
3年生の2月に入塾したときからずっと課題にしてきたことですが、もうここにきて、「自分から勉強するようにはならない」とあきらめてしまった方が楽だな、と思いつつあります。時折、中学受験撤退、というワードが頭に浮かぶこともありますが、撤退するほど悪い成績でもないというのが苦々しいところです。つまり、本人が掲げる目標が高すぎるだけ……。
「二月の勝者」13巻は、子どもたちの描写が少なかったからか、「つまんなかったー」と長女。でも、お金のこととかスケジュールのこととか、親には勉強になることばかりでした。下期に入り、来年の仕事のスケジュールも徐々に埋まりつつありますが、秋以降は仕事を抑え気味にしていかないと、自分がパニックになってしまいそうです。
姉妹の子育て、特に長女の中学受験の伴走記録です。 いただいたサポートは、勉強をがんばる娘へのご褒美に使わせていただきます!