GIFT OF LIFE
昨年の年の暮れが見えた頃に地元で数年ぶりに市民ミュージカルが開催されました。
私のお師匠さんが脚本を書かれた、GIFT OF LIFE。
観に行く予定だったの。
でも…去年まで5人でしていた仕事を3人ですることになり、そこへ先輩とのお休みが被るというアクシデントもあって、泣く泣く帰るのを諦めました。
観たかったなぁってずっと思ってた。
Xのフォロワーさんの一人が出ていてねこのミュージカルに。
その人からDMが来ていて
「YouTubeで観られますよ!」
え?マジか?!
すぐにでも観たかったけど、残念ながら平日で。
連休まで待つぞ!ってお仕事を頑張ってやっと天皇誕生日。
ずっと天気が悪くて、溜まりに溜まった洗濯物を片付けてたら夜だわよ。
やっと観始められたのは22時を超えておりました。
もうね、ずっとお師匠さんのターン。
あぁ、そうだった。
彼の世界はこういう世界だったわ。
現実とファンタジーが混ざるのこういう空間はパパの世界だ。
あぁああああああ…私の愛した私が頭まで全部ずっとどっぷり浸かってたあの世界だ…。
結城翼ワールド全開。
ずっとフルスロットルの結城翼。
突然背後から私の肩を抱いて
「椿、お前、まさか忘れちょったがやないろうにぁ?」
って言われたような気持ちになった。
お師匠さんの世界を私が忘れるわけがないでしょうよと思う私と、忘れてましたサーセンの私がいて、頭を地面に擦り付けたくなるようなそんな気持ちになりました。
気付けばあっという間に二時間が経過していて。
びっくりした。
え?もう終わった?!って。
最高のミュージカル。
時々なんとなく標準語から外れそうになったり、ちょっと音程がふらついたり。
でも、たくさんたくさん努力したんだろうなって伝わってくる、また観たいと思う素晴らしい作品でした。
私もこの作品に肌で触れたかった。
観る側でいい、あの空気を肌で感じたかった。
交通費と宿泊費を出しても、たとえ高知に24時間しか滞在できなくてもそれでもお釣りが来るわと思えるほどの作品だと思います、私にとっては。
はぁ…よかった。
真夜中なのに気持ちが高揚して眠れそうにないよ。