短冊
スーパーへ買い物に行くと、七夕飾りが。
短冊どうぞと。
娘と2人で短冊を書いた。
娘は修学旅行に行けるよう。
私は高校の先生に会えるよう。
あえてどの先生かは書かずにおいた。
2人で短冊をかけて、さぁ買い物しようか!と動き出したら和彫がお袖からこんにちはしているいかついお兄さん2人が
「あ!短冊!俺らも書こう!」
そう言って低い机に合わせて膝を地面につけて2人が短冊を書いていた。
それを見た娘が
「あの人たち絶対いい人」
って目をキラキラさせて言ってた。
「あんな怖い感じなのに、あんなところにお膝ついちゃうのに短冊書く人が悪い人なわけないよ!素敵な人たちだね!」
って割と大きめの声で言っていた。
あわあわしたのは私。
お兄さん2人は多分気づいてなかったと思うけど…あの2人のお願い事がどんなだかは知らないけど、素敵な優しいお願い事だといいな。
みんなの願いが届きますように。