絶対すんなよ。←これは絶対してくれよであることをおっさんとのストレッチングで証明してみた。
僕
「おっさん!おっさん!
ちょっとさ、僕腰痛くて
たまらんからさ、ストレッチングしてくれへん?」
おっさん
「まあ…しゃあないから
ええけど…
どうやってするん?」
僕
「あの…昔あったやん!
なんか、相手を自分の背中に乗せて
伸ばすストレッチングのやつ!
あれ!あれ!あれを、やってほしいねん!」
おっさん
「あ~。なんかあったなーそんなん。。。
お互い背中合わせになって…
腕をクロスさせるやつやったっけか?」
僕
「そうそうそう!それ!天才!
ごめんけど、やってくれへん?」
おっさん
「しゃあなしな!
よいしょっとッ!!」
おっさん、軽快な動きで
無事低めの椅子から
勢い良く立ち上がることに成功。
そして、僕の目の前までトコトコ来てから
クルリと背中を向けた。
向けると同時に
おっさん
「でも、体格差あるからなー大丈夫かなー」
僕
「大丈夫、大丈夫!気にせんとって♪」
おっさん
「いや…気にするやろ笑」
ここで、僕もおっさんに背を向けて立った。
その後
お互いに、自分の右腕と相手の左腕をクロスさせる。
準備は整った…
おっさん
「ほな、持ち上げるでー?ええかー?」
僕
「オッケーオッケー♪いつでも、どうぞ♪」
…………。
おっさん
「んーんーんー。え?あれ?
全然持ち上がらへんねやけど?
ちゃんと乗っかってきてる?」
僕
「おかしいなー?
全然持ち上がらへんなー
やり方間違ってるんかな?
1回僕が、おっさんのこと
持ち上げてみていい?」
おっさん
「まあ…ええけど…。間違っとるとかあるんか?これに…」
僕
「まあまあまあ…一回やってみよ?笑
いくでー?」
おっさん
「はいよ~」
…………次の瞬間。
おっさん
「いたい、いたい、いたいー笑
できてる、できてる、できてるッー
いたたたたたたたたーあかーん!!」
僕、なんだか楽しくなり
おろすことを拒否して
むしろ、ゆさゆさ揺れてみる…
そしたらなんか、背中から声がする…
おっさん
「おろしておろして笑
ホンマ痛いから笑
あかんやつ、あかんやつ
これ!あかんやつ!
あかーーん笑」
僕
(仕方ないなーもう…笑)
おっさん
「やばかったー
あ・れ・は!ホンマあかんやつやったで笑
絶対やったらあかん、もう笑」
僕
(そんなん言われたら…やりたなるやん…笑)
僕
「わかった、わかった笑
もうやらんから、僕にやって
腰痛いねんって!!」
すっごい目を細めて
僕に対する
疑いのまなざし120%の
おっさんが言う。
おっさん
「ぜーーーーーったい!!!
やるやん!!!!!
もう一回笑
絶対やる流れやんこれ…
もういややーーーーーーーー笑」
僕
(そうです。絶対やります…笑)
切り替えて
平然を装い、おっさんに言う。
僕
「いやちゃうやん、僕がストレッチングしてほしいねん!
まだ一回もしてもらってないやん僕…
おっさんだけズルいやん!!!
僕にもしてよ!ストレッチング…」
おっさん
「絶対いやや笑
してくるやん。
これいつものパターンやん笑
わかんねんこれ笑
ほんで今更やけど、ストレッチでええやん…
ストレッチングじゃなくて…
まあでも、しゃあないかー
いややなー笑
その代わり、絶対すんなよ??
ずぅぇーーーーッたいに
すんなよ?笑」
僕
「わかってるって笑
この目見て!!!
ほら真剣やろ?
ホンマに腰痛い目をしてないやろ?
大丈夫や笑」
おっさん
「あかんやんそれやったら…笑
そもそも、その目をしてる時は
あかん時の目やねん笑
僕にはわかるねん笑」
僕
「うそうそ…笑
ほんまに痛いから
そこをなんとか…
なんとか…
お願いします…
あっ!
このあいだ
お客さんが、おっさんのこと
カッコいいって言ってたで。」
おっさん
「よし、やったろ♪」
そんなこんなで
二度目の背中合わせになった
僕とおっさん。
おっさん
「はぁ~~~…
こわいなーこわいなー笑
なんで、担ぐ側やのに
こわいんやろうなー笑
はぁ~
ほな…いくでー…?」
僕
「いつでも♪よろしくお願いします!」
おっさん
「よいっしょっと!!!!」
今回はおっさん
勢いをつけて
一気にたたみ掛けようと
してきた。
なので…
全力でブロックした笑
結果…
おっさん
「んーんーんんー笑
う・ご・か…な…い…泣」
シーン………
おっさん
(おわった…………笑)
僕
(いってらっしゃい…………笑)
シーン………
シーン………
シーン………
おっさん
「あかーん!!!!!!!!!!笑」
また次回。
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(๑╹ω╹๑ )