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ボイスドラマ「少年達の反逆」まとめ

ラジオ配信アプリ「Spoon」内で制作されたボイスドラマです。 全12話、事前に聞いておくと本編がもっと楽しめる過去作も記事の下部にあります! 少年達の反逆第1話「信じた俺が馬鹿だった」 [あらすじ] 元兵器整備士のアランとウィル。 二人は独自に開発した新技術を売り込むため、実業家のガンに営業をかけるが—— 第2話「その男、天才」 [あらすじ] 行方不明になったアランを探すため ウィルが訪ねたのは、車いすに乗った奇妙な男だった 第3話「答え合わせ」 [あらすじ]

    • 怠惰な私が一人暮らしのために買ってよかったもの/やってよかったこと

      こんにちは。突然ですが、極力怠惰に過ごしたい私が買ってよかった~と思ったものや、やってよかった~と思ったことをこれから列挙していきます。 時期的に一人暮らしを始められる方も多いと思います。 参考になれば幸いです。 ※アマゾンアソシエイトプログラムを使ってみました。 怠惰のレベル私は大学卒業後一人暮らしを始めてもう7年目になります。 床に何かが散乱していることが常ですが、 ドキュメンタリーやバラエティの題材にされるレベルではありません。 多分やる人がやれば1時間くらいで片付

      • 2024年見てよかったものランキング

        個人的備忘録 1位から順に並んでいます これからどんどん追加されるので変動します 映画『ゴジラ-1.0』普段映画館にも行かないたちですが、これはすごかった。 Twitterで「減点方式なら70点、加点方式なら1億点」みたいなツイートを見たんだけど、 まさしくその表現がぴったりな映画だった。 この映画をきっかけに映画館に少しずつ足を運ぶようになったし、 なんならゴジラ-1.0は二回見た。 途中、戦艦が海を進むシーンでオーケストラが奏でる荘厳なゴジラのテーマが流れたとき、一度目

        • 2023年まとめと2024年のやりたいこと

           2023年がもうすぐ終わりそうなので、覚えていることを振り返りつつ、 「2023年てよかったね~」と言って2024年にバトンタッチする準備をする。 2023年まとめボイスドラマが完結した 2021年から足掛け3年をかけて作っていたボイスドラマ「少年達の反逆」が完結した。 これが2023年、私の中で一番大きな出来事になる。 たくさんの方々に協力していただき、多くの方が聞いてくださった。 作っているのはボイスドラマなのに、なぜか絵や動画制作のスキルも上がったし、 ボイスドラ

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        ボイスドラマ「少年達の反逆」まとめ

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        • 近所の道全部歩く
          2本

        記事

          近所の道全部歩く #エキシビジョン

          急に始まる「道全部歩く」 今日、祝日だったんだね。 誰もXで「今日祝日じゃん!」ってウキウキしていないので、普通に出社してしまいました。 地下鉄に乗って、普通に会社行って、会社の自動ドアが開かなくて、 「エッ?」って小声で言いながらスマホのカレンダ―見たら 「23」の数字の下に灰色の小さい丸の、祝日の印がありました。 「あ~」と思いながら、もう地下鉄に乗って帰っちゃうか…と 来た道を戻ろうとしたとき、 「そういえば、道全部歩こうとしてるんだった」 と急に思い出して、

          近所の道全部歩く #エキシビジョン

          近所の道全部歩く #0

          「うちの近所にいい店があるんだよ」という言葉に憧れがあった。 平日は会社と家との往復ばかりで、たまにイレギュラーがあるとしたら、毎朝必ず飲んでいる豆乳とオーツミルクが切れたときに、帰り道に最寄りのスーパーに寄るくらいのものだ。 土日は基本的にずっと家にこもっていて、冷蔵庫や冷凍庫に山のように食材があるのに暴利を貪るデリバリーを取って、運ぶ間に少し冷めてしまったジャンクフードを獣のように食らい、血糖値を爆上げして気絶したように眠っている。 脱したい。この無味乾燥な毎日から

          近所の道全部歩く #0

          BRAIN

          キャッチコピー 人間は死なない。「脳」さえあれば。 あらすじ  西暦2350年。人類は未知の病魔によって、全世界人口が1憶人を下回っていた。病魔に侵された人間は自らの体を冷凍し、特効薬が生まれるその日まで眠る。人体冷凍保存機関「フリージア」の研究員たちは、病魔に対抗するべく、伝説の頭脳・アインシュタインの脳を蘇らせるため、保存期限切れの人体の脳を使い、実験を繰り返していた。  そしてある日、デバッグ用に解凍した300年前に凍結された人間が、実験中に目を覚ます。  30

          ゴッドゲーム

          #週刊少年マガジン原作大賞 #連載部門

          ゴッドゲーム

          ゴッドゲーム 3話

          『ミッションを発表します』 街の上空に浮かんだ巨大なホログラムのスクリーンに文字が浮かび、どこからともなくつぎはぎだらけの音声が流れる。  アキラは壮太を見る。 「おい・・・」 「クリア条件だ」 壮太はスクリーンを見たまま静かに言った。スクリーンから目を離さない壮太に倣って、アキラも仕方なくスクリーンに目をやった。  浮かんでいた文字はまたバラバラとはがれていって、新しい文字が浮かび上がる。そして、先ほどと同じ音声で、浮かんだ文字が読み上げられた。 『ミッション

          ゴッドゲーム 3話

          ゴッドゲーム 2話

           アキラは脱兎のごとく逃げ出した。誰もいない学校の廊下を駆け抜け、階段を何段か飛ばして、ほぼ飛び降りるように駆け降りる。  誰もいない学校にたった一人、壮太はやってきて、自分を見て「いた」と言った。しかも「友達になろう」とまで宣った。  アキラの心は怒りに燃えていた。  昨日、俺を見捨てたくせに。どうせあいつは、周りに人がいなくなったことに気づいて、不安に駆られながら誰かいないかと捜し歩いた末にようやく人を見つけて、保身のために「友達になろう」と言ったのだ。  アキラ

          ゴッドゲーム 2話

          ゴッドゲーム 1話

           ある朝のことである。中学三年生のアキラはカーテンの隙間から漏れる光に顔を照らされて目を覚ました。枕元に置いていたスマートフォンの画面を見ると、電源が入らない。昨夜ラジオを聴きながら眠ったが、充電ケーブルにつなぎ忘れていたのだ。枕元とは反対の、向かって右側に置かれている勉強机の上の時計を見ると、針は7時50分を指していた。寝坊した。  アキラは慌ててベッドから飛び起き、学ランを着ながらリビングに向かった。キッチンのそばにあるダイニングテーブルには、すでに空になった朝食の食器

          ゴッドゲーム 1話

          はらら

          1.  男と女がいた。  二人は幼い頃からの知り合いで、仲睦まじく、 親兄弟に言われるまま、女が15、男が18の時に祝言を挙げた。  二人は饅頭に砂糖を塗してもまだ足りないほどに甘い日々を過ごし、女はやがて子供を身籠った。  その時の男の喜びようと言ったらまるで、稲妻が空を駆け抜けるようで、女が腹を撫でながら呟くのと同時に有らん限りの力で女 の手を握ったかと思ったら、絞り出すように礼を言い、次の瞬間には長屋から飛び出て村を駆け回り、二人を知る人々に息を切らしながら報せて回っ

          きみはともだち

           2022年冬。極東の国が戦争を開始し、世界のニュースを薄暗く塗り替え続けているころ、江藤麻美もまた、灰色のコンクリートの壁に囲まれた廊下を、固いパンプスの踵の音を響かせながら歩いていた。これから依頼人との接見を行う。  事前に受け取った被疑者の資料を頭の中で繰りながら、江藤は歩を進める。大学の同期生を殺害したのだという。  江藤にとって殺人事件の被疑者の弁護はこれが初めてで、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなる。さほど凶悪な事件ではない。口論になった末のカッとなっての殺害

          きみはともだち