『聞き書きボランティア養成講座』修了式の日の出来事。
おはようございます\^o^/。
本日は『聞き書きボランティア養成講座』最終日のお話です。
講座の振り返り
先日の木曜日、『聞き書きボランティア養成講座』の最終日を迎えました。
始まる前は、正直”退屈なんではないか””ご年配の人しかいないのではないか”など、あまり期待はしていませんでした。
初日は重い話の動画視聴があったので、どんよりとした気持ちになり、この先の講座が心配になりました。
2日目に初回のグループワークがあり、よく周りを見渡すとご年配の方以外にも、若い方がいました。女性が圧倒的に多いですが、男性の姿もありました。
グループワークは自己紹介から始まり、どんな活動をしているかなどを話し、その後『聞き書き』についてディスカッションをしました。
私のイメージだとグループワークなどでは、”誰がファシリテーターをするか”や”誰が発言するか”など周りを伺って、話が盛り上がらず時間が長く感じるものだと思っていました。
ところが、あちこちのグループで話は盛り上がり、近くの人の声も聴きずらいくらいの音量となりました。これは平均年齢が高いせいかもしれませんが、”日本人もこんなに話せるんだ”と驚きでもありました。
そんな雰囲気なので、私も珍しく発言をし、そのことが楽しく思いました。自分も年を重ねたせいなのか?
年齢ではなく”同じ志を持っている、共通の話題である”ことがそうさせたのだと思います。今まで仕事以外で他の人と話し合う事をしたことがありませんでした。
ここで初めて経験しました。年齢も・性別も・仕事も・環境も違う人が集まり共通の話題で話しをする。
これが多様性というものなのかも…。と実感しました。まったく違和感なく、気を使うことなく、その人のバックボーンがどんなものなのか?など気にせず話せました。
本当に良い体験でした。
自分が勝手に壁を作ったり、フィルターをかけて見ていたのだと気づきます。
最終日の様子
ゲストスピーカーの方の『聞き書き』を提出し、講師の方から添削とメッセージがありました。
講師の方は聞き書きの世界では有名な方です。60名近い受講者の全員に手書きで添削とメッセージ、そして自分のキャラクターのイラストも書き添えてありました。便箋1枚びっしりです。
文字は独特な雰囲気で一見読みにくそうに思えましたが、不思議ととても読みやすく、人柄がそうさせているのと、プロの編集者であられるので”さすがです!”と感動しました。
大変な労力です。愛情を感じ先生に出会えた事をとても嬉しく思い、自分もそうでありたいと思いました。
最終日のグループワークは評価を得てのディスカッションでした。住所の近い人でのグループ分けで、近い人同士で連絡先を交換できるようにとの配慮からです。
今後どのように『聞き書き』をしていきたいかや書評についてどう感じたかなど最後まで盛り上がり、有意義な時間になりました。
最後のグループワークでも初めましての人がほとんどでしたが、自己紹介を聞いていると個性的な人(この世に個性的でない人はいるのか?とも思っていますが)ばかりで、職業や生い立ちに驚いたりと、人生は本当に色々だわ…。と失礼ながら楽しく思いました。
あっという間に修了書を一人づつ手渡され、最終日は終わりました。
出会い
住所が近いという共通点もありましたが、二人の方とすぐに気が合ってライン交換をしました。私は会って間もない人に自分の素性を話す事はありませんがお二人は自分の素性などをせきららに話してくれて、その明るさと素直さに魅力を感じました。
大人になってこうゆう出会いがあるとは思いませんでした。講座が終わってはい、さよなら。だと思っていました。
”聞き書き”という事と”ボランティア”という事で、優しい人が集まってはいるとは思っていましたが、優しいだけではなく。人生に積極的な人ばかりだと感じました。
『今度お茶しましょう!』と女子会の約束をしました。今から楽しみで仕方ありません。
実は数日前に”お茶したり、ご飯食べたりする友人が欲しい”と猛烈に思っていました。いないわけではないのですが、新たな友人が欲しいと思っていたら、こんな出会いがあったので”奇跡だわ(❁´◡`❁)”と。
これも自分が行動したから得られたのだと!と褒めます。
そして、やはり対面は良いですヾ(@⌒ー⌒@)ノ。
まとめ
とても楽しい講座でした。そして講師の方やスタッフのかたの熱意も感じ充実した時間になりました。
語り手を探すのが大変なので、さっそくチラシを作りボランティアセンターに話しに行きます。
私をとても可愛がってくれた叔母が施設にいます。認知症を患っています。面会してどれだけ話しが出来るかわかりませんが、1行づつ、相手が話した言葉をまとめた冊子も作られている事を聞いたので、一言づつでも残したいと思います。
認知症の人も症状がない時間があるので、もしかしたら昔の叔母に会えるかもしれません。
資格でも講座でも同じですが、終了してからの活動をどうするかが大切なので、出来るだけ協力してくれる人を探して、多くの『聞き書き』をしていきたいと思います。
どなたかご紹介して頂けると幸いです。(近場でないと会いずらいので、難しいかもしれませんが、ご相談ください)
それでは、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
どなたかのお役に立てます様に。