月礼拝の意味と効果
おはようございます\^o^/。
本日は月礼拝について投稿します。
先日、太陽礼拝について投稿しました。
あまり、馴染みがありませんが
夜に行うとよいとされる月礼拝とは、
どんなものでしょうか?
月礼拝はいつできたのか?
【太陽礼拝よりも歴史が短く、1969年にビハール・ヨガスクールで刊行された『アーサナ、プラーナヤーマ、ムードラ、バンダ』で初めて紹介したと言われています。】と紹介されている記事もありますが、
【アメリカのクリパルヨガではじまり、その当時、女性の権利や活躍を広げようとするウーマンリブ(女性解放運動)が高まっていたことで、ヨガにおいても女性らしいフローを創造する機運が高まったことがこの月礼拝のはじまり。】
と書かれている物もあります。
ヨガ自体、インドで生まれ、アメリカで今のヨガのような一般的なフィットネスになったので、同じ形で月礼拝が出来上がったのかもしれません。
月は女性を表しているので、女性に合わせたシークエンス(連続してポーズを行う)です。
月礼拝とは
月の満ち欠けを表したシークエンスで、股関節や体側などをゆったりと
伸ばすポーズをフロー(流れ)にのって行います。
夜、行うことで一日の緊張や疲れをほぐし、体と心を落ち着かせることで
深い睡眠を得られる効果が期待されます。
女性特有の悩みを改善するポーズを組み込んでいるので、体調の安定にも繋がります。
太陽礼拝と月礼拝の違い
太陽礼拝は前向きで力強く、男性的なシークエンスです。
朝に交感神経を活発にして、一日を活動的にします。
月礼拝は副交感神経を優位にして、一日の終わりをリラックスさせます。
股関節の柔軟性を高めるポーズなど、しなやかな動きが多く、
筋力を使う太陽礼拝とは違いゆるやかに行います。
月礼拝の効果
股関節を伸ばし、柔軟にするポーズが多く含まれているため、
骨盤のゆがみや血流の改善に効果が期待されます。
呼吸をしながらゆったりとした動きで行うため、リラックスした集中が
得られます。
緊張した筋肉がほぐれ、柔らかくなるため、血流が良くなることで
血圧も下がり、血流が良くなることで代謝もあがります。
昔から、月の満ち欠けと人間の体と心は関係していると言われています。
人間だけでなく、満月に産卵するなど、生き物には太陽と月は影響を及ぼしている気がします。
女性特有の症状も月の影響があると言われていて、
そのサイクルをイメージしたシークエンスを行うことで、
PMSなどの緩和や冷え性の改善にも良い結果をもたらします。
まとめ
女性のためのシークエンス…。かもしれませんが、
股関節回りの柔軟性を高めたい、またはリラックスしたい男性にも
効果はあります。
夜行う事で、一日をリセットするのですが、
体を動かすことで、逆に交感神経が優位になる場合があるかも
しれません。
※私はそうなったりします…。
ご自身の体調や気分・気質などに合わせて、丁度良いヨガを
見つけてください。
病は気からというように気は大切です。
気持ちがいい・気分がいい・気が休まるなど
ご自身の感覚を大事にしてください。
11月から金曜日の夜に月礼拝のオンラインレッスン開催予定です。
ご興味がありましたら、参加してみてください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
どなたかのお役に立てます様に。
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