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私vs単独移動vs精神疾患

どうも。4年間ぐらいラジオのリクエスト曲にハッチポッチステーションのテーマをお願いしてるのですが一向にかけて貰えません。もえおこしです 

前回の記事、沢山見ていただいてありがとうございます。思ってたより遥かに見ていただいて驚くばかりです。感謝感謝です。

前回の記事でも少し触れたのですが私は20代前半丸々棒に振りました。むしろ振らざるを得なかった。空振り三振。
現在では割とまともなフリが出来てるので、こう言う毒親や精神疾患という重いテーマでもなるべく読みやすく、なるべく楽しく書かせて頂きたい所存です。
ただでさえこういう問題抱えてる方たちは常にどんよりして疲れてると思うので、ぼーっと見ていって頂ければ嬉しいです。

今回書いていく記事は、精神疾患と肩組んで約5年目の私がもの凄く苦手になってしまった単独移動について。そしてその自分なりにどう対処しているか。

これも前回の記事でも触れましたが私は密室空間や狭い空間に沢山の人がいる状態がとにかく苦手。
うつ病等になるまえは全然そんなこと無かったんですけど、精神疾患を患ってから急に無理になってしまいました。こうやって、以前は出来ていた事が急に出来なくなるという症状の方も多いのでは無いでしょうか。

あくまでも克服法じゃなくて対処法。絶対こうすれば治るから!ってものでは無いのです。
試行錯誤して精神疾患のリード引いていきましょう。

限界まで車で行く。“その領域”スピードの向こう側へ…


限界まで車で行きます。電車乗るぐらいなら行ける所まで車で行きます。 
でも運転するの好きじゃないので毎回「なんでわたくしが運転しないといけませんの!?」とか「あーやだ!!乱暴な運転はよして!!」と叫びながら運転してます。

維持費とかの出費は確かに痛い。しかしそれを我慢できるぐらい車のメリットは私には大きかったです。
まず好きな時間に帰れる。
電車やバスの時間を気にして、オロオロしなくていいと言うのが私には合ってました。不安障害もあり、時間通りにバスや電車が来なかったらどうしようと下手すると1時間前ぐらいに駅にいた時もあり、これがまあまあストレスでした。忘れ物に対する不安も凄まじく、乗り換え時に20回ぐらい確認したりしてました。車は荷物突っ込んだらもうOKなので無駄な不安が減り、ストレスも減りました。

音楽聴いて大声で歌っても良いし、自分の好きな温度に調節できるし(これ結構でかい)、何より私は動く自分の城だと思ってます。悪魔の館(実家)にいた時は車があったから乗り越えられたと思います。
車はおこしの動く城です。原作に忠実に中も汚いです。

まあでも免許取って、車運転して、事故に気をつけてというお金や疲れもあるのでここは完全に人によると思います。私は地方に住んでいて最寄り駅は無人駅という車がないと生きていけない場所在中。そして父親が整備士で車の免許を取らざるを得なく取ったのが始まりです。
車校のお金はもちろんローン!親なんて用意してくれないぞ!ちゃんと払い終わりました。良かった。

不運と踊っちまうしかない、電車移動


上記にある通り、電車に乗りたくないんですけど、運転が嫌いで苦手なんです。自分でも認めますが運転下手くそなので、都会とか走れません。駐車場ないところもあり、どうしても電車で行かざるを得ない場所とかが出てきます。 

そういう時はどうするのか。特急乗ります。Express…Thank you.
満員電車とか座れる確約がない電車が過呼吸になったりぶっ倒れる確率が高いです。
可能な限り特急を使って移動します。
しかしどうしても普通電車に乗らなければならない時があります。山手線とか指定席無いですからね。
そういう時の自分なりの対処法をいくつかご紹介。

介護者がおらず、どうしても1人で移動しなければ行けない場合、私はヘルプマークを付けます。もうこれはきっと皆さんご存知のマークですね。
ちょっと付けるのに抵抗がある気持ちも分かります。なんか重たい病気でもないし…と。しかし、自身が駅のどこかで過呼吸になったりパニックになって動けなくなってしまった場合すごく困るのは意外に周りに居合わせた方です。

どこかに移動させてあげた方がいいのかな、救急車呼んだ方がいいのかな、駅員さんに知らせなきゃと周りの方が焦ってしまいます。
自分自身あまり動かずじっとしてれば落ち着くとわかっていても周りの人達はそれを知らず動かしてくれようとしたりします。動かさなくて大丈夫よ〜と言いたくてもパニック発作が出てる状態でしたら説明もできません。

ここで役に立つのがヘルプマークくん。
役場等で配布しているこのヘルプマークくん。片面に説明書きができるシールが同封されています。これに、発作が起きた時の対処法を書いて貼っておきます。言わば自分の説明書です。
駅員さんや周りの方がこれで貴方にとって適切な対応が取れるんですね。恥ずかしいとかそんなに重い病気じゃないしと付けるのを躊躇ってる方、何かあっては遅いのです。オウオウ俺は疾患持ちやぞというアピールではなく、説明書を付けてると思ってください。ちょっと付けようかなと思った?今すぐ貰いに行け!

実際私はこれを付けていて、説明を書いていたおかげで出先でパニックになった際適切に対応していただき、助けていただいた事があります。付けていて困ることは無いと痛感しました。せめてどうしても1人で出かけなければ行けない時は是非、ヘルプマークくん連れてってあげてください。 

そしてそのヘルプマークくんをお供に電車にGO!
まず乗車したら隅っこを目指す。椅子に座れれば万々歳ですが椅子なんて空きがないことが多いです。チラッと空きを確認して無ければもう隅っこいって下か上を見る。わたし的には人の顔とか頭が無理なので足元を見ていた方がまだマシです。ここはご自身がまだいける!という角度を探してください。私はそこまで満員でなければ目的地まで。MAX調子悪い時はこれで1〜3駅は耐えれます(少ねぇ〜)

MAX調子悪い時はもう優先座席に座らせてもらったりします。倒れるよりは座らせてもらいましょう。
優先座席付近はあんまり混雑していない場合も多いので、優先座席付近に居ると比較的気持ち的にも安心かもしれません。

 
あとはもうお決まりのイヤホンか耳栓。
私はとにかくたくさんの人の声を聞くとワーとなります(ちいかわ)
人の声を遮断するとパニックになる確率がグンと減りました。最近のイヤホンはノイズキャンセリングという周りの音消してくれたりすごいです。でもあんまり爆音で音楽聴いてると危ないのでそこそこの音量にしましょうね。
私は移動中ジョジョ3部の1期OP、 STAND PROUDをずっとリピートしてます。

階段や徒歩でドエレーCOOOL


エレベーターは本当に1人では無理。アレもう逃げ場ないですやん。次から次へと人乗ってくる。いきなりドア開いて人が乗ってこようとしたら「出てって!!!」とも叫べないですし。
一人の時はエスカレーターか階段です。よく階段使うので脹脛だけめちゃくちゃ筋肉着きました。

あとは私、バスもタクシーも苦手なんです。公共交通機関出来てくださいっていう会議とかイベントはもうそんなの無視して車で突っ込みたい気分。
でも障害者手帳をお持ちの方はバスやタクシー、電車なんかも割引があったりします。
私みたいに人が操縦する乗り物が苦手でない方はここらへん沢山使って移動しましょう。使えるものは使った方がいいです。
私は自分のオールを任せられないので、限界まで車で行ってから、歩きます。

最後に

私の単独移動はこんな感じで乗り越えてます。
公共交通機関を利用する際は普段の荷物にプラスして、
・ヘルプマーク
・イヤホン
が個人的必須アイテム。持ってると気分も少し落ち着きます。

自分の苦手な事、こうしたら発作が出やすいという場所や物事が分かれば対策も一気にしやすくなると思います。
まずは自分の苦手を見つけて行くところから始めるの、おすすめです。

今回もどなたかのお役に立てておりましたら幸いです。 
上手く付き合い方をみつけてやっていきましょうね。


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