パーマから「カール」への意識改革
パーマは美容技術の中でも最も難しい技術です。
薬品知識、髪のダメージによる薬品の選択。
さらにボリューム感や方向性など多岐に渡り技術と知識を必要としますが、
プロとしてはやりがいを感じる技術です。
私達は今まで「パーマをかける」という言葉を自然に、当たり前のように使ってきました。
その結果として
私達美容師はパーマを「かけるもの」と思い込んできました。
お客様からすると「パーマをかけること」で手入れがしやすく、思うようなカールやボリューム感を出せるメリットがあると私たちは信じてきましたが…
お客様により満足していただくためには、私達美容師は「パーマをかける」から「カールを作る」へと意識を大きく変えていく必要があります。「カールを作る」という意識改革は、パーマ液に頼ってきた発想から、髪を巻く「ロッド」にも問題意識を持つということがとても重要になります。
満足してもらえる「カール」とは
パーマ液について
パーマ液は医薬部外品ですので、厚生省の規制を強く受けている商品です。
現在まで多くのメーカーにより非常に多くの商品を開発していただきましたが、どんな高品質のパーマ液であっても「パーマをかけるため」の薬液であって、お客様が私達に求めている「手入れのしやすいきれいなカール」には成り得ません。
じゃあ、「手入れのしやすいきれいなカール」を作るためには何をすればいいのでしょうか?
ロッド(髪を巻きつける道具)と、私達の技術が、とても重要なファクターです。
一見当たり前に見えて、実は一番重要なことですよね。
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