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【為替環境】10月月末:重要指標と選挙でムズイ


✅米国経済

大統領戦とか日本の選挙も与党過半数割れなど、月末要因もありトレードし辛い。。。。因みにも、ロンフィクは冬時間なので、25時になります。

🔴米金利

米経済は高い水準で推移。
⇩この辺のニュースは気になる。

🔴大統領戦の影響

トランプトレードは一旦終了。

トランプのオッズが上がるごとにドルインデックスも上昇していました。
このオッズも投機家によって上げらて、市場操縦みたいなことになったとのことです。頭いいなーとは思いました。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-10-21/SLPGGBT1UM0W00

トランプ候補またはハリス候補が選ばれた場合でも、アメリカの財政赤字問題は依然として深刻です。赤字を補填するための新たな米国債の発行が行われることで、債券市場の需給が緩和され、米国債の価格が下落し、金利が上昇するリスクが存在します。
現在、FRBは量的引き締めQT実施しており、大規模な米国債の買い手が存在しないことも金利上昇のリスク要因となっています。
しかし、金融市場にショックが発生した場合、FRBが再び債券購入に戻る可能性があるため、その点については過度に懸念する必要はないと考えます。

🔴新規失業保険申請件数

ハリケーン前の水準に戻る。
11月1日の雇用統計の市場予想があがっていますが、NfPは111kでかなり下で見られています。主にハリケーンやストライキが原因と考えられますが、それにしても低い事前予想です。



🔴米地区連銀経済報告(ベージュブック)

ベージュブック的に、雇用状況は以下の通り。
「今回のベージュブックは、12地区連銀が10月11日までに集めた情報を基に、ニューヨーク連銀がまとめた。」とのこと。
ぼちぼち、横這いといいったところ。


🔴GDP

水曜の米GDPは市場予想が今のところ3.0%に対してGDPNowは3.3%と若干の上振れ注意かと。
小売売上のコントロールグループも上振れしましたし、3%は上振れに警戒です。

✅BOJ日銀と政府方針

取りあえず、日本の選挙動向次第。10月31日に日銀の政策金利発表もあります。
10/28時点、「日銀の年内利上げ観測後退」との報道は出ております。
BOJは据え置きかとは思いますが、為替が急激に円安になって輸入物価の上昇圧力が高まれば、日銀は利上げを選択せざるを得なくなり、結果的に政策金利が高くなる展開も視野に入る。
長い目で見れば、春闘の行方などが重要になってくるが、2024年12月の金融政策会合(もしくは2025年1月会合)までに円安が加速すれば、利上げの可能性は一段と高まると判断される。


政治は、11月11日に注目が集まります。
ここで高市氏が上がってきたりすると、「高市VS石破」の一騎打ちの時の値動きが思い起されます。高市氏の緩和姿勢が織り込んでいくと、さらに円安に動いてしまうかもしれません。

✅各国の政策金利

🔴欧州

一旦、ECBの利下げ織り込みも割りと進んだ所感。
ショートカバーもあっていいころ合いとは思っているんですが、ユロルとか一旦ショートカバー狙いで入っています。
ただ、長期でみればユーロ売りには変わりなしです。

・ラガルド総裁は金利の下降ペースを今後決定すると述べた。
・金利が大幅に下がる可能性も考慮している。
・インフレは順調に進行していると評価した。
・ユーロ圏のインフレ率は9月に2%を下回った。
・インフレ加速の懸念が残る中、慎重に見守る姿勢を示した

・ラガルド総裁はインフレ率の低下に満足している。
・インフレ率はピーク時の10%超から改善された。
・ユーロ圏のインフレは現在2%を下回っている。
・今後インフレが再上昇する可能性があると警告。
・成長がインフレに与える影響にも注視している。

・ホルツマン総裁は0.5ポイントの利下げに反対と表明。
・クノット総裁も大幅利下げは悪化しない限り検討しない。
・ナーゲル総裁は選択肢をオープンにすべきと強調。
・ビルロワドガロー総裁も12月の判断に柔軟性を持つ必要を示唆。
・センテノ総裁はデータ次第で0.5ポイントの利下げが可能と発言。

・ECBが12月に0.5ポイントの利下げを検討中です。
・スワップ動向から利下げ確率は約45%と推測されています。
・毎回の会合で0.25ポイントの利下げが想定されています。
・利下げ観測の影響で欧州の短期債が上昇しています。
・投資家は欧州債の魅力を維持し、価格上昇の可能性を指摘しています。

<PMI>
フランスPMI

ドイツPMI:ドイツのPMI改善は久々ですが、弱すぎる。

ECBの50の可能性は上げたけど確約するほどのデータではなかったなと思います。

・12月にECBが0.5ポイントの利下げを議論中。
・フランスの経済データが景気減速を示唆。
・ドイツの好データで利下げ期待が揺らぐ。
・ECB内で利下げに関する意見が割れている。
・インフレデータが利下げの判断に影響。

ECBの政策金利は10月ECBで0.25%利下げが決定されて3.4%ですが、これを少なくとも2%以下にする必要がある、ということが議論され始めているというわけで、欧州金利の低下はユーロ売り材料


🔴英国


🔴オーストラリア中銀

・インフレ率が持続的に2-3%に収まるには「1、2年」は必要。
・金融政策は引き締め的な方向性を維持する見込み。
・経済の過剰需要に対する懸念が依然として強い。
・公式なインフレ予測が来月に発表される予定。

🔴カナダ中銀


✅テクニカル

10月末~11月1日は色々と材料があってムズイ。
方向性掴むのは、個人的には自信が乏しいので、控えにしか触らない。

🔴ドル円

152円あたりは固いと思っていましたが、一旦うわ抜けしています。
どちらかと言えば、円安継続で見ていますが、直近は日本の選挙、大統領戦、日銀政策決定会合、雇用統計など等あり、上下しやすいので、触りにくいなー

日足

🔴ユロル

ドル高とECB利下げ織り込みも進み、大きく下落していますが、一旦反発してもええちゃうかと思ってしまう水準です。
短期ロングで入ってるけど、微益か同値撤退できれば御の字ということで。

日足

🔴ポンドル

ユロル同様、短期反発狙いでロングして、利確済み。まあまあ短期ロングよかった。

🔴ゴールド

中東ネタで上下している印象ですが、いうてもレンジです。
一旦天井感が香った気がしたので、ヘッド&ショルダー意識の右肩付近でショートで入ったりしてますが、ド短期でしか触っていません。
最高値更新し続けるとは思っていますので、大き目の調整が来て欲しいですが、浅い押し目しか来ず、ずっとまってます。
めっちゃ落ちたら積んでいきたいのですが、まあ押し目待ちに押し目なしな気がします。。。


1時間足

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