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【海外移住準備7】 航空券手配と転出準備(子供関連)

「ビザが取れました!」という連絡が届いたのが11月の下旬。そこからがまた大変でした。

航空券を手配して、学校に連絡して…と日本を出るための準備が始まりました。

その辺りの動きを振り返ってみます。

渡航の予約

分かっていたものの、悲しい事実なのですが、日本からポルトガルに行く直行便は飛んでいないのです。そんな中で航空便を取る際に、我が家が考えた条件はこんな感じでした。

  • 一回のフライト時間が短いところで一度トランジットを挟みたい(小さい子供もいるし)

  • 費用を安く抑えたい

  • PCR検査絡みで面倒なことにならないようにしたい

2022年の2月だったので、まだ受け入れ側の条件としてもPCRの陰性証明書は必須だし、ワクチン接種証明書も必要だったりという条件での渡航となりました。

こまめにトランジットとか、一回どこかに入国とかそういう事をしていると陰性証明書の有効期限が切れてしまう!という状態でした。

トルコorドバイ経由

結局、コストが1番の決め手でしたが、最終候補で残ったのはこの二つ。

  1. Turkish Airlinesでイスタンブール経由

  2. Emirates Airlineでドバイ経由

1の所要時間は羽田からイスタンブールまでが約13時間。イスタンブールで2時間のトランジットを経て約5時間のフライトでリスボンへ。

2の所要時間は成田からドバイまで、11時間20分。その後2.5時間のトランジットを経て約8時間のフライトでリスボンへ。

ポイントは後半のフライトの長さとスタートの空港。そしてマイルの相互利用先や換算率。Turkishはスターアライアンスなので日本で言うとANAと同じグループ。Emiratesはワンワールドでもスターアライアンスでもないけれど、JALと提携しているとのことでした。

結局、羽田空港への出やすさと、イスタンブール空港からのフライト時間の短さ、スターアライアンスの互換性の高さ(また自由に旅できるようになる日を夢見て…)からTurkishに決めました。

その空の旅の話はまた今度することにして、その航空券のチケットとパスポートをポルトガル大使館に送り、無事D7ビザを手に入れることができました。

子供関連の転出準備

いよいよ転出するなったら色々取り掛かる事がありますが、子供関連で言うとこんなことがありました。

  • 習い事の解約

  • 学校への連絡(在籍証明書の取得)

  • 健康診断書の取得

  • 予防接種証明書の取得

習い事の解約

まず、地味な話ですが習い事の解約。いつを最終登校にするかを検討した上で、いつ解約すれば支払いに無駄が生じない形で終えられるかを考えました。我が家は転出時には上の子の水泳しか習い事が無かったので楽でしたが、色々やっている方は気をつけた方が良いかもしれないです。

余談ですが、我が子は結局平泳ぎの途中までで水泳を一旦終えることになったのですが、クロール、背泳ぎ、平泳ぎまでを水泳大国日本で習えて良かったのでは?とこちらに来て近くのスイミングスクールのプールの小ささに驚きつつ、改めてそう思いました。

学校への連絡

地味なのですが、学校に「転校します」と連絡するのは早めのほうが良いようでした。先生からすると、次年度のクラス替えなどもあるからか早めに知らせて欲しいとのこと。

そのタイミングで、日本の学校の「在籍証明書」を出してもらうことにしました。ポルトガルで公立の学校に通うためには、英語かポルトガル語の在籍証明書が必要とのことでした。結局、日本語版しか出してもらえなかったのですが、それに一応アポスティーユをつけておくことにしました。(公立の学校の校印があるものに関してはアポスティーユをつけてもらえるとのことでした)

健康診断書の取得

これは、近くの小児科に行って作成してもらいました。以前から予防接種などでお世話になっていたクリニックだったのですが、先生がアメリカで学んで(多分医者として働いて)いたことのある方だとホームページに書いてあったので対応してくれるだろうと思っていたら、やはり大丈夫でした。英語で健康診断書を出してもらえました。

1人につき7000円くらいかかってしまいましたが、1週間くらいで無事に英語の健康診断書を出してもらえました。

予防接種証明書の取得

健康診断書と同時に、予防接種の証明書(英語)も出してもらいました。母子手帳を持って行ってそこにあるものを書いてもらうというだけでしたが、上の子の時に任意接種だったもので打っていないものを慌てて打ったりしたもので、少しバタバタしました。

あと、行く国によって必須の予防接種も違うようなので、行った先で接種を求められることもあると言われました。いずれにせよ、予防接種のことは早めに気にかけておくことをお勧めします。

次はいよいよ引っ越しの準備などについて書いていこうと思います。(振り返ってみても、道のりが長いなぁ…)

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