私の他に、コロナ禍が楽しかった人、います?

2020年1月から2023年5月頃まで。
おおよそ、この期間がコロナ禍と呼ぶ期間のようだ。

タイトルの通り、私はこの期間の生活、割と楽しく過ごしていた印象が強く残っている。

もちろん、新型コロナウィルスの感染により、苦しい思いをした方や、身近な人が不幸になってしまった方がたくさんいて、決してその状況自体を良かったということではない。
ましてや、再び未知のウィルスが蔓延してほしいと願っているわけでもない。

ただ、この新しい感染症に対応するための新しい生活様式、行動や価値観の変化が自分の性格に合っていた。

当時、個人のエンドユーザーを対象とした営業職だった私は、会ってお話をすることが、営業の基本だった。
不要不急でなくとも、何かしらきっかけを作って、会うこと。
これが、営業に必要だった。
それが、不要不急の外出を制限されたために、むやみに会うことができなくなった。

不要不急ではなく、必要火急の要件を作る工夫が生まれた。

お会いするユーザーの数は激減した期間ではあったが、工夫によって、成約につながったユーザーの数は、以前と変わりない結果が得られ、むしろ仕事の効率は大幅に上がった。

無駄な残業は減り、毎日定時で退社、帰宅後の時間の使い道が増えた。
仕事後に運動する習慣が生まれ、運動後は質素な食事を好むようになり、翌朝の目覚めも良くなった。

おうち時間という言葉が流行り、配信動画コンテンツが充実した。
時を同じくして、関連性はわからないが、深夜ラジオの存在感が増した。
radikoのタイムフリーや、spotifyなどでいつでも聴けるようになった。
※そういえば、clubhouseって今はどうなっているのだろうか?

コロナ禍以前から、一人で過ごすことが好きだった私にとって、ますます一人の時間を楽しめる環境が時代の流れにより構築されていった。


もう2度とマスクなしの世界には戻れないかもしれない。
漠然と考えていたあの頃は、ただただ楽しかった。

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