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【お知らせ】11/6 (水) 中村ジョーさんのイベントでゲストDJ参加します。

◎文:高木龍太 / TAKAGI, ryuta

 SNSではすでにお知らせさせていただいたのですが、11月6日(水)に、高木が珍しくイベント参加することになりました。

 1996年に〈ザ・ハッピーズ〉のリード・ヴォーカルとしてミディ・レコードからメジャー・デビューし、解散後はシンガー=ソングライターとして活躍する〈中村ジョー〉さんにお誘いいただき、ジョーさん主催の月一イベント《フィンガーポップス》でゲストDJ参加させていただきます。

 イベント概要は以下の通りです。

11/6(水)【フィンガーポップス】
於:喫茶SMiLE
渋谷区宇田川町11-11柳光ビル本館3階
電話番号: 080-5546-9657

Open:19時から23時頃まで
CHARGE:600円+1order
※LIVE CHARGEは別途投げ銭。

DJ:カミ・ロドリゲス/zuma/ノギー/長坂雅司(夢見る港)
ACOUSTIC MINI LIVE:中村ジョー feat カミ
Guest DJ:高木龍太(POPTRAKS! magazine)

11/5追記:
※ノギーさんが諸事情で欠席のため、中村ジョーさんがライヴに加え、DJも参加になりました。
※高木は20時30分頃からと、21時30分頃からの2回まわす予定です。ライヴはその中間の時間とのことなので、ライヴ目当ての際はご注意ください。

毎回のイベントフライヤーもジョーさん作。可愛い!

 中村ジョーさんについて、まだPOPTRAKS!magazineではきちんとご紹介できていませんでしたが、自分にとっては古くからの音楽の先輩のおひとりであり、そして、多くの方の耳に届いてほしい、すばらしいシンガー、ソングライターです。

 中村ジョーさんの経歴について少し触れると、1993年、”GS=ガレージ・ソウル(Garage Soul)”を標榜した〈ザ・ハッピーズ〉のリード・ヴォーカルとしてインディー・シーンに登場。

 その音楽は当初、ザ・ダイナマイツやザ・ゴールデン・カップスなど、1960年代末のR&B系GSの荒々しさに刺激されたようなヒップなガレージ・サウンドからスタート。

 そして歩みのなかで次第に上記のGSにもあった”歌心”のエッセンスと、1970年代のはっぴいえんどなどのサウンドが融合したような”ヤングソウル、アンド・フォーキー”な独特のポップ・ロックを紡ぐようになったハッピーズは、1996年にメジャー・デビュー。東京のライヴ・ハウスを中心にたしかな人気を得たのち、1999年に解散します。

 ハッピーズ解散後、2003年からは作詞・曲すべてを手掛けるソロのシンガー=ソングライター〈中村ジョー〉として活動開始。

 現在に至るまで、自身のルーツである1960~80年代の洋楽・邦楽を飲み込み自家薬籠中とした、ソウルでポップでメロウで、ほろ苦い、そんな楽曲を紡ぎ歌い続けています。

 ことに、”ガレージソウル×シティポップ”を掲げた、ここ数年の〈中村ジョー&イーストウッズ〉名義での近作は、充実の楽曲揃い!

 ジョーさんはサニーデイ・サービス / 曽我部恵一さんとの長年の親交でも知られ、近作はその曽我部さん主宰の《ローズ・レコード》から発売されており、曽我部さん自身がミキシングなどにも携わっています。

 すべて各種サブスクで聴けますが、わけても、2020年にアナログ・シングル発売され、売り切れになるほどの人気を博した「君は馬鹿だな」は、ぜひ耳にしてほしい、心に残る一曲です。

 《フィンガーポップス》はそんな中村ジョーさんのアコースティック・ライヴと、ジョーさんの音楽仲間のレギュラーDJのみなさんの選曲からなる、マンスリー・イベント。

 会場は、渋谷・宇田川町にあるミュージックバー《喫茶SMiLE(スマイル)》

 《喫茶SMiLE》の場所は、渋谷の東急ハンズの少し先。サイゼリヤの建物真正面に見える、小さな坂(通称・シスコ坂)をほんの少し上がったところにあるビル3階にあります。

 聞くところによると今回は、なんと《フィンガーポップス》の第30回目にあたるらしく・・・、そんな記念すべき回に自分などがゲストで良いのか?という感じですが。

 でも自分のことはともかくとして。《フィンガーポップス》は、ジョーさんのごきげんな歌声と、レギュラーDJのみなさんのこれまたごきげんなDJによる、リラックス・ムードのパーティ風イベントです。

 通常のライヴ・ハウスでのイベントとは違った、どなたでもお越しになりやすい雰囲気かなと思います。

 自分のDJ選曲はまだ未定ですが、60s-70s中心に、洋・邦ポップなのを色々取り混ぜて、と考え中です。

 ご興味ある方いらっしゃいましたら、ぜひ気軽に足をお運びいただけたなら・・・。

©POPTRAKS! magazine / 高木龍太

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