シェイクスピアのオセロについて
シェイクスピア(1564年~1616年)/オセロ
シェイクスピアはテューダー朝エリザベス1世の頃の人物。イギリスが力をつけてきている頃。
シェイクスピア4大悲劇の一つ。
登場人物
・オセロ(ムーア人、ヴェニスの将軍)
・デスデモーナ(オセロの妻)
・キャシオ(名誉を重んずる副長、オセロの下で仕える)
・イアーゴー(悪党、オセロの旗手)
など
あらすじ
ヴェニスの軍人であるオセロが、旗手イアーゴーの奸計にかかり、妻デスデモーナの貞操を疑い殺すが、のち真実を知ったオセロは自殺する。
テーマ
嫉妬がこの物語の主要なテーマだと思います。多分。
私の感想
嫉妬にかられた悪党イアーゴーの策謀により、悲劇的結末を迎える戯曲。
一見すると、イアーゴーが圧倒的な悪人という印象を持つが、果たしてそうであろうか?
イアーゴーがこのような行動に走った原因は、オセロがキャシオを副官にしたことによる嫉妬、と言われている。
イアーゴーは非常に自尊心が高く、他者と比較し、何故この俺がこんな目に?と考え嫉妬してしまったのでしょうか?
オセロはムーア人で当時は差別されていた人種であるにもかかわらず、自分より立場が上で、高貴で美しい妻を娶っている。、キャシオは知的エリートである。※オセロは王族の血をひいているので高貴な人物である
副官の地位を得るという思いかがなわず、嫉妬が爆発してしまった。
善良と言っても完璧な人間はいない。
デスデモーナにしてもそうでしょう。
以上です。