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初めて子犬を迎えて2か月経ち、感じたギャップ


はじめまして、こんにちは。
私は今年の6月頭にポメラニアンの子犬を迎えました。

おうちにやって来たばかりのぽっぽ

当時3か月の女の子で、名前は「ぽっぽ」と名付けました。
このnoteでは、初めて一人で犬を飼ってみて感じたことや日々のことを記していこうかなと考えています。

前提として、私は一人暮らしをしており、定時で終わるような仕事をしてはいません。子犬は手間がかかるということはYoutubeで事前に勉強しまくっており、また、実家で外飼いではあるけれども子犬を育てた経験があったので、最初は子犬ではなく成犬になった保護犬を飼おうと計画し、2ヶ月ぐらい保護犬カフェに足を運んでいました。

結果的にペットショップでぽっぽと出会い、飼うことを決めたのですが、自分の想像を超えて大変なことが多く、「思ってたんとちゃう…。」となることが沢山ありました(汗)

まだ迎えて2ヶ月なので私も初心者ではありますが、今から子犬を迎えるか考えている方の参考になれば幸いです。

ちなみに、私は多分真面目で計画的な性格です。
犬を迎えて思うのは、飼い主の性格によっては感じ方は千差万別かもしれません。もっと良い意味で不真面目で楽天家な方は、私と同じようには感じず、あまり参考にはならないかもしれません。

また、犬にも同じ犬種であっても個体差があるので、迎える犬によっては違う結果になると思います。

それでは、前置きはこれぐらいにしていよいよ本題のギャップについてお伝えしていきます。大きく分けてギャップは3つありました。


時間がかかる
お金がかかる
しつけが難しい


どれも当たり前に感じるかもしれませんが、想像以上だった、という意味でそれぞれギャップを感じました。


①時間がかかる


・子犬と遊ぶ時間
・トイレのしつけとトイレシートの交換、粗相した際の清掃
・毎日のグルーミング(被毛の手入れなど)

元々飼う前から、ご飯をあげて散歩して終わり!とは考えていませんでしたが、想像以上に時間がかかります。

ワクチン接種を終えて散歩に行けるようになるまでは、子犬は家の中でエネルギー発散しないといけないのですが、そうなると長時間遊んであげないといけません。

ぽっぽはエネルギー量がポメラニアンの割に多く、遊んでも遊んでも、全然疲れてくれません。30分遊んでもサークルに戻した瞬間悲鳴のように泣き叫び、サークル内でずっとジャンプし続けました。
※ちなみに今は散歩に行けるようになりますたが、1時間散歩しても疲れない

ずっとサークル内からこちらを見つめてバタバタし吠えられまくるので、どうやったらこの子のエネルギーを発散させてあげられるのだろうと悩みました。

また、迎えて1ヶ月ぐらいは少し留守にしている間に、サークル内でうんちだらけになっていて、帰宅して即掃除して子犬洗って…としていたらあっという間に2時間経ってた、ということも度々ありました。

急に子犬が体調を崩したため、有休を取って病院に行くこともありました。

毎日相当な時間をかけざるを得ません。

なんとなく戯れたら大人しくなって、寝顔を見つめて私は微笑む…みたいな生活を想像していましたが、そんな瞬間はいまだに1回ぐらいしかありません(汗)

元々ゲームが趣味で月に80時間ぐらい投じていましたが、ぽっぽを迎えた初月は3時間もしていないと思います。
とにかく仕事以外の殆どの時間をぽっぽに捧げました。


②お金がかかる


ある程度お金がかかることは覚悟していました。
ぽっぽを迎えるまでにYouTubeで子犬を迎える準備やしつけ動画を見まくっていたため、年間30万円ぐらいかかるのかなぁと考えていました。

結論、2ヶ月経った今、ぽっぽに掛かったお金は既に25万円です。
※ぽっぽの生体価格やチップ代など、ペットショップに支払った費用は含んでいません。

しつけ教室に通わせることにしたことや、私が勉強不足でサークルやクレート、床等を買い直していることで余分にお金が掛かってしまっているという背景もありますが、なかなかの金額です。

犬によってはしつけ教室必須な子もいると思いますし、子犬は怪我しやすいので通院や手術が発生する可能性を考えると、金銭的余裕の無い方はかなり覚悟が必要だと思います。

幸い私は金銭的には今のところ問題無いのですが、想像以上でした。
費用の内訳はまた時間がある時に、別のnoteで記載しようと思います。


③しつけが難しい


お座り、お手、待て、などのコマンドは正直簡単です。

ここで言うしつけは、トイレトレーニングや吠えの抑制、飛びつき改善、噛み癖など、人と暮らす上での問題行動(犬からしたら問題でも何でもないのですが)のことを指しています。

私はぽっぽを飼うまで、実家で外飼いの経験しかありませんでした。そのため、室内で犬を飼うことがここまで大変とは想像出来ていませんでした。

まずトイレ。

YouTubeを見ると色んな動画で子犬を迎える際は庭付き一戸建て形式の配置がオススメ…みたいなのがあると思いますが、本当にこれはおススメです。絶対に子犬を迎える前から用意しておくことを強く推奨します。

私は事前に庭付き一戸建て形式が良さそうという動画を見て把握していたものの、色んな犬の動画でケージで生活してる犬もいるんだし、ケージで良いかなと考え用意しました。

最初にケージを買ったことで、ケージが幅120cmと狭かったために、トイレとベッドの隙間を設けられず、結果的にトイレ以外でおしっこやうんちをする癖をつけてしまったために、覚えてもらうまで相当時間がかかることになってしまいました。
なんなら今もまだ完璧ではなく、成功率は誘導してあげることも含めて未だ8割程度です。

トイレを失敗される度に、掃除や洗濯などやることも増え、精神的に参らされました。最初からちゃんと用意しておけばよかったと後悔しています。

また、もう一つ参ったのが要求吠えです。

子犬は有り余ったエネルギーをもって、常に構ってもらいたがります。先述の通り、ぽっぽはかなり活発でエネルギー量が多いため、特にそうでした。(今もですが)

迎えて1ヶ月は私が椅子から立ちそうになっただけで吠える。なんか見えないところに移動したら吠える。戻ってきても吠える。コップを置いたら吠える…。

とにかく私が動作をする度に構って欲しいと要求吠えされ続けました。

今もまだ、ご飯の前、めちゃくちゃ構って欲しいとき、お出かけしそうと気づいた時、ベランダに出る時、掃除機をかけるとき…挙げたらきりが無いですが相当な頻度で吠えてしまいます。

トイレトレーニング以上に、ご近所さんに迷惑かもしれないと考えると、早く何とかしなきゃと焦り、要求吠えには一番精神的に参りました。
夜中に吠えることが無いように、帰宅時間にも気を付ける必要があります。

要求吠えには無視が一番有効なのですが、イライラから無視出来ず「うるさい!」と叱ったことも一度や二度ではありません。

ポメラニアンは特に吠えやすいと有名ですが、その他の犬種を飼う場合も、吠えまくる可能性は覚悟した方が無難だと思っています。
※ちなみにぽっぽはありませんでしたが、一人にさせると夜泣きをする子犬も結構いるみたいです。これも睡眠不足になってしまうので困りますね。

とにかくしつけは忍耐が必要で、私と同じように真面目な性格の方であればあるほど、しつけが思うようにいかなければ苦しくなると思います。

その他にも、ブラッシング、目やに取りや耳掃除、爪切り、歯磨き、散歩なども最初から出来るわけではなく、トレーニングして出来るようにしていく必要があります。

家具やカーペットなど、噛んでほしくないものも子犬の時は興味津々で、基本的に噛まれてボロボロになります。噛ませないように対策をしていくことが必要です。


以上、長くなりましたが3点が、子犬を迎えて私が感じた主なギャップでした。

今もまだぽっぽは生後5ヶ月なので子犬です。

最近のぽっぽ

迎えた当初に比べると少しトイレの成功が増え、散歩に行けるようになったのでストレス発散出来て吠えが減りましたが、まだまだしつけは道半ばなのでたまに精神的にしんどくなることがあります。

家族複数人で飼えば負担は分散されますが、一人暮らしだとそうはいきません。修行のように感じることもあります。

ぽっぽを迎えるまえ飼育放棄をする人が信じられない気持ちでしたが、これだけ大変だと耐えられない人もいるのかもなと、ぼんやり思うこともありました。


ただ、ぽっぽを迎えてから、ちょっとしたことで笑わせてもらったり、一緒に散歩をしていると今まで住んでいた街が全然ちがう風景に見えたり、お散歩している近所の人との交流が出来たり、ぽっぽと出会わなければ得られなったこともたくさんありました。

そして何より、困ることも多いけど、本当に可愛い。

散歩中のぽっぽ。家の中ではカメラを向けた瞬間笑顔でなくなるけど、散歩中はずっと笑顔です。


これからもぽっぽとの生活は続きますが、楽しんでいきたいと思います。

長文になりましたが御覧いただきありがとうございました。
それではまた!


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