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目を輝かせて

このnoteは、
ワーホリの出発日を控えている人へ。

そして
新しい環境に飛び込むことは決まっていて、
その1日目を待っている全てのひとへ。

どんなことを感じていますか?
パッションを燃やしている人も、
決めたけどなぜかポジティブになれない人も

その日と、始まる日々に思いを馳せながら
『魔女の宅急便』を見てほしいな!!
という私のオススメ


そう、きっとあなたです。


🚨以下、映画のストーリー展開がわかる内容を含みます
🚨ワーホリはぜったい楽しい!という話はできません

これを読んで、映画を見て、
出発前の気持ちを整えてみませんか?



この映画が心を支えてくれる

私は2022年12月3日オーストラリア・メルボルンに向けて出発しました。
海外に住んでみたいという思いがありました。
訳あって途中で日本に帰ってきて今は会社員をしています。
ワーホリはこれからどれだけ歳を取ってもその時の自分を讃えられる経験になると思うから、私の経験が誰かの参考の一つになれたらいいなって、
伝えるために書いています。

そんな私から見た魔女宅とワーホリのお話

作品には見る人の数と、
さらにその何倍もの視点の読み取り方があると思う。

魔女修行に向かう主人公キキの様子を、今の自分と目的地に降り立った後の自分と重ねてイメージしてみてほしいのです。

このストーリーが、
変化の波を乗り越えていくための心構えや支えになる。


キキと私たちの共通点


『魔女の宅急便』はスタジオジブリさんの名作たちの一つ
見たことがある人はたくさんいると思います。
原作がありますが、ここでは映画の内容のみを取り上げてお話しさせてください。

先日この映画を見る機会があったのですが、
あれ、なんだかキキがやっていることってワーホリの条件にそっくりだなと思ったのです。

・1年間の魔女の修行
→ほとんどのワーホリビザは1年間の期限付き

・出て行って帰ってくる場所があること
→おそらく全ての国で、ビザの申請要件には帰ってくるルートを確保しているか帰るための資金を準備しているという内容があるはず

出発して空を飛んでいるときに出会った魔女のお姉さんは、
「もうじき修行が明けるから故郷に帰るのが楽しみだ」と話していました。
もしかするとキキも1年間の修行を終えたらお父さんとお母さんの元に帰ってさらに専門的な修行をするのかも。

私の体験と重なる部分


・正攻法でうまくいくとは限らない
→住む場所が見つからない、どれだけレジュメを持って行ってもSNSを使っても仕事が見つからない、思ったより言葉は通じるけど気持ちの繋がりが感じにくい、思い描いていた生活じゃない

海の見える街に着いたキキは、
魔女として街に挨拶するためほうきに乗って人々の注目を集めるのですが…
ひとまずのお宿としてホテルの部屋を借りようと思うけど…
魔女である前に13歳の子が、1人で。社会のルールもありますね。

自信を打ち砕かれたり、「こんなはずじゃなかったのに」という思いを抱えて表情が固くなっている時期もありました。

・自分の力を疑ったり、発揮できない瞬間
→コミュニケーションが難しい、友達を作るのに苦労する、
仕事が見つから無い時に、どのポイントだったら少しでも自分を売り込めるのかとか、何なら、できます!と堂々と伝えられるのか
とても悩んでしまいました。
職場のボスから「あなたはもっと英語を勉強しなきゃいけないよ」と愛のある言葉を頂いたこともあります。

キキは魔法の力が弱くなって、軌道に乗ろうとしていた宅配の仕事を受けられなくなってしまいました。
引きこもって、焦って、苦しい時間も過ごします。

でも、

・思いがけない出会いや手助けもある
→突然ジョブインタビューの電話がくる、部屋が見つからない事情を話したら「それならうちに住まない?」と提案してくれた人がいる、仕事先の常連さんが英語の先生で行き詰まっていた壁に対してアドバスをもらえた

新しい街で最初、キキはおそのさんから役割と場所を与えてもらいました。
おそのさんは「助かるわ!」と言っていますがキキから見ると希望の光だったかも。
魔法のスランプの時には、以前出会っていた絵描きのお姉さんが突然やってきて外に連れ出してくれていました。

そろそろ私の方が映画を見返したくなってきた

はじめから涙腺がゆるゆる

もう一つ、語らせてほしいこと。

いまの私はストーリーの冒頭の部分
あの時決断して動き始めたあの瞬間を追体験したように感じて気持ちが激しく揺さぶられました。


それはまさに今のあなたの状況かもしれない。


どのようなシーンから始まるか覚えていますか?


気持ちいい風が吹く草むらでラジオを聴いていた女の子が、
急に「今日だ!!」と目を輝かせます。
それからお母さんや馴染みのお客さんに「今日出発する」と言って回りながら夢中で出発の準備を始めます。

この様子が、今だ!と思ってビザの準備や情報収集を始めた自分と重なります。こんな体験をしたい、こういうふうに友達を作って、遊んで、働いて、言葉が通じない悔しさを感じたりして、旅をして。

キキの気持ちに引っ張られて
当時の胸が熱くなって鼓動が早まるようなワクワクを感じました。

「私はこんな街に住むの」と心底楽しそうに話をするキキがとっても可愛い

あれだけ溌剌と楽しみ一色だけど、
準備がほとんど終わってお父さんがキキの部屋に来た時
少しの間だけ、今いる場所を離れる寂しさや簡単に会えなくなる名残惜しさに表情が塗り替えられてしまいます。

たくさんの人に、離れる寂しさは押し寄せてくるものだと思う。
そんな時、もしかすると一番素直でいられるかも。


どう転んでもいい経験になる

今の私にとって、キキのストーリーは初心を思い出させてくれる話。

あ、このまま耐えて進み続けたら燃え尽きる、限界だな

そう思うほど体が動かなくなる前に初心を思い出していたら、
もっと叶える方向に動き出していたら、
当初の予定どおり私は、2nd Visaまで延長していてここにはいないと思う。

でもそうしていたら、
私はわざわざ自分の体験を書くなんてしていなかった。

そうです、絶対に糧になる。

絶対に糧になると今思っているとして、
せっかくなら面白い未来を叶えてみたくなりませんか?

そして、
不安や迷いに支配されそうになってスッキリしていない人
変化にポジティブになれなくてもやもやしている人
飛んできた先で色々あってしんどい人

映画見て、気持ちが少し落ち着いたら
それを実現させるために今日の一手を打ってみること。

過ぎていく時間に怯え過ぎず、向かう方向を忘れないで。
あなたなりの1日を過ごすこと。

うまくいかないこともあるけど、
「叶えたいことを叶えにいくこと」がワーホリの魅力


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時には魔法みたいなことも起きてしまうかも











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