生きることを選んだ瞬間があった気がする。どんなことを考えていたのか?
なぜかよく記憶に残っている瞬間がある。
シティで一番大きな駅の横に何本もの線路をまたぐ高架があって、
そこはいつも風が強く吹いている
建物もあるのに独特のがらんとした雰囲気
なぜかこんなに重くなるほど持ってきたのかわからない荷物を背負い
車がたくさん通る高架の歩道を歩いていたときのこと。
海外で生活するという目的を達成したのにもかかわらず、
ただ生きるのに真面目で必死でギリギリを感じていて、緊張していた。
私はちょっとした虚無モードに入っていて、
既にたくさん歩いてきた足