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「概念」よりも重要な「行為」

歌舞伎を題材に作品をつくってみませんか?

とお誘いをいただいて、やってみます! と答えたものの、歌舞伎をきちんと見たことはないので、どうしようかなぁ、ここ数日考えている。けれども、まぁ、ほかの作品づくりも並行しておこなっているため、僕は時間を持て余しているわけではない。うじうじと考え過ぎるための時間的有余は僕にはない。まぁ、どうにかなるし、どうにでもできるよなぁ、と気楽にしている。こんな自分の歌舞伎観だからこそつくれるものもあるんじゃないかと思っています。

歌舞伎に限らず、いろいろなことが検索すればすぐに出てくるし、ChatGPTに頼めば、それなりのかたちにしてまとめてくれる。だから、今、僕がやるべきことは「歌舞伎」をつかって遊び倒すこと(おふざけ)なんだ、と思うんです。

とにかく真面目にやり過ぎない。適当な時間を充てて、その有限な時間のなかで適度に考えを巡らして、テンポよく行動に移していく。そんなふうにつくっていくことが重要。「概念」よりも「行為」が重要。近頃は、演劇をつくる際に概念偏重になり過ぎていたからね。その癖を正していかないと。


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宮澤大和
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。 これからもていねいに書きますので、 またあそびに来てくださいね。