ぽっぺのひとりごと(14) 難問漢字パズル
5年前に始めて夢中になっていることがあります。それは難問漢字パズル。
長年、クロスワードパズルをやっていましたが、慣れてくると答えがすぐ分かってしまって、考える楽しみがなくなってきました。それで、漢字パズルに切り替えたのです。
カギとなる問題は無く、わずかな漢字をヒントに推理していくのが難しくもあり、楽しくもあります。
その特徴をまとめてみました。
①日本語特有の「音読み」と「訓読み」
「本場」のときは〔バ〕と読みますが、「金市場」なら〔ジョウ〕と読みます。「市」は〔シ〕なのか〔イチ〕なのか。「力」は〔チカラ〕なのか〔リキ〕なのか〔リョク〕なのか。どう読むかで組み合わせる漢字が違ってきます。
②解くにはカンも必要
楽□□は「楽天家」だと当たりをつけます。「楽天地」かもしれないし、「楽山焼」かもしれませんが、先へ進みます。□□裏を「路地裏」にしていたら矛盾が出てきて、「屋根裏」に書き直したりということも。
③植物や動物、人名などは漢字の読みが見た目と違う場合が多い
独活(ウド)、竜胆(リンドウ)、金糸雀(カナリア)、土竜(モグラ)などなど。莫差特は誰でしょう? 巴哈は? モーツアルトとバッハです。
車□合は「車百合」、車□老だと「車海老」です。
➃熟語をたくさん覚えておくのも大事
法界節(ほうかいぶし)とか、空五倍子色(うつぶしいろ)とか、山階道理(やましなどうり)、祝人(はふりと)など、パズルを始めるまで知りませんでした。
➄しりとりも難しい
貴□□□私□寸□□洋□□□□産という問題。
貴公平無私地団太平洋行楽地場産と解きました。多分、正解だと思います。
➅最も難しいのは黒マスの無い「ホワイトナンクロ」
ヒントは黒マスの数のみです。最初、ボーゼンとなりますが、毎日少しずつ、書いたり消したりしながら埋めていきます。難解な問題ほど、矛盾なく埋め終えた時の満足感は大きいです。
もっと脳を使わなくちゃと思って始めたら、すっかりハマッてしまい、ほぼ毎日やっています。漢字パズルのお陰で根気強くなってきたと思います。日本語の豊かさを知ることもできました。
困るのは、家事を怠けてしまうこと。
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