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きたぐに号で年越しを思い出した 4
柏崎から日本海の風が強くなって折り戸ときたぐに号の車体を揺らし始めた 583系は昔の鋼鉄製車体で重く図体も大きい
直江津 糸魚川を過ぎ 直流から交流に電気が変わる 親不知のあたりはカーブが多く日本海からの風を直に受ける
外はかなりの吹雪で寝台でウトウトしてる自分も感じる 車体を軋ませながら583系は深夜の日本海の荒波からの風を受けながら カーブを曲がって行く
今は軽合金製の電車が多いが 鋼鉄製の電車は重く小さな吹き溜まりを飛ばしてドンドンと聞こえる
東北特急のゆうづる・はくつるも仙台を過ぎたら厳しい自然環境である 雪国の鉄路を守る人たちは本当に大変だ
親不知のカーブを抜け電車は富山県に入る 入善駅で運転停車である