きたぐに号で年越しを思い出した 5
入善駅でコンテナ貨物列車に追い越される
奥羽・羽越・信越・北陸の日本海縦貫線は「陸の北前船」の役割を担っている
入善駅を出た後富山駅に停車する そこは客扱いをする
新年の夜中でも多少なりと乗降はある 東北・北陸などの特有の水分の多く重い雪が降り続いている
しばらくたってきたぐに号は富山駅を出発 雪がふりつづく漆黒の北陸路を行く
浅い眠りの中ひたすら大阪を目指して進む
通過する時 ディーゼル機関車の音も混じる
除雪用機関車であろう
小さな駅は保線などの詰め所や待機場所の役割もある
北陸路もやがては新幹線に代わられる