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「リメンバー・ミー」で使われていた “分かりづらい take credit” の意味を深掘りしてみました。

コロナ陽性でしばらく自宅監禁(?)の状態に置かれていました。回復後も体調すぐれず、やっと記事が書けるまで回復しましたので、またコツコツと記事の作成を再開していきます。

ともかく「楽しく書く」だけを目標にやってきたので、今後もまた「楽しく」再開していきたいと思っています。I hope to have fun posting my articles!

ところで、皆さんにはなかなか覚えられない“苦手な”英語というのはないですか?

私は、今回取り上げる “take credit”という表現がそれにあたります。

出てきた時には「なるほど、そういう意味か?」と理解するのですが、次にまたお目にかかった時には、「???」の状態になっています。

credit は「信用」や「名声」などを意味しますが、「信用や名声を取る (take)」ということから、「人の名声を取って自分のものにする」=「自分の手柄にする」というネガティブな意味で普通は用いられます。

「人の成功などを自分の…」って覚えにくいです。英語の短さに対して長すぎる日本語が原因かもしれません・・・

そんな take credit が映画「リメンバーミー」の一場面で使われていました。

生前にヘクターが作ったヒット曲をデラクレスが盗んだことに対して、ヘクターがデラクレスを責めました。それに対するデラクレスの言い分です。

デラクレス: Héctor, I never meant to take credit.  We made a great team, but you died... and I only sang your songs because I wanted to keep a part of you alive. (盗むつもりなんてなかった。俺たち組んでただろ。でもお前が死んで… 少しでも思い出をとお前の歌を継いだんだ)

映画「リメンバーミー」


I never meant to take credit. -- 字幕は「盗むつもりなんてなかった。」ですが、「自分の手柄( ヘクターの作った歌を自分が作ったものとする)にするつもりなんてなかった」という意味になります。

ちなみに、mean to ...「…するつもりだ」という意味があり、never があるので「…するつもりなんてなかった」と悪気があってやったわけでないということを主張したい時に使われます。

すなわち、デラクレスはヘクターの歌の功績を横取りするつもりはなかったと言い訳を始めたわけです。

この誰かの成功などの横取りをするというのが、take credit にピッタリな表現です

take credit を使った例文を ChatGPT に作ってもらいました。

Jane solved the problem, but her boss took credit in the meeting. She felt frustrated.  Her colleagues knew the truth, but no one spoke up.” ( ジェーンは問題を解決したが、上司は会議で自分の手柄にした。 彼女はフラストレーションを感じた。同僚たちは真実を知っていたが、誰も声を上げなかった。)

Emma created the marketing plan, but her manager tried to take credit for it. (エマはマーケティング・プランを作成したが、彼女のマネージャーはそれを自分の手柄にしようとした。)

I never meant to take credit for the idea; it was actually Sarah’s suggestion.( そのアイデアの功績を自分のものにするつもりはなかった;実際にはサラの提案だった。)

ChatGPT

上の例文からわかるように、よく take credit for ...「…を自分の手柄にする」のように for を伴って使われます。

take credit ( for ) ... ー これだけ書いたので、もう私も忘れないと思います。That’s what I hope for ...

Thanks for your interest in my article.  

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