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I’d like to… と I’d love to… の違いを複数のAIを使って“深堀り”してみた結果分かったこと。

今回取り上げる表現は I’d like to... と I’d love to... で、どちらも「…したいと思う」という意味があります。どちらかというと I’d like to の方が使用頻度が高いのではないかと思います。またこの表現は want to.... より丁寧な表現であるというのは聞かれたことがあるのではないでしょうか。

同じような意味であっても、異なる2つの語句があればそこには必ずニュアンスの違いがあるという前提の元、その違いを複数の対話型 AI を使って深掘りしてみました。


調べるのに使ったAI は次の4つです。

① ChatGPT
② Gemini
③ Claude
④ Copilot

"I'd like to eat fish" suggests a general preference or interest in having fish. (魚を食べることに対する一般的な嗜好や関心) (ChatGPT)

"I'd love to eat fish" expresses a stronger desire or enthusiasm for having fish. (魚を食べることに対するより強い願望や熱意) (ChatGPT)

if you're just casually mentioning that fish sounds good, "like" is fine. (何気なく魚が美味しそうだと言うだけなら「like」でいい) But if you're really craving fish, "love" is a better choice. (本当に魚が食べたいのであれば、"love "の方がいい) (Gemini)

「何気なく」というのが言い得て妙です。要は魚への好きさ加減がどうなのかということです。

I’d love to” conveys a heightened sense of excitement and eagerness for consuming fish. (魚を食べることへの気持ちの高まりと熱意の高まり)  (Claude)

I’d like to eat fish.” - This statement is more of a casual interest. (さりげない興味)
I’d love to eat fish.” - This phrase carries more emotional weight and enthusiasm. (感情的な重みや熱意) (Copilot)

これらの説明からわかるのは、I’d like to ... は一般的な普通の興味に対して、I’d love to... はより強い願望や熱意を表しているということです。

これらのニュアンスの違いは運用面で気をつけなければなりません。次の例文はホテルの部屋を初めて予約する時に使ったものですが、どちらが普通は適切でしょうか。

I’d like to make a reservation at your hotel, please.

I’d love to make a reservation at your hotel, please.”

普通は①を使います。②の表現だと「ホテルへの愛情」が強すぎて違和感を覚えてしまうでしょう。もちろん大好きなホテルで「是非、是非予約したい」という文脈であれば使えないこともないですが、初めて予約する時には変に聞こえるのはおわかりいただけると思います。

今回は I’d like to ... と I’d love to ... の違いについてみてきましたが、使う際にも気をつけたいものです。

Thanks for reading my article.  See you soon!

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