“蒸し暑い” humid と muggy の違いを複数のAIを使って“深堀り”してみた結果分かったこと。
humid も muggy も共に「蒸し暑いという意味があります。どちらかというと humid の方が使用頻度が高いように思いますが、今回は muggy との比較をしながら両者の違いを“深掘り”していきます。
日本の夏の”蒸し暑さ“は有名なので、夏はこのhumid と muggy の出番はとても多いのではないでしょうか?私も頻繁に “It’s so humid today.” などと使っていたのですが、muggy との使い分けまで頭が至らず、ほとんど muggy は使うことがありませんでした。でもそれは大きな誤りだと今回の”深掘り”で気づきました。
調べるのに使ったAI は次の5つです。(全て無料版です)
① ChatGPT
② Copilot
③ Perplexity
④ Gemini (旧Bard )
⑤ Claude
humid と muggy それぞれの定義です。
humid;
muggy
上の定義から
humid は「空気中の水分の量だけを述べているだけで、感じる不快感」は特に意味には含まれていない。
muggy は「高い湿度(high humidity)によって引き起こされる不快感」に焦点を当てた語である。
ということが読み取れます。
あと、最後の定義の damp, heavy, and oppressive feeling はあのムワーっとした蒸し暑さがよく表れています。
同義語の違いにスポットを当てるのが主な目的ですが、その中で上記の damp, heavy and oppressive feeling のようなさまざまな表現を勉強できるのもAIを通して学習できる素晴らしさです。英英辞典やネットでの説明はある意味“固定”されていますが、対話型AIは柔軟に富んだツールだとつくづく感じます。
次のmuggyの説明も言い得て妙です。
muggy は人がどう感じるかに焦点を当てた「主観的」な意味を持っているのですが。それに対して humid は湿度の量という「客観的」な意味を持っていると考えられます。次の説明がそのことをよく表しています。
➡︎ 朝少しhumid であっても、外に出て暑くて不快(sticky)であるなら、その時になって初めて muggy と呼べる。
最後によく使うhumid を使った例文を見てみたいと思います。
単に京都は暑くて蒸し暑いという事実だけを言っており、この時点で不快かどうかは不明だと受け取れます。でも、京都の蒸し暑さを知っている人はこの文を聞いただけで「暑くて不快だ」と思ってしまうでしょう。その不快さを表すには、Kyoto is muggy in the summer. がいいのでしょう。
今回は humid とmuggy について取り上げました。今まで 私自身、humid を中心に使ってきましたが、これからは状況に応じて2つの語を使い分けていきたいと思っています。
Thanks for your attention to my article. I hope to see you soon!
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