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【Slay the Spire】MOD紹介 The Evolution その2

こんにちは。

とあるMODキャラにハマってしまって、詰んであるゲームを放置してまで、日々A20Hに潜ることが止められない者です。

そのMODキャラの名は「The Evolution」。本記事は前回の紹介編に続き、実践編となります。

なお、本記事の内容はA20Hを見据えた内容となっておりますが、低アセンションでもそれなりに通用することを書いていくつもりです。

また、このキャラについて、まだ自分の経験が浅いため、有識者からすれば間違った内容もあるかもしれません。

その場合はぜひマサカリをお願いします。というか、どなたでもいいのでマサカリ下さい。お待ちしております。
「The Evolution」走者もっと増えろ。(豹変)

では、早速。

クラスの特性

まず、このキャラの立ち位置を見定めるために、他のクラスと比べてどうかというところから解説していきます。

1. 初期デッキが強い
これは初期レリックも合わせての評価ではあるのですが、初期デッキが火力、ブロック共に強いです。

特に初期レリから生成されるオーブ、初期カード2枚のオーブを展開できれば、Act1前半での安定感がかなり高いと感じています。

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初期カード、初期レリックと共にテンポアドバンテージを失うことなく展開できるのがかなり感触がいいですね。
(ディフェクトの【二重開放】みたいな火力があるターンが極端にあるというよりかは、すべてのターンが満遍なく強いイメージです)

Act1前半で出たら嬉しいオーブは以下でしょうか。

- Lavafolk: 2ダメージ×2
- Insect: Droneを手札に追加。Droneは3ダメか2ブロックか選べる。
- Centaur: 次のアタックのダメージを+3。効果は蓄積する。
- Lizard: 毒2
- Merfolk: 3ブロ
- Beast: アタックを行うたびに2ブロック。アイクラのRageと同じ。

あと初期レリつけてると、オーブのランダム生成が戦闘ごとに発生するので、毎回ガチャをひくようで射幸心を煽られます。気持ちいいです。

2. ドローソースが貧弱
このクラス、ドローソースがかなり貧弱です。いわゆる手札交換カード(キャントリの方が伝わるかもしれません)なら、使いやすいものが揃っていますが、手札が増える=ドロソについては、かなり癖の強いカード揃いで、汎用ドロソがないと言えます。
(一応、Harpyオーブを生成・解放することで1:2のドロソと考えることはできますが、Harpyオーブは解放しなければドローできるのは次のターンであるため、即効性がありません)

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↑適合するフォームの状態でないとドローできない。

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↑ドローした後、アタック以外のカードを捨てる

特に矛盾や心臓のようなスケーリングの速度を求められる戦闘において、即効性のあるドロソはかなり貴重な存在です。

A20Hを走るであれば、無色カードのドロソ、ドロー系のレリックは他のクラスよりかなり価値が高いと言えます。見たら積極的に取っていきましょう。

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↑眼福

3. 複数敵との戦闘は割と得意
複数敵との戦闘ですが、他クラスよりはかなりやりやすいと感じています。このクラスのAOEは、以下の3種です。

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【Flame Strike】
ダメージ/UG済ダメージは【自暴自棄】と同じ。【自暴自棄】よりLavafolkオーブのダメージが少なくなりがちなところから鑑みて、パワーはそこまで高くない。他のクラスにない面白い特性としてはAOEの身で【ストライクダミー】のボーナスが乗る。

【Black Cat】
4(7)ダメージとダメージは少量だが、1コストと取り回しの良いAOEであるため、かなりPickしやすい。というより、後述するが、BeastオーブとShasowオーブのパワーがかなり高く、どっちも持っているこのカードは当然強い。

【Stampede】
効果はシンプルながら強力なAOE。多段ダメージということでビャードとも相性がいい。また、Centaurのバフの乗りが良く、単体で完結しているカードとも言える。

まず、前提として、どの強豪プレイヤーも口をそろえて言うことですが、AOEは積極的にPickしましょう。
このゲーム、AOEがかなり強いです。

それを踏まえたうえで、上記3カードを評価してみると。。。。。

うーん、微妙??

結論から言うと、このカード達が強いから複数戦闘に強いというわけではありません。正直AOEの強さで言えば、他クラスと比べても平均ぐらいだと思っています。

では、何が複数敵に強いのか。
それは上記に加え、Shadowオーブが存在するからです。

- Shadow: 全体脱力&ダメージ。発動させるたびに次の発動のための閾値が上がる&ダメージが増える

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↑多分、TierGODカード

全体脱力&ダメージというのが本当に強く、これにより複数敵を捌くのがかなり楽に感じます。正直、後述の多段メタであるSuccubusカードと組み合わせることで、他クラスではかなり厄介なグレムリンリーダーにあまり脅威に感じないぐらいです。

だからと言って、このクラスは複数敵戦最強!とまでは言えないことに注意です。
当然ShadowカードをPickしている前提にはなりますし、何も考えないプレイングをしていると、痛い目を見ることになります(Shadowが与える脱力は1なので計画的に発動させましょう)。

あくまでほかのクラスと比べると複数敵がそんなに脅威に感じない程度にとどめて頂ければ幸いです。

4. 多段攻撃に超強い、単発高火力攻撃には弱い
多分、このクラスを使うにあたり、一番特殊に感じるのは、Succubusのオーブでしょう。

- Succubus: 敵の筋力を低下させる。敵のアタック以外の行動に対して打つことで、筋力低下値を蓄積させることが可能

単純な筋力低下にとどまらず、筋力低下値を蓄積させられるというのも目新しいところです。
また、オーブという特性上、ターンをまたいで筋力低下をかけ続けられ部分も魅力的です。

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【Charm】
筋力低下2(4)&次ターンの筋力低下2予告するカード。Formが適合していれば弱体化も掛けられる、多才なカード。これを見ているとアイアンクラッド君の【武装解除】が悲しく見えてくる。

【Playing Rough】(※画像はベータアート)
筋力低下5(7)&11(14)ダメージ&次ターンの筋力低下2予告するカード。ひたすら強い。コイツも正直、TierGODカードだと思っています。

このカード群のおかげで道中/ボスのアイツやらアイツやらアイツやらアイツやらがかなり楽です。

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↑アイツら

そして何より大きいのが矛盾と心臓のBigTurnをやり過ごしやすいという点です。A20Hを走るのであれば、一枚はSuccubusカードをデッキに忍ばせておきましょう。

ただ、その反面、大量にブロックを稼ぐというのが苦手に感じます。故に単発高火力攻撃がシンプルにキツいです。

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↑やめろ

上記理由より、Act3エリートがかなり苦手な気がしています。(もしかしたら開拓次第で全然話が違ってくるのかもしれませんが。。。)

あと、あえて、先ほどは記述しませんでしたが、当然、心臓君の67点パンチと盾君のボディスラム(仮)攻撃には弱いです。そこは気合(貝の化石とかスピードポーションとか)で乗り切りましょう。

ちなみに、Beastが絡むと100を超えるブロックを得ることも可能です。というよりだいたい勝利しているときはBeastでインチキしているときが多いですね。

- Beast: アタックを行うたびに2ブロック。アイクラのRageと同じ。

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【Heightened senses】
汎用ドロソとして見れば微妙だが、Beastに特化させると凄まじいアドバンテージを生み出すカード。性質上、デッキのアタックの割合が多いほど機能する。Beast単体(2ブロック)ではトントンになってしまう心臓の死の鼓動に対して、収支プラスに持っていくためにも必要なカード。

【Frenzy】
デッキの性質にかかわらず、雑PickできるBeastカード。このターンアタックに使ったエナジーの数だけ火力アップするのも素晴らしい。ただ、やはり0コスでBeastをスロットに追加できるという効果が肝要な気がします。

5. アンコモンにパワー不足のカードが多い
これはあくまで自分が思っているだけですが。いわゆるNot Cardがアンコモンに多い印象です。当然、もう少しランを重ねれば評価が上がるかもしれませんが、今のところ拾って後悔したカードが多いです。

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↑弱いと「思う」カード群の一部 開拓次第なのかもしれない

その代わり明らかにパワーの高いカードもあります。ハズレが多いという話ですね。

オーブのTier

本キャラには11種類のオーブがありますが、当然これだけ種類があれば、明暗というものが自ずと分かれてきます。
(以下はオーブの一覧です)

- Plant: 合計2回発動させるとエナジー+1
- Lavafolk: 2ダメージ×2
- Insect: Droneを手札に追加。Droneは3ダメか2ブロックか選べる
- Centaur: 次のアタックのダメージを+3。効果は蓄積する
- Lizard: 毒2
- Shadow: 全体脱力&ダメージ。発動させるたびに次の発動のための閾値が上がる&ダメージが増える
- Succubus: 敵の筋力を低下させる。敵のアタック以外の行動に対して打つことで、筋力低下値を蓄積させることが可能
- Merfolk: 3ブロ
- Beast: アタックを行うたびに3ブロック。アイクラのRageと同じ。
- Harpy: 1ドロー
- Lymean: 占術。ただしデッキトップをめくるわけではなく、ランダムなカードをデッキトップに置き占術を行う(オーブの性質上、複数行われる可能性があるため、デッキトップ固定でないと考えられる)

なお、本評価はAct1~Act3を走り切ったときの総じての評価であり、当然、各Actでの評価は変わってきます。
(必要な時に必要なカードを拾う。それがSlay the Spireというゲームの醍醐味ですね)
なのであくまで本Tierは目安程度に考えて下さい。

☆TierGOD 
-Succubus: 明確な多段メタ。このクラスを使うならこの能力を使いこなしたい。
- Shadow: 全体脱力がかなり強い。【The Night】というパワーカードと合わせることでShadowだけで心臓を殺せるダメージも出せる。
- Beast: このクラスで大量ブロックを稼ぐ唯一の手段。特に【Frenzy】や【Heightened senses】というカードが高バリュー

◎TierA
- Plant: このオーブが強いというよりは【Photosynthesis】というカードが明らかに強い。当然エナジー増加も強い。
- Harpy: カードゲームにおいてドローが弱いわけがない。特に【Human Form】と【Talon Strike】にはかなりのシナジーがある。
- Insect: ダメージとブロックが選べるというのがまず魅力的。タイムイーターのプレイ回数制限やスパイカーのトゲに対し、ナイフと違い、プレイしなくてもデッキを汚染しない点も評価できる。単純にアタックの枚数の水増しにも便利。
- Merfolk: 3ブロックとブロック値は心許ないが、それでも存在するだけでありがたいオーブ。他のオーブの邪魔にならない程度に展開したい。

〇TierB
- Centaur: 序盤は強いが後半スケーリング速度が追いつかない。多分特化しても心臓のダメージカットがキツいと思う。
- Lavafolk: 序盤は強いが後半スケーリング速度が追いつかない。【Eruption】というカードと組み合わせることでそれなりの火力は出る。
- Lizard: 毒の速度がサイレントほどでない。【触媒】くれ。
- Lymean: 占術自体は強いのだが、盤面に干渉しないのはやはり弱い。でもついでに発動してくれるとても嬉しいオーブ。

以上です。正直。「弱ぇえええええ!」みたいなオーブは一つもないです。みんないい子。

最後に

本当は強いカード一覧とか各Actの立ち回りみたいのも解説したかったのですが、ひとまず今回はこれで。さらにランを重ねることで投稿する記事の内容をブラッシュアップしていきたいと思っています。

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