ビジネスを成功に導くマインドセット「欲望編」
メンター松田豊さんのマインドセット3つ目
今回は、「余計な情報を入れない」についてです
松田さんに学び始めてから知ったことですが、日頃松田さんが危惧しておられるのは、私たち塾生が、いい加減なネットビジネス系の配信者と出会うことで、間違った方向に行きやしないかということのようでした
(その事に対する注意喚起は、今でも事あるごとにされています)
そんな松田さんが危惧されていた怪しげな配信者
それらがネット上にウヨウヨいる、ということを知ったのは、松田さんの元で学び始めてしばらく経ってからのことでした
確かにネット上には、「簡単に稼げます」「動画編集で月収50万円」的な、いかにも美味しそうな謳い文句で配信する人が沢山います
松田さん曰く、「顔出し名前出ししていない配信者を信用してはいけない」「最低5年以上実績を出し続けている人にしか学ばない方が良い」とのこと
確かに常識的に考えれば、誰だか素性のよくわからない人や、ネットビジネスの実績が大してない人に自分の人生を預けるなんてとても怖いことです
でも人間って切羽詰まると、まともな判断が出来なくなることってありますよね
特にお金にまつわることには、冷静な判断力を失うように思います
では、どうしたら危機的状況においても自分を見失わず、道を間違えないでいられるのでしょう
欲望の正体
私たちが怪しいと思いつつ、ついつい旨い話に乗ってしまうのは、お金の持つ魔力に欲望を抑えられないからです
お金を手にすることで開ける未来
その輝かしい(かもしれない)未来に、目が眩んでしまうのです
前回、自分の人生から「苦」を取り除くための正しい努力正精進について書きました
では、これとは真逆の「正しくない努力」とはどのようなものなのでしょうか
「正しくない努力」、それは自分の欲望や感情に支配されてしまった結果、物事を正しく見、正しく考えるといったことができずに、間違った判断を下して行動してしまうことを言います
つまり欲望や感情に目が眩むことで、物事を正しく見られなくなり、いかにも怪しげな配信者を怪しいと判断できず、それら配信者の言葉に惑わされてしまう
そして正しく思考することもできないため、そんな甘言にいとも容易く乗ってしまうという訳です
特に、「お金持ちが羨ましい」「自分も人から羨ましがられたい」「あの人より良い暮らしがしたい」といった自己顕示欲や承認欲求を満たすための欲望には際限がありません
そして、そんな野放しの欲望や感情は、正に人生の落とし穴と言えるのです
また、メンターのおっしゃる「余計な情報」の中には、私たちの力ではどうすることも出来ないこの世の不条理についてもあるようです
陰謀論しかり、流行病しかり、社会に目を向ければ、この世は不条理なことで満ち満ちています
けれどその事に不満を持ち、正義感から憤りに心を震わせたとしても、この世はそう簡単には変わりません
悲しいかな、この世界は自分の思い通りにはいかないものなのです
そしてそのことを自覚すればするほど気持ちはネガティブに傾きます
そしてネガティブはネガティブな出来事を呼ぶだけ
自分にとって何一つ良いことはないのです
「だったら初めからそういう情報を入れないに限る」これがメンターの考え方のようです
松田さん曰く、「そんな情報を耳にしそうな時は、耳に手で蓋をして「あ〜〜〜」と叫んで聞かないこと」だそうです
人生の落とし穴にはまらないためには、「怪しげな誘惑や余計な情報に耳を貸さないこと」が一番の予防線という事なのでしょう
とは言え、それでもネガティブな情報を完全にシャットアウトするのは難しいものがあります
部屋からTVを閉め出した私でさえ、居間のTVやSNS、そして人と会って話すことで様々な情報に晒されるからです
けれど、そんな雑念だらけの内面を一時的にキレイにする方法があります
瞑想です
瞑想のススメ
世の中には様々な瞑想法があります
そして瞑想がストレスに効果がある、ということは科学的にも実証されています
そんないくつもある瞑想法の中で、私が行っているのはTM瞑想法です
これは、4文字のマントラをひたすら心の中で唱え続けるというインド発祥の瞑想法なのですが、最近下火なのか、TM瞑想法をしているという方の話を余り聞きません
けれど、この瞑想法の効果は絶大です
実は若かりし頃、この瞑想法に熱心に取り組んでいた時期がありました
瞑想を始めて数ヶ月
次第に自分の中から欲という欲がみるみる消えていくのが分かりました
それで、ちょっと怖くなって止めてしまったんです
若かったし、もう少し人生を楽しみたかったんですね
そして最近、改めてこの瞑想法の必要性を感じ、行うようになりました
瞑想の何が良いかと言うと、瞑想を行うことによって心がクリーンになるのを実感できるところです
心というより脳がスッキリすると言った方が正確かもしれません
瞑想をすることで頭の中からお掃除されるもの
それは「様々な人・もの・出来事への執着」です
その中には、過去への後悔や、未来への漠然とした不安なども入っています
もちろん、邪な思いから生まれた「魂が本当は欲していない欲」なども洗い流されていきます
その結果、本当に自分の欲するもの、自分の本質といったものだけが残るのです
そしてこの浄化によっていつか辿り着くところは、些細な出来事に一喜一憂しない、いついかなる時でも揺らぐことのない安らぎに満ちた心の状態なのだと思います
とは言え、今はまだ雑念だらけの瞑想なのですが・・・
そう言えばメンターの松田さんが、時に動画の中で観音様のようなアルカイックスマイルを浮かべ、穏やかな風情で配信されている姿を見ることがあります
ご本人は、ミッドアルファ状態とおっしゃっていますが、これこそ瞑想によって得られる「無」の境地なのではないでしょうか
ところでこの場合の「無」とは、何もないと言う意味の「無」ではありません
それどころか瞑想によってもたらされる無の境地とは、「真我としてただ有る」というどこまでも純粋な心の状態なのです
そして私もこの瞑想法を続ける事により、日頃から余計な情報に惑わされることなく、メンターのようにミッドアルファ状態を維持し、宇宙の叡智と繋がりやすい自分でありたい、そんな風に思っています
読んでいただき、ありがとうございました
きみどり
お心遣いありがとうございます! これからの励みにします!