雑に扱われている気がするとき
誰にでもあるのだろうか。時々自分が雑に扱われている気がする。貧乏くじを引いているような気がするときが。
あまりこだわりや執着はなく、譲ることで円満にいくなら、人に喜んでもらえるなら、それでいいと思っているはずなのだけれど。
みんなに配っているものが私にはもらえない、そのことに気付いてもらえないということがたびたびある。いじめでも意地悪されているわけでもないことはわかる。ある種のオーラみたいなものだろうと思う。
怒りっぽい人には、扱いに気つける。傷つきやすい人にも、扱いは気を付ける。私はそのどちらでもなく、人から面倒な人だとは思われたくないと思っている。全く傷つかないわけではないけれど、引きずらずに回復する方法をある程度身につけていると思う。
子どものころ「花さき山」の絵本に感動し、人に譲ることでどこかできれいな花が咲いているなだなと。譲ることや我慢することで円満に人間関係がすすむことを学んだ。
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」に心打たれる。ホメラレモセズ、クニモサレズ その理想の領域に近づいているってことじゃないのかと自分を慰める。
人が喜んでくれたら幸せ。それは当たり前のことだと思っていたが、そうではない人もそれなりにいるようだ。
とはいうものの、まだまだ達観できない。
デクノウボウとは呼ばれたくない私が私の中にはいる。