ポプラ社図書館部おすすめ!SDGsとつながる51冊。まとめその4
2021年10月から2022年2月まで、ポプラ社図書館部のメールマガジンにて連載していた、図書館部(こどもの学びグループ)のメンバーおすすめのSDGs関連書籍をご紹介する「ポプラ社図書館部おすすめ!SDGsとつながる51冊。」。
SDGsの17つの目標に対して、それぞれ3人が選んだ本を1冊ずつ。つまり17目標×3冊=51冊をご紹介していく連載企画でした。
この企画で取り上げた書籍を、4回に分けてまとめてまいります。
4回目の今回は、目標16、17に関連する書籍のご紹介と、最後に番外編です。
★書影からは各出版社の書誌ページへリンクしています。
SDGsは含まれるテーマがたいへん広範囲に及び、ひとつひとつの目標に対しても様々なとらえ方ができるもの。この連載では目標ごとに本を紹介しましたが、その目標に限らず、ほかのいくつもの目標に絡んだ内容であることが多いと思います。
⑯平和と公正をすべての人に
『ガザ 戦争しか知らないこどもたち』
著/清田明宏
(ポプラ社)
推薦者:R
『武器ではなく命の水をおくりたい 中村哲医師の生き方』
著/宮田律
(平凡社)
推薦者:営業M
『ひとはなぜ戦争をするのか』
著/A・アインシュタイン、S・フロイト 訳/浅見昇吾
(講談社学術文庫)
推薦者:営業N
⑰パートナーシップで目標を達成しよう
「現地取材! 世界のくらし」Aセット(全5巻)Bセット(全5巻)
(ポプラ社)
推薦者:H
『どうぞのいす』
作/香山美子 絵/柿本幸造
(ひさかたチャイルド)
推薦者:M
『ぼくのだ!わたしのよ!』
著/レオ=レオニ 訳/谷川俊太郎
(好学社)
推薦者:編集K
番外編
目標1~17まで、ポプラ社図書館部(こどもの学びグループ)のメンバーが選んだ関連書籍を各3冊ずつ、ご紹介しました。
営業、編集など部署の垣根を越え多くのメンバーに書籍を選んでもらいましたが、同じ1つの目標について本を選んでもらったとしても、選ばれる本は十人十色。それぞれの経験や視点を通したセレクトはたいへん興味深いものでした。
SDGs特集コーナーがある図書館も多いと思いますが、きっと、同じように十館十色(!?)の個性あふれるセレクトになっているはず……。各図書館のSDGsコーナーを覗いてみたくもなりました。
一方で、目標ごとに本を紹介するという企画だったために「この本は確かに目標●と関連するけど、目標〇ともつながるのでは?」「本当はこの本をおすすめしたいけど、どれかひとつの目標に対応していると紹介するのは難しい…」と、迷い話し合い、掲載を断念したものも。幅広い内容が、そして区分けしにくい内容が含まれているという、SDGsの特徴をあらためて実感したのでした。
ここからは<番外編>として、目標ごとにはご紹介しなかったけれどおすすめの、SDGs関連書籍をご紹介します。
●SDGsを知る入り口に
『SDGsのきほん 未来のための17の目標』(全18巻)
著/稲葉茂勝 監修/渡邉優
(ポプラ社)
『これならわかる! SDGsのターゲット169徹底解説』
著/稲葉茂勝 監修/渡邉優
(ポプラ社)
目標の「子ども訳」やターゲットの「挑訳」などを独自に作成し、SDGsの1つ1つをわかりやすくかみ砕いて解説したシリーズです。小中学生はもちろん、大人が読んでも役立ちます。
●生物多様性/環境など
ポプラディア大図鑑WONDA『昆虫』
監修/寺山守
(ポプラ社)
図鑑にはそのほかにも「植物」「動物」「魚」「鳥」「両生類・爬虫類」など多くの種類があります。生きものにはどうしてこんなに種があるのでしょう。自然と生物多様性の謎にふれてみませんか。
★国連生物多様性の10年日本委員会作成のブックリストも参考になります。
●人権/教育など
『28DAYS-運命をかえた黒人たち すべては夢のために』
作/チャールズ・R.スミス・ジュニア 絵/シェーン・W. エヴァンス
訳/北川静江
(バベルプレス)
●ジェンダー/福祉など
『みとめあういのち』
監修/尾木直樹
(ポプラ社)
●福祉/教育/まちづくりなど
『きいてみよう 障がいってなに?』(全5巻)
監修/石川憲彦
(ポプラ社)
★「SDGsのきほん」公式HPでは、SDGsのきほん編集チームが選んだ、ポプラ社のSDGsに関連するおすすめ書籍を紹介しています。
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